くまくまさんの時間は魔法だね

2019年3月26日生まれの息子くんの成長記録。大人になった時に読み返してくれると嬉しいです。

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【会話】定型児と異なる発達ペースがもたらす育児の喜び

photo by 写真AC

くまくまさんです。

 

息子くん5歳8か月。自閉症スペクトラム障害、軽度知的障がい。合言葉は「まみむめも」。

 

息子くんはその特性ゆえやはり同年代の子に比べて知的に遅れを取っているため、ひらがなが読めません。教育カリキュラム的にひらがなは小学生になってから勉強するものであり、未就学児のうちに予習しておくものではないとは聞いていますが、実際のところ子供たちは大抵がひらがな、あるいはカタカナくらいまでは読めたうえで進級するのが識字率の高い日本においてはもはや当たり前です。初老を迎えた私ですら親曰く、「あなたは保育園の頃から自分で絵本を読めたからね」と証言あるくらいですから今の子はもっといろんなことを理解できるのでしょう。

会社の後輩の姪っ子なんてかつて3歳にして二股をかけている男をあざけわらう恋愛話ができたそうです。「最近の子は早いから」では済まされない理知的なコメントと哀愁。ダーウィンの進化論もびっくりの人間本来の進化を感じて驚きを隠せませんでした。

さて、うちの息子くんもそれでもなんとなく最近はひらがなに興味があるらしく、家にあるひらがなドリルに向かう姿を見かけるようになりました。

特に好きなのが「まみむめも」と「なにぬねの」です。

よりにもよって画数が多く複雑な書き方をしなくてはいけない文字を選んでしまったなぁという印象でしたが好きこそものの上手なれ。それなりに読めるようになりました。療育、あるいは保育園で覚えた歌があるようでそれが「な」行、「ま」行のようです。書くのもそれなりに積極的にやろうとしてくれます。療育でも「興味がある今のうちにたくさん覚えてもらいましょう!」と前のめりになってくれるくらい大チャンスな時期のようです。

大人が一般的に考える(おそらく実績もある)「書きやすい」とか「覚えやすい」は例えば「さ」行であったり、「か」行だったりするらしいですが、「好きだから」が先行すると難しいとされる書き順のひらがなも簡単に覚えられてしまう、そんなポテンシャルが子供にはあるんだと改めて思い知らされました。

同時に数字もかなり理解し始めていて2桁の数字もそれなりに言えるようになりました。指折り数えながら左手が「1」で右手が「6」なら「じゅうろく」です。数字が急激に読めるようになったことでいつの間にか「99」なんてサラッとで読めるようになっているのでびっくりしています。

「30」「50」とかだと「3じゅうゼロ」なんて言ってしまうけどそれはそれで可愛いです。

それに合わせて会話も少しずつできるようになっています。

保育園や療育で何を体験してきたかあるいは何を食べてきたかなど聞くとそれなりに答えるようになりました。

「う~ん」とか「ええと~」となんて親の反応を見るふりをしながら一生懸命思い出して「風船して遊んだ」「楽しかったの」なんてコメントをしてくれるので会話が出来ている感でとても満たされる日々です。

 

定型児があっという間に過ぎ去り、クリアしていったであろうその微妙な変化。それをゆるゆると体験しながら我が子なりの成長を頼もしく思います。

 

 

 

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