くるんちゅ日記

1991年生まれ、統合失調症、専業主婦。日常を綴ります。

【ジャンル雑多】わたしが創作活動をする上で影響を受けた作品を紹介します。

こんにちは、くるんちゅです。

 

今日は、わたしが絵や文章を書く上で参考にしたり、影響を受けた作品を解説や感想とともに紹介して行きます。

 

 

興味がある方は、覗いていってください^^

 

 

 

では、どうぞ。

途中アマゾンのリンクが貼ってありますが、クリックしてしまうとわたしが喜んでしまいますのでご注意ください。

 

 

 

スピッツの音楽たち

 

初めて聴いたスピッツの音楽は「春の歌」か「遥か」だったでしょうか。小学生の頃だったと思います。

あまりの音の美しさ、強烈なのに尖りすぎない個性に一瞬で虜になりました。

それから15年ほど、スピッツの曲を聴き漁りました。

そして、聴けば聴くほど、難解で想像力を掻き立てる繊細で妖艶な歌詞にもう完全にやられてしまいましたね。

 

わたしが特にお気に入りのアルバムを紹介します。

解説付きです。

 

 

三日月ロック

三日月ロック

 

 

全ての曲の完成度が高い名盤ですが、特にわたしがお気に入りなのは2番目の「水色の街」、8番目の「海を見に行こう」でしょうか。

季節の空気を柔らかく孕んだ名曲です。

絵に季節の空気をぬりこめることを教えてくれました。

 

空の飛び方

空の飛び方

 

 

特にお気に入りなのは7番「ラズベリー」、11番「サンシャイン」です。

ラズベリーを聞いていると、キュートでおてんばで、お誘い上手(笑)な女の子を主人公にした漫画を描きたくなります。

サンシャインは、思い出の中の夏の昼下がり、気だるくてほんのりセピア色の空気を感じます。

雰囲気の違う2曲ですが、どちらも夏に聴きたいですね。

 

 

ハヤブサ

ハヤブサ

 

 

7番の「8823」。

スピッツには比較的珍しい、魂を隠さない直球ロックで強い音に気を取られがちですが、詞もしびれます。

「クズと呼ばれても笑う」、「君を不幸にできるのは 宇宙でただ一人だけ」…

突き抜けるほどの才能を感じる言語センスです。

 

 

 

 

山田詠美の作品

 

詩的な、そしてあまりにも音楽的な文章を書く方です。

彼女の作品は過激な性描写が取りざたされることが多いですが、子供の淡い恋、大人になりかけた高校生たちの元気はつらつな、ときにちょっと怖いような作品も多数書いています。

はじめて読んだ作品は「ひよこの眼」でしたでしょうか。

恋をするにはあまりにも幼すぎる二人の夕方のデートのシーンで、わたしと彼がいちばん、せつないと思った。なんてこわれそうに純粋な恋でしょう。

 

晩年の子供 (講談社文庫)

晩年の子供 (講談社文庫)

 

 

 

 高校生の小説も紹介します。

 

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

 

 こちらは女子高生たちの背伸びした恋愛を描いたチャーミングな短編集です。

南の島の恋、三角関係、大人になっていく少女たち。

きらきら輝いた少女たちの日常をそのまま切り取りロマンティックな言葉で彩った最高にキュートな短編集です。

 

 

よしもとばなな「ハネムーン」

 

ハネムーン (中公文庫)

ハネムーン (中公文庫)

 

 

こちらの作品からは、きよらかな自然と一体化した命の幸福な空気を描写することを学びました。

生きることの痛み、よろこび、すべてがこの小説に詰まっています。

わたしにとっては宝箱のような作品です。

 

 

寺田克也「ラクガキング」

 

寺田克也ラクガキング

寺田克也ラクガキング

 

 

日本が誇る絵師、寺田克也氏のラクガキがひたすら1000ページぎっしり詰まった鬼のような本です(^^;)

ラクガキといっても神絵師なので、発想やデッサンや構図などとても参考になります。

ちょっとスチームパンクっぽい雰囲気が素敵です。

 

 

高橋しん「最終兵器彼女」

 

 

最終兵器彼女全7巻 完結セット  (ビッグコミックス)

最終兵器彼女全7巻 完結セット (ビッグコミックス)

 

 

 

詩的なモノローグと退廃的で物悲しいストーリーが胸を締め付けます。

構図や人物の生々しい心理、背景の描写は圧巻です。

そこに高校生のふたりの不器用な恋がみごとに調和しながらもしっかり主役に添えられていて、その構成力も目を見張るものがあります。

絵からは、影を青くすることや彩度を落とすことなどを勉強し影響を受けました。

 

永山裕子氏の作品たち

 

永山裕子の透明水彩 Watercolor Masterpieces : Works of Yuko Nagayama

永山裕子の透明水彩 Watercolor Masterpieces : Works of Yuko Nagayama

 

 水彩画家の永山裕子先生の教本はいくつか持っています。

 

透明水彩の50作品とキーワード

透明水彩の50作品とキーワード

 

 

 なかでもこちらの50のキーワードからは学ぶことが多いです。

美しい水彩画の中にことばたちが散りばめられた構成となっています。

 

 教本ではこちらがおすすめです。

水彩教室 透明水彩なるほどレッスン―プロが教える水とにじみの生かし方 (新カルチャーシリーズ)

水彩教室 透明水彩なるほどレッスン―プロが教える水とにじみの生かし方 (新カルチャーシリーズ)

 

 

 

水彩入門 透明感を生かして描く (新カルチャーシリーズ)

水彩入門 透明感を生かして描く (新カルチャーシリーズ)

 

 

 

いわさきちひろ先生

 

 

ちひろの絵のひみつ

ちひろの絵のひみつ

 

 こちらは技法書ですが、絵本の挿絵など多彩な活動をしておられました。

こどもを描きつづけ、若い頃に経験した戦争から命の大切さを見出し、いのちの輝きを見つめ続けた偉大な画家です。

 

戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)

戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)

 

 

 

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いかがでしたでしょうか。

 

 

本や音楽はわたしの心の栄養です。

 

私は今、もっと素敵な作品を生み出せるように栄養をためています。

 

 

十分休養したら、またパワーアップして帰ってきたいですね(^0^)!

 

 

 

それではまた(^^)ノ〜♩

 

 

 

 

 

 

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