Windows 版 ActivePerl で ImageMagick を使う
ActiveState の ActivePerl を使っていれば、ImageMagick のインストーラーが Image::Magick(PerlMagick)をインストールしてくれる。
手順としては
- 32bit か 64 bit の Windows 版 ActivePerl をインストールする。
- Windows Binary の ImageMagick をインストールする。その際に、Image::Magick もインストールするチェックを付ける。
という手順で簡単にインストールできる。
…が、ImageMagick の WEB サイトには、Image::Magick がどのバージョンの Perl に対応しているか記載されていない。そのため、ImageMagick のインストーラーを実行するまでわからない。
つまり、ActivePerl をインストールする前に、ImageMagick のインストーラーを実行し、Image::Magick が動作する Perl のバージョンを確認する必要がある。
どんな感じかというと
ImageMagick のインストーラーは下図のようになっていて、「Install PerlMagick for ActiveState Perl v51412.2 build 1402」という項目で、利用できる Perl のバージョンを確認する。
2011年12月27日現在、Image::Magick で利用できる Perl のバージョンは、ActiveState が提供している最新版の Perl に対応している。Image::Magick が対応している Perl のバージョンを確認したら、ActiveState から該当するバージョンの Perl をダウンロードする。
古いバージョンの Perl を探したい場合は、このサイトにあるアーカイブからダウンロードすることができる。
Perl のバージョンを確認する
ActivePerl をインストールして、パスが通っていれば、コマンドプロンプトから確認できる。
C:>perl -v This is perl 5, version 14, subversion 2 (v5.14.2) built for MSWin32-x64-multi-thread
ImageMagick をインストールする
インストールする際には、上図のところでチェックをした「Install PerlMagick for ActiveState Perl v51412.2 build 1402」にチェックを入れる。
あとは、実際にスクリプトを書いて、Image::Magick の読み込み時にエラーが出なければ、成功。