交響詩篇エウレカセブン 第15話「ヒューマン・ビヘイヴュア」

サブタイはbjorkの「Human Behaviour」からだと思われる。
それはさておき、面白かった。ただ話の中で色々な事が起こり過ぎてちょっと書き切れない感じなんで、エウレカに関する部分だけ。

エウレカのスカートはアラシ並の防御力。…あ、いやっ冗談!!!11

ここにきてレントンがニルヴァーシュを自在に操れるようになった事で、エウレカは自分の大切な物を奪われてしまったように感じ、結果的にレントンは自分に冷たくするエウレカに不満を抱く、っていう展開だと一瞬思ったんだけど、良く考えてみればレントンが遊んでいたおもちゃが、「戦いを楽しむようになったレントン」の隠喩なのかも知れない。
そうすると望まないままに辛い戦いを続けて来たエウレカが、レントンの戦いを楽しむ姿勢に対して悪意を抱くのは無理からぬ事のような気がする。同時に「こんなのニルヴァーシュじゃない」(うろ覚えだけど)っていう言葉の示すところは、レントンの手足のように動くニルヴァーシュが、やはりレントン同様戦う事を楽しんでいるからという事になり、エウレカがニルヴァーシュに触れようとしない理由も納得できると。

で、推論ばっかりで申し訳ないんだけど、俺がミスリードしていないとすれば、次はやっぱり「人を殺している事」に向き合うんでないかなぁ、と思うわけですよ。
最後のおじが軍に連行された事も知らずに、おもちゃを眺めながら「何か出来る気がする!」って自信を漲らせるレントンは、確実に近い将来挫折を味わいそうなのは確かだし。

なんつってもミスリードしまくりだとは思うんで(そもそも観た5分後とかに書いてるし)、あっさりレントンがエウレカへの愛だけを理由に和解するのかもしれないし、そっちの方が日曜朝のアニメとしては面白いのかも。
まぁ、「僕が1番ニルヴァーシュを(ry」ってならなければ何でも良いです。