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2012年 09月 03日
まず、本題の前に、大手メディアに流される「あわれな」ミーハーたち(政治家・小泉竹中の騙すターゲットにされたB層市民など)とは違って、私は全く橋下氏のことは評価していないし、世の中の大きな流れの中では、大した要因を与えるものではないと思います。
、、、だから、ほとんど彼を話題にしない理由です。 あと、なんとか小沢さんが「頼み込む」形で相対的に貶める効果を狙っているのであろう、大手メディアの「小沢が組みたがっている」というのも、きちんとした大人の分別のある人間なら「社交辞令」と「本音」を取り違えるハズもありません。 私は、橋下氏が小沢さんと会った際、(橋下氏のほうが)ベタぼめした時の、対する小沢さんの言葉を聞いたときから、基本的に「距離を置いている」からこその、無難な表現(大人の社交辞令)をしたのだろうし、それを多額の給料を貰っている大手メディアの政治部の記者とか論説がおかしな解釈をするのは疑問ですが、「共通する“と・こ・ろ”もある」という発言のニュアンスからして、単純に「あえて、自分から敵対する必要もない」程度の相手だということです。 (ニュースの「小沢側が連携を望んでいる」と表現したがるのは、どういう効果を期待しているのか、はたまた新手のイメージ・ダウン作戦なのか・・・) と、いうことで、選挙が近づくにつれ、メディアの希望とは裏腹に、どんどん小沢ー橋下の距離が遠ざかっていくことからも、大手メディアの希望的解釈よりも、私たち大人の「常識」のほうが正しいことが裏付けられています。 ところで、本題 前回、霞ヶ関の官僚さんたちが『売国奴』だというお話をしましたが、今回取り上げる「小沢、独島放棄」のガセ情報についての話題です。 もう、すでに小沢さん本人も韓国の政府の「公式見解」としても、「そんな話はありません」ということで、メデァイがガセ情報を出して騒いだだけだという結末です。 でも、過去の多くの騒動と同じで、全く「誤報の謝罪」を、どの社もやりません。 むしろ、情報の一人歩きを増長して、なんとか小沢さんへのダメージを、少しでも大きくしたいという思惑から、あえて(どの社も)大きく否定しないようです。 今回の騒動を違う視点でみてみると、「小沢さん」という人間が、むしろ(対外的にも)国益にとって大事な人物だということが、皮肉にも証明されたようです。 どういうことかというと、例えば昨年の菅政権での「尖閣諸島」とか、今回の野田政権下での「竹島」「尖閣上陸」など、急に近隣諸国との関係が悪化してきました。 民主党や小沢さんを批判する人、マスコミ、知識人などの論拠は >近隣諸国との関係を悪化させた この事が、もっとも批判の中心にあると思います。 例えば、今回の小沢さんの発言だと報じられた「ねつ造報道」について、仮に、菅直人氏や野田総理の「発言」だとしたら、果たして、韓国政府がわざわざ正式な形で「否定」の見解をするでしょうか? 相手国の総理にしろ、それが過去に「どう言った」ということが騒ぎになったとしても、(野田政権だからこそ「挑発」で上陸したりするのだということで)そんな発言が実際には無くても、「相手側の弱体化」につけ込むという思惑からも、「さぁ、知りません」と言うでしょう。 これは、菅政権についても「従米路線」がハッキリしていたので、同様でしょう。 要するに、アジアの近隣諸国にとっては、小沢一郎という政治家に対しては、重要だということなのか、個人的な信頼関係が強いのか、いずれにしても「誹謗・中傷」にも、迅速に対応すべき相手だということでしょう。 まぁ、マスコミも反小沢派にしても、「近隣とのモメごと」を批判している以上、その国と仲良くできる可能性が高いことが証明されました。 「国益」を言うのなら、このように東アジアのリーダーが信頼している人物を排除しようとする人たちは、やはり「売国奴」の一味だと言われても仕方がありません。 さて、 では、今回の騒動は誰が起こしたのか? ヒントになるのは、鳩山政権時代の「駐米大使呼びつけ」騒動が似ているケースでしょう。 「クリントンが駐米大使を呼びつけたのは大嘘,マスコミの世論誘導工作」 ttp://jiyugaichiban.blog61.fc2.com/blog-entry-634.html この時は、米側の公式見解として「藤崎大使が、勝手にやってきた」とのこと。 ーーーーー 【国務次官補】 一問一答 --クリントン長官が日本の(藤崎一郎駐米)大使を呼び出したそうだが。 「大使がキャンベル次官補とクリントン長官に会いに来た。会談で、大使は米軍再編問題はもう少し時間がかかると話した。われわれは現行計画が最善だとは思うが、日本との協議は続けていく」 --大使が「会いに来た」というのはどういう意味か。(米側に)呼ばれたのではないのか。 「彼は呼ばれたのではない。実際には、彼の方からわれわれに会いに来た」 --コペンハーゲンで(鳩山由紀夫)首相が「長官から普天間問題で理解を得られた」と述べたことを、長官が問題視したと日本メディアは報じている。確かか。 「私はコペンハーゲンで長官と一緒だった。長官は会合に向かう途中で首相と会った。デンマーク女王主催の晩さん会でも話をしていた。詳しい内容は分からない。だがこれらの問題はわれわれにとって重要で、日本政府と協議し続けることははっきりしている。米軍再編の現行計画が沖縄の負担軽減と日本防衛、地域の安全を維持する最善のものだ。昨日、日本からもらったメッセージは、単に(この問題は)もう少し時間がかかるということだった」 (米国務省ホームページを和訳) (琉球新報) (略) 大雪の天候の中、わざわざ藤崎大使が、普天間の結論を先送りするということを伝えるために、なかなか会えないクリントン国務長官に面会を求めたものでした。 (略) 言えることは、官邸の指示ではなく、外務省の指示か藤崎大使のワンマンプレイのどちらかということです。 ワンマンプレイは考えられず、外務省の指示か許可を得た行動かが妥当なところでしょう。 ーーーーー そして、私たちはテレビ映像では、(大使が記者を集めたうえで)「アメリカが怒っている」ようなニュアンスを記者にスリ込んだというのが、この事件の真相なのです。 あと、最近では「放射能つけちゃうぞ」とか、ありもしない会話を大手マスコミが「ねつ造記事」をもとにバッシングして、大臣を辞めさせた「ペンの暴力」のきっかけにしようという意図もあったのでしょう。 そういうことで、今回の「小沢、独島放棄」報道も、「外務省」要するに霞ヶ関が絡んでいるのだろうという匂いは最初から感じていましたが、次に、それを客観証拠で証明していきたいと思います。 先ほども述べたように、韓国側が目的を持ってニセ情報を流したのであれば、わざわざ韓国政府が「否定」するのは矛盾します。むしろ「沈黙」することが最も効果が大きいので、韓国政府の「否定」は、信憑性が高いでしょう。←自身の感情的な影響から「あいつらはウソつきだ」と、どうしても客観的・冷静な分析のできない人は、これから先、読むだけムダなのでやめましょう(笑) 真実が何かに興味がある人だけ、以下の文章を読んでいただければと思います。 私が最初に騒動を知ったのは、阿修羅の 【記事A】 「小沢氏が2009年の訪韓時に「領有権放棄」を表明していたと