こゆの読書と美術の備忘録

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【美術館】生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展(大分県立美術館)

概要

会場・期間

会場:大分県立美術館

会期:2024年12月7日(土)~2025年1月23日(木)

企画展開催概要

別府市出身で、「竹芸」分野初の人間国宝に認定された生野祥雲斎。本展では、生誕120年・没後50年を記念して、その作品の全貌を展示し顕彰します。唐物風の初期作から、古典的構成に櫛目編を新たな感覚で取り入れた技巧的な作品群、さらに櫛目編を大胆に用いた彫刻的な作品や、晩年の竹の素朴な美しさや力強さを生かした作品まで、幅広い作風の展開をご紹介いたします。

( 生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展 | 展覧会 | 大分県立美術館(OPAM))

 

www.opam.jp

展示作品

したたれ編仿古花籠

 生野祥雲斎が21歳の時の作品です。

 編み目細かく、したたれ編など複数の編み方で編まれています。

 形状は中国の古い青銅器を模していて、緩やかで大きい竹の形が見える他の作品とは違った印象を受けます。

 近づいて見ると精密な編み目に驚かせられます。

時代竹編盛籃 心華賦

 花をモチーフに製作されています。底の花の形状の広がりを竹でダイナミックに表現されているところが魅力的に感じました。

 竹ならでは作品の良さを感じられて楽しく鑑賞できました。

まとめ

 大分を代表する竹工芸家である生野祥雲斎の作品を多数鑑賞できます。

 しならせた竹のゆったりとした形状からなるダイナミックな作品から、緻密に編み込まれた作品まで様々面白く鑑賞できました。

 生野祥雲斎の作品の歴史も追いかけることができますので、そういった点に興味を持って鑑賞するのも一つの見方だと思います。

 ご一読ありがとうございます。

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こちらでいくつかの作品を3Dで観ることもできます。

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