実用性を求めた結果、アウトドアかミリタリに行き着く

また服の話です。オタクはよく機能とかスペックで物を選びがちで、そういう観点で服や靴や鞄を見ている。

まずゲームで装備を選ぶ感覚に近いから、防御力とか耐久性とかに目が行く。その結果、軍服に至るわけですね。軍隊で使用しているんだから最強だろうと、一番進んでいて性能いいはずだろ、と勝手に解釈している。実際どうかは知らない。

機能で選ぶなら、アウトドアになる。防風防水、軽さ、保温透湿、動きやすさ、快適さ、鞄だったら持ち運びやすさや重量の分散など、だいたいアウトドアギアが最善前を走っている。GORE-TEXだのVibramソールだの、PRIMALOFTだのケブラーだの、身につけるものなんてスペックがいいものの方がいいに決まっているから、アウトドアブランドに行き着く。結局登山系が最強。

ただ実生活においては、軍の耐久性もアウトドアの性能もそんなに必要ない。日頃から訓練をしたり雪山登山をしている人は別として、過酷な環境で生活しているわけではないから、歩きにくい靴を履いていたり寒さ暑さを我慢しつつ、もっとファッション性を高めたって十分やり過ごせる。ただ、あまりそういうのには惹かれないだけで。

柄も装飾もなく、色も地味で使いやすさだけを追求した無骨な軍服の方に手が伸びる。シンプルとか機能美とか、そういうのはよくわかっておらず、そこにファッション性を見出しているわけではない。ただ高性能なものを身に着けていると、なんとなく自分のパラメーターが上がっている気がする。

などと思っていたことがあり、でも最近は自分が好きなものを買って着ているような気がしてきた。好きでもないものを無理に買い揃える必要はないかなーと思ってきた。そうなると知識とかもあまり、自分が好きなもの以外はなくていいかなって。

2025.6.14

自分にもミーハー精神がある。何でも入口はまず流行りものから入るし、あれこれ悪態をつきながらも(かっこ悪い)、流行っているものに直に触れて、それなりに満足したり見せびらかしたりする。

例えば、僕はあれだけ「無いわ無いわ」と言っていた古着のバンドTシャツを今着ている。これはどういう心境の変化だろう。最初はクレイジージャーニーで、古着のバンドTシャツが流行っていることを知った。第一印象では、やっぱり無いわと思っていた。なんか汚そうで。

それからヴィンテージTシャツの波が身近でも観測され、本当に流行ってるんだなーということを実感する。たまたま古着フェスに行く機会があり、古着のTシャツを実際に見る機会があった。現物を見ると、悪くない。店で売られているものだからもちろん汚くも臭くもない。

クレイジージャーニーは、ニルヴァーナのオリジナルが高額で取引されているとかそういう話だった。また、けっこう前だけど、リメイクされたバンドTシャツを着ている若者がバンドそのものは知らないで着ているという話があった。自分が着るんだったら、流行とかデザインはともかく、自分の好きな映画やバンドのTシャツを着るのはいいかもしれないと思った。

というわけで結局SublimeのTシャツを買いました。Sublimeはカナダに居たときに家の隣のカフェでよくかかっていて知った。ラテンアメリカ風の店員がかけていた。それからよく聞いている。Sublimeの太陽のTシャツだったら欲しいかなと思った。

これはきっとミーハー精神だろう。こういうことがよくある。最初はどうかなと思いつつ、よくよく知ってみると自分も興味が惹かれるポイントが出てきたりして、結局その他大勢と同じ流行り物に手を出すとか、そういうことが。強がるなら、自分なりに落とし込んだミーハー精神と言い張ってもいいかもしれない。

2025.6.2

疲れたと思うから疲れた、そんな脳筋みたいなことを言ってみる。実際そんなに疲れていないのかもしれない。案外いけるかもしれない。年を取ったとは言え、ジョギングを1年以上続けて走るのが楽になってきたり、軽い筋トレも続けていたり、食事も十分に取っている。今はもしかすると、近過去より体力があるかもしれない。あとは気持ちだけの問題では。疲れているのは気疲れ、ただ疲れた気がしているだけで、まだまだいけると思ったらいける気がする。眠いときはどうにもならない。

