ネガコメに耐えられないひとを責めるのはオカシイ。ネガコメを正当化するな!

はてなに絶望しました。もうブログやめます。 - Paper Storm!!!
自分の記事に対するはてなブックマークのコメントが酷くて耐えられないのでブログを止めますという記事。

そしてこれに対する、コメントもなかなかキツイ言葉が多い。

こういった記事、つまりネガティブコメントに対して傷ついたという発言に対しては厳しい意見が多い。じゃあ最初からブログやるなよ、とか、そのくらいで凹んでんじゃねぇ、とかそんな感じのコメントをよく目にします。いや、おれ自身、これまでそう考えて居たのですが、このブクマコメントを見ていて思いなおした。


傷ついたっていいじゃん
俺だってスルー力は大事だと思うし、ネガコメくらいで凹まない強い心ももっていれば良いと思うよ。だけど世の中そんな人だらけじゃないんだよ。”死ね”と言われれば悲しむ人がいるのはオカシイ事じゃない。そしてそれに耐えられなくてブログを閉鎖するのだって普通の事だと思う。文句を言われて傷つくなんて人間のあたりまえの事なんだよ。だからそれでブログ閉鎖した人をさらに追い込むなんて変だよ。


ブログを始めたっていいじゃん
ネットをやっていればネガコメが聞こえてくるのはあたりまえだ、だからネガコメがいやならブログやってんじゃねぇ。って言葉も確かに今のネット世界には当てはまってる。だけど、ブログやりたい!って思いを持ってもいいじゃん。むしろ、ネガコメで傷つくような人でも、自分の思いを考えを発信したい、みんなに知ってもらいたいって思ってブログを始めるって凄い素敵な事じゃないかな。それだけ今ネットという世界は人々に魅力的に映っているということでもあるんだし。


ネガティブコメントは正当化できない
自分の意見を書けば反応があるのはあたりまえ、ネット、ブログをやればネガコメがつくのはあたりまえだ。確かにそうかも知れない。ある程度人を集めるようなブログにはネガコメはつきものです。でもだからって罵詈雑言を正当化はできないでしょ。ネットだからあたりまえ?人に”死ね”って言ってはダメですなんて小学生だって知ってるよ。ネガコメ全部を否定するわけではないです。批判はいいと思う。だけど批判と”死ね”はまったく別物です。


強い人だけが生きるネットに成って欲しくはない
スルー力が足りないならブログ止めろ。強くなれ。って言うけど、俺はスルー力も持ってないし、耐える強さも持ってない人にももっとネットを使って欲しいと思う。もっともっと多種多様な価値観をもった人のブログを読みたいと思う。技術は進化して、今ではだれでも気軽に情報発信できるようになった。だけど情報発信できるのは精神的に強い人だけなんて悲しいよ。そしてそれを責めるなんてオカシイよ。ネットは人類始まって以来、最高の発明だと思う。この世界でみんなが自分の考えや知識を共有することが出来ればどんなに素敵なんだろうと思う。だから俺はネットが好きだ。でも最近は弱い人はブログが出来なくなってきている。そんなんじゃネットのいいところなんて無くなってしまうよ。もっとネットを開放しようよ。



ネットの、人の進化を信じたい。この新しい世界が平和で幸せで居続けられるますように願ってます。