高齢者の闇バイト

年末になると今まで以上に防犯意識を高めるためのニュースが目立ち、市のHPからも防犯に関するお知らせが増えます。

世の中に不安を与える闇バイト強盗事件や詐欺話も後を絶ちません。

 

我が家の近所で、夜に暗がりの中、よそ様の家の駐車場に居て明らかに何か周辺の気配を探っているような人影がありました。

昨晩29日の事です。

一見警察官のような恰好をしている年配者か高齢者でした。

不思議に思い、「どうかしましたか？」と声掛けをしたところ、「人を待っているだけです。」という返事でした。

こんなに寒い夜に、住宅街の、しかもよそ様の駐車場で人を待っている！

近くに営業中のコンビニも、スーパーもありながら、わざわざ寒い外で人待ち？

何だか違和感があり、暫くしてからその場に戻ると、その高齢者（年配者）はそこにはいませんでしたが、20メートルほど離れた新築住宅工事現場の中に入ってウロウロしていました。

何かを見張っているとしか思えませんでした。

マスクをして、やはり一見すると警察官と見えるような恰好でしたが、明らかに警察官ではありませんでした。

近くの警察署に連絡し、パトロールの強化を依頼しようと思っています。

一応、私も気になるので、翌日改めて夜間に散歩を装い家の近所をウロウロとしてみましたが、同一人物と思われる人はいませんでした。

暫くは、夜間に散歩を装って、近所をウロウロして見ますが、その高齢者か年配者と会わない事を願います。そして、私が不審人物に思われないように気を付けます。

 

PCで闇バイトを調べていると、シニア層の闇バイト、私と同年齢の古希を迎えたグランドシニアの闇バイトも存在するようです。

自分よりはるかに年下（多分）の犯罪者の手先となって、小間使いの闇バイトに手を染めるシニア、グランドシニアは、どんな心境なのでしょうか？

65歳で現役を引退し、その時に引き続き同じ職場の手伝いを依頼されたときに、断った理由の一つが、今まで自分が指示をしてきた若い部下の指示で働くことなど考えられない事であるという料簡の狭さというか、心の狭い私には、とても我慢ができない事だと思いました。

他にも週4日以上平日に働きたくない、東京に週一回出ていくのが嫌だという個人的なワガママというか、リタイア後の事情もありましたが、若い元部下の指示に対して、なんだかんだ文句を言いそうな老害高齢者になる自分が容易に想像もできました。

 

それはともかく、ウロウロしていた年配者が闇バイトとは決めつけられませんが、もしそうであったら、怒りとともに、切ない気持ちにもなってしまいます。

二度と会わない事を願うばかりです。

2024年12月30日