新しいことを覚えたり、何かを思い出したりするにはすごく時間がかかるけど、時間がかかるだけでなんとかなるんじゃないか。少しずつ負荷を上げていけば、今からでももっと先に進めるかもしれないけど、そこまではさすがに求めていない。ほどほどでよし。やりたい人は年齢を言い訳にしなくていいと思う。

もともとあれがしたいこれがしたい思わないたちだから、あれこれやってるだけで気疲れするのかもしれない。それはもう年齢とか体力とか関係ないよな。性格。

去年から何度か東京に行く機会があって、予定を詰め込むと忙しくなるから、一個か二個に留めておくぐらいでいいかなと思いつつ、かと言って特別何かやりたいことや行きたいところがあるわけではないから、機会があっても用事がなかったら結局行かないこともあった。どこかに行ってまでやりたいことって、やっぱりそんなにない。出不精というか足が重いというか無関心というか。

近場だったらもっと気軽に足を運ぶのか。京都だと今二条城でやっているアンゼルム・キーファーのソラリス展というのを教えてもらって、行ってみたいと思いつつなかなか行けてない。6/22まで。京都グラフィーは残念ながら全然行けなかった。

アンゼルム・キーファー SOLARIS

Pocketがサービス終了する

初期はネット記事のスクラップブック的に使っていたが、結局見返すことがなくなりそのうちクリップもしなくなった。それから長らく使っていなかった。一時期はブログのソーシャルボタン(懐かしい響き)にも採用されていたのに。そういえば昔Googleプラスってあったな。

サービス終了前に、自分が何を保存してたのか見てみようと思って久しぶりにログインしてみたら、消えたURLばかりだった。あれ、昔PocketってWebクリップ的に保存するサービスじゃなかったっけ、ただのブクマ?だったらあまり意味ないというか、元ページが消えてると何も見返せない。

「あとで読む」系のものは結局読まないことが多い。YouTubeの「あとで見る」もNetflixの「マイリスト」も全然見ない。リアルタイムで追っかけてるものしか見ない。話題の映画もドラマも、話題が過ぎ去ってしまった後では見ることがほとんどない。一部で本当に見たかったものだけ見る。それ以外の薄ぼんやりとした「あとで見る」「あとで読む」は消化されなかった。そして気づいたときには消えている。

初期に保存したものではこういうのがあった。だいたい2013年から2015年ごろ。

プロカメラマンが教える! 知っておきたい写真のこと100 | ギズモード・ジャパン

写真撮りたての頃によくこういうのを読んでたのかもしれない。内容は覚えてない。

もやさまに学ぶBGMのセンス10~ベトナム・ホーチミン後編~(3月22日放送) - モヤ学ブログ

全然記憶にない。見返してない記事筆頭だろう。昔はiTunesの音源が貼れた模様で、今は再生できない。

鬼畜すぎるLCC「ライアンエアー」に乗る前に絶対に知っておきたい9つのこと - kankeri02

懐かしい。ライアンエアーはアイルランドの格安航空で、基本的に安いんだけど超過料金的なのが高くて難しい飛行機だった。僕は結局乗り継ぎに失敗して乗れなかった。

ニュース30over : 信じられないかもしれないが変な体験した - ライブドアブログ

2chまとめサイトあったな。今もあるらしい。オカルト的なネタが流行った。牧歌的な時代だった。

シェアハウス生活って実際どうよinサンフランシスコ - r1ccha's Blog

シェアハウスの時代だった。読んだ記憶ないけど、この人は今やいやいラジオというポッドキャストをやってるそうな。

美しさの多様性。世界41地域の美女たち | カラパイア

カラパイア、今も更新されているようだ。動物ネタばかりになってた。

パソコンでネットをよくやっていた頃、ブログが流行っていた頃に親和性の高いサービスだった事がわかる。今はもうネット記事なんてどこもかしこも広告だらけで開く気になれない。文字情報はニュースアプリで見たりするのかな、というかもうみんな動画しか見ていないのでは。

同じくWebクリップ的に使えるサービスとしてはEvernoteがある。こちらもけっこう追い込まれている感じで、時代の流れを感じるなー。

2025.5.19

先日夏用肌着としてエアリズムを買い足したばかりなのに、エアリズムはあんまりだっていう話が話題になっていた。

運動着のアンダーシャツとして着るには向いてないっていう話だと思う。特に汗をかく人ほど向いてないとか。普段着としてはどうなんだろ。っていうかどれ買えばいいんだ結局。ドライEXライトは形がアンダーシャツではない。ミレーのメッシュ高すぎ、運動着としてはワークマンのコンプレッションウェアとあったけど、もはや肌着ではないよな。

