瀬野航太のF.I.R.E.生活(ロードバイク、資産運用)

地方公務員21年勤務、民間勤務1年を経験。23年間の資産運用の結果44歳でF.I.R.E.達成。現在49歳の専業個人投資家(テクニカルアナリストCMTA)をしつつ自転車ロードレース、自転車旅を楽しんでいます。

沖縄一周、チェーンルブ、エア補給はどうするか?

いつかは達成したい日本一周。実際には1回で回るのは難しいので、分割しての挑戦を3年ほど前から時間を見つけてやっています。ただ、2024年はなかなか時間が作れずどこも走っていませんでした。そんな中、レースの方は、それなりにがんばって参戦していますし来年は、50歳以上のクラスに昇格するのでもっとがんばろうと考えています。そうなると問題なのは、冬のトレーニング。私の住んでいる北陸は冬は、寒いし1回積雪すると1週間ぐらいは走れないことがあります。そこで考えたのは、冬期間にトレーニングがてら沖縄一周をやることでした。

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日程、航空券、宿泊先でのロードバイクの保管については目処が立ちました。次の問題は、チェーンルブとエア補給です。前回、四国一周サイクリングの時は、10日間と言うことでエア補給については、概ね3日に1回で、イオンバイク、高知空港、道の駅で空気入れをお借りしました。沖縄ではどうするのか? ググってみると、四国ほど空気入れを借りられるスポットはないようです。そこで四国一周サイクリングのあと、私が導入したのが今、急速に普及が進んでいる小型電動空気入れ。これを持っていくことにしましたが、私が購入した頃は空気圧を表示する機能はついてなかったので現在の空気圧は分かりません。ここは手でタイヤをつかんで圧力を把握するという運用にはなりそうです。

一応、これで空気入れについては、解決を見るはずだったのですがこの電動空気入れ、私の場合はシンクロエクステンダーを使っている関係なのか、メーカーが公表しているスペックまで空気圧が上がらず、且つ1本しか空気を入れることが出来ません。おまけに航空機に乗せるわけですし、元から空気をパンパンに入れておくのはリスクはあるわけです。現地に着いてから、まず1本空気を入れてすぐにモバイルバッテリーで電動空気入れを充電し、その間に飛行機輪行袋をコインロッカーに預けるなど身の回りのことをして、充電完了を待って残りのもう一輪に空気を入れると言うことになりそうです。ただ、この電動空気は20分ほどで充電が終わりますし、ちょうど良い塩梅かもしれません。


 
電動空気入れ、私のタイヤとは相性が悪い?


ただ、この電動空気入れも万能では無くてホイールとタイヤの相性によっては、ビードが上がりきらないことがあります。私のプロペルのホイールとIRCのASPITE RBCCがまさにそれです。通常のフロアポンプでも上がりきらないことがあって、石けん水やシリコンオイルを塗布することがあります。ただ、今回はTCRなので比較的相性は良いのでそういうことはなさそうですが、万が一のことを考えてCO2ボンベは数本持っていく予定です。

プロペルには常時2本のCO2ボンベが取り付けてある。

次の問題は、チェーンルブです。チャーンルブは可燃物なので基本的には航空機への持ち込みは出来ません。以前、沖縄のセンチュリーライドなどに出た時は、事前にロードバイクを佐川急便で送るなどしていたので問題はなかったのですが今回は、全て飛行機輪行なので持ち込み不可です。今回、全走行距離が600km程度なので粘度の高いチェールブを使えば、無注油でも走りきれるとも考えているのですが途中で降雨に会えばそのプランは崩壊します。やはり、どうしてもチェーンルブは必要です。沖縄で現地調達して、使い切れなくても沖縄で廃棄するか? 現地調達して、お土産などを宅急便で送る時に一緒に送り返すか? なども考えましたが、あまりパッとしません。特に使い切れなくて廃棄というのは普通にもったいですね。私の元友人は、目薬容器にチェーンルブを入れ替えて持ち込んでいたようですがそれは普通にルール違反なわけでして、それは僕的にはNGです。ちなみにその方、電気主任技術者で電気の安全保安の仕事をされているわけですがその話を聞いた時、少し寒気がしました。そういう安全管理意識の方が安全保安に携わっていることに。


困った時は、先人の知恵とAIに調べてもらうと言うことで、調べるとありました。情報をまとめてくれている方が。それによると、国交省でガイドラインもあるようで引火点の温度によって機内持ち込みが可能な場合があることが分かりました。引火点と着火点、これは危険物の資格試験でよく引っかけ問題で出てくるものです。ちなみに引火点は、簡単にいうと火種があった場合その液体が燃焼する温度ですね。たぶんw そして、それを証明するための書類がSDSと言うものです。以前、水道局にいた頃水源の河川に農薬を満載したトラックが転落したことあります。その時、トラックの運転手がいち早く提出したのがこのSDSという書類でした。これを役所の化学の専門家が見て、水溶性ではないので直ちに問題はない。ただ作業中は念のため取水は停止。という判断をしたのを記憶しています。薬品だけかと思ったら、オイル関係にもあるんですね。そして、今回機内持ち込みが可能なチェーンルブは60℃を超えるものが対象のようでした。

そして、SDSに関しても問い合わせれば提供してくれる会社、ネット上で公表している会社もありました。これを元にチェーンルブは持ち込めば解決は出来そうです。一安心。