レモネード飲みたい

できれば炭酸の

言われたかった言葉

お久しぶりです。

久しぶりすぎて、どう初めていいのかわからない。

最近読む本たちが面白すぎるから、このブログを開けました。

何かを文字に起こしたくなって。

でも人に貸すことが確定したので、一回黙っておきます。

読んでよって言ったら、「読みたい」って言ってくれる人がいることが本当に嬉しい。

読み終わったら感想会したいな、なんて。

 

そういえばいつの日か、授業で読んでいた文庫本を、仲の良い先輩に貸してほしいと言われまして。

貸したら爆速で返ってきたのには驚きました。

感想会したいー!って頼まれたやつ。思いのほか忙しくて、できなかったことを今少し悔やんでる。

 

そんな先輩からお勧めされた本も読んだわけです。

きっと面白いんだろうなと思いながら、やっぱり期待を裏切らない、素敵な小説でした。

バンドの話を読むつもりはなかったのに、最近読むどの本も、音楽の話が出てくるのです。

かつ、登場人物にブログがらみの話が出てきて、運命感じた。もはや。

とりあえずこの本は先輩と感想大会をしてから語ろう。次に私が先輩に貸す本は決めているのです。

で、もし時間があったら、交換ノートのようにブログを書きまくっていた本好きな彼にもおすすめしよう。そうしよう。

と思ったけどこれ電子で買ったから、貸し出せやしないか。

 

まあとりあえず、学校で貸す本を読んでみてほしい。

ちょっと読むのに心が痛い気もするけど、でもね、なんかほんの少しだけ、ほんの欠片だけ、私たちのバンドみたい。

そんなことを本を読みながら考えた。

本当に身の程知らずでおこがましいなとも、同時に思った。

 

学校に帰れば、冬に読んだ本を紹介しようの会が開催されるらしいのです。

来年はどんな一年になるかな。

今年の初期と今で、考えていることが180度くらい変わっているものだから。

誰かと仲良くなっても、その子と距離が開いて。また元に戻ったり、元より仲良くなったり、戻らないままの子もいたり。

そうやって、変わっていく関係性の中を練り歩いている。

幸せすぎると怖くなるのは、溢れんばかりの喜びをいつも誰かから貰っているからだと思う。

今あるものが消えていくことを想像するのは、こんなにも怖い。

ひとりじゃ生きられないことを本当に気がついたのは、ひとりじゃなくなってからだった。

 

影で頑張っている人がいることを、自分が頑張ってみて初めて知った。

仕事ができる人ほど褒められない。

返信が速いことが普通だと認識されるから。完璧が当たり前になっていくから。

やるせないけど、そんな感情も全部文字とか、音楽になればいいやって思う。ドラムが言っていたようにね。

私が誰かに対して「頑張ってるな、凄いや」と思うように、誰かも私にそう思ってくれているかもしれない。

だから今はただ信頼できる人に、一緒に頑張ってくれてありがとうと伝えたい。

 

最近後輩が、目を輝かせながらこんなことを言ってきた。

「先輩たちの演奏が凄くかっこよくて、私もバンドやってみたいって思いました」

部員数を答えると、軒並み先生たちに驚かれるくらい、巨大なグループにまで成り上がった。

気難しいと言われる先生を、何人も味方にした。

先輩!と慕ってくれる後輩も、有難すぎるほど沢山できた。

だからこその問題も山積みだけど、それでもこの言葉は、それを全部吹き飛ばせそうな力を持っていた。

軽音部を作りたい、ライブをしたい。

そんなひとり言を現実にできたのは、間違いなくその夢を一緒に見てくれた人がいるからだ。

幾多の先輩のバンドに影響を受けた私は、いつか自分もそうなりたいと夢見ていた。

あの先輩みたいに楽しそうに演奏したい。それが今も根付いていることに驚いたりする。

そして自分よりも暴れた人と舞台の上で目が合う瞬間が、こんなにも楽しい。

 

「私たちの演奏を見て、バンドがしたくなった」

この言葉を、私はどこかでずっと待っていたのかもしれない。

 

ここまで頑張ってくれて、私のことを大切だって言ってくれて、本当にありがとう。

これからもどうか、一緒に頑張ってくれると嬉しい。

……なんちゃってね。