転売ヤーって言い過ぎ

自分のやっていることを話す機会があって、知り合いの子供に「それって転売ヤー?」と言われた。僕は主に市場(いちば)で仕入れてヤフオクで売ったり店頭売りしたりしているが、知り合いの子供は販売行為と転売ヤーの区別がついていない。きっと転売ヤーという言葉が氾濫しすぎて、製造から正規の販売ルートで定価で売られているもの以外、全部転売ヤーという認識なのだろう。

僕が取り扱っているものは古物だから、確かに製造元から提携業者による販売というルートは辿っていない。個人から直接だったり市場を通じて仕入れ、自ら価格を設定して販売している。仕入元も販売価格もそのときどきで違う。転売ヤーとの違いはなんなのか?

免許を持ってるとか製造元と業務提携しているとかそういうのではなく、自分が転売ヤーではないと言い切れるのは、売り物を買って売っていないから。転売ヤーとは言葉の通り、既に価格がついて売られている物を買って、利ざやを乗せて転売している。僕は「売っていない物、売られていない物」を仕入れて売っている。市場で競りに出されるものは、価格がついておらず一般消費者に向けて売られている物ではない。売り物ではないものを業者が買い取り、査定して、時には修繕して価格を設定して、売り物にしている。だから転売ヤーではない。

ややこしいと思うかもしれないけど、売り物を買って売ったら転売行為、売ってない物を仕入れて売るのは販売行為、僕はそういう認識でいるから、転売ヤーではないという話になる。

2025.5.16

ジークアクスのネタバレが困る

水曜日からツイッターを開いてもはてなブックマークを開いてもジークアクスのネタバレでもちきり。僕はNetflix勢だからジークアクスは金曜の夜8時以降しか見れない(10時でした)。もう既にいろんな情報が入ってきている。読み込んでいなくてもパっと見で。どうすべきか、NGワード設定みたいなのめんどくさすぎる。あと、これだけ事前に話題になっているといざ金曜日に見た時に時代に取り残された今更感がぬぐえない。

ジークアクスはやっぱりカラーのシン・ガンダムとしか言えない。プロが本気でやるガンダムの二次創作ヲタ的作品となっており、ガチヲタが喜ばないわけがない。まだ5話が見れてないので4話のネタバレになるけど、ファーストガンダムに登場するマグネットコーティングのモスク・ハン博士を出してくるのとか、オタクしか喜ばない。ファーストガンダムで初めてマグネットコーティングが搭載されたときのガンダムの動きは、これはもうロボットの動きじゃないと思いましたね。

5話ではZの履修が必須科目となったそうですね。これまでファーストだけ見てればなんとかついてこれたのに、Zまでとなるとジークアクスから入った人は履修科目がいっぱい増えて大満足ですね。僕はファーストガンダムは劇場版派だけどZはテレビ版派なので、どうぞテレビのZを見てください。でも今一番ガンダムを見てるのは新規参入組よりも古参が見返したくなった再履修組だと思う。

復活したtani.fmを聞いていて

最新回は写真共有サービスの話題だった。「みてね」という子供の写真を祖父母に安全に共有するためのサービスがあることは知っていたが、mixiが提供してるそうな。ポッドキャスト内では家族間共有以外の用途で使える「みてね」の類似サービスが欲しいと言われており、今のところLINEアルバムに代わるものがなく使いにくいそうだ。

僕はLINEアルバムって一回しか使ったことないんじゃないか。そもそも写真を共有することが全然なく、あっても結局Googleフォトを使っている気がする。LINEアルバムに限らず、LINEにまつわるサービスを全然使っていない。LINE自体あまり使っていない。LINEニュースとかLINEゲームも今も使ってる人多いのかな。このへんはもしかすると世代なのかな。今の30代ぐらいに多いとか。

ニュースとか、僕は結局はてなブックマークとGoogleニュースしか見ていない。Google依存度が高いGoogle世代かもしれない。スマホゲーは今は全然やってない。特に単純作業みたいなゲームは労働している気分になってしまう。