買った本

hon-nin vol.04

posted with amazlet on 07.09.11

中川翔子/宮藤官九郎/安野モヨコ/吉田豪/本谷有希子/峯田和伸/中村うさぎ/池松江美/せきしろ/町山智浩/天久聖一ほか 吉田戦車/ジョージ朝倉/青山景/okama/皆川猿時/はまぐちさくらこ/根本敬/白根ゆたんぽ/湯村輝彦/高野華生瑠 松尾スズキ
太田出版 (2007/09/08)
売り上げランキング: 36

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マンガ　
中川翔子＋井口昇「脳子の恋」

マンガ
安野モヨコ「よみよま」

小説
宮藤官九郎「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか（下駄で）」
挿画＝皆川猿時

インタビュー
吉田豪「ｈｏｎ−ｎｉｎ列伝」
第５回ゲスト＝内田有紀

松尾スズキ監督映画、公開記念スペシャル企画！
ｈｏｎ−ｎｉｎが観た、映画『クワイエットルームにようこそ』

小説
本谷有希子「改めて！　ほんたにちゃん」
挿画＝ｏｋａｍａ

小説
峯田和伸「あいどんわなだい」
挿画＝青山景

マンガ
とんだばやし「続いての神様どうぞ」

コラム　大至急本人を！
◎今号のお題「かっこよすぎるだろ！」
扉挿画＝Terry Johnson
又吉直樹（ピース）、松田洋子、田中哲司、洞口依子、岡田利規、堀部圭亮、中村中

中村うさぎ「自分強姦殺人事件」
写真＝梅川良満

マンガ
中川いさみ「脳内つかみどり日記」

小説
池松江美「男性不信」
挿画＝吉田戦車

第１回hon-nin大賞結果発表！
第２回hon-nin大賞募集開始！　のお知らせ

本人日記
みうらじゅん、清涼院流水

小説
泉美木蘭「会社ごっこ」
挿画＝ジョージ朝倉

面白くない話
宮崎吐夢＋河井克夫
宮崎吐夢の「本当にあった面白くない話」

小説
せきしろ「暇殺し」
挿画＝はまぐちさくらこ

小説
天久聖一「自己完結女子大の青春」
挿画＝白根ゆたんぽ

ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選！
たけし、霊能者に会う・事件（１９８７年１０月１５日放送）

読者のサロン
細川徹＋五月女ケイ子「サロン・ド・ケン」

周防正行×阿曽山大噴火（大川興業）
さすらいの裁判傍聴人が観た、映画『それでもボクはやってない』

いやぁ、面白い。
しょこたんの漫画「脳子の恋」は、どこまで原作者の井口テイストが残っているかと思ったら、まんま井口昇だった。改めて、この組み合わせを考えた人は偉い！
内田有紀の吉田豪によるインタビューでは、吉岡秀隆との結婚生活が触れられてなかったのは、ちょっと不満だが、それ以前の彼女の心情がとってもよく分かって興味深い。
そして、峯田くんの「あいどんわなだい」の素晴らしさよ。
この現代版「グミ・チョコレート・パイン」はあまりにも切実で儚げだ。

その同名の新曲もいいなあ。

あいどんわなだい

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銀杏BOYZ
インディペンデントレーベル (2007/08/22)
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　ひとはどうして音楽を聴くんだろう。そして好きな曲と出会うと、どうしてそれを何回も何回も聴こうとするんだろう。いったいそれに、なんの意味があるんだろう。
　好きな曲のことを思うとき、その曲は永遠に僕だけのもののような気がする。ところが再生ボタンを押した瞬間に、曲は終わりへと向かいはじめ、やがて僕の元から消えていってしまうような錯覚に陥る。僕はその曲を再び取り戻そうとする。そしてまた再生ボタンに手を伸ばす。
　日々のさびしさをまぎらわすために音楽はあるんだろうか。ちがう。音楽を聴いたからさびしさが生まれたんだ。　(小説「あいどんわなだい」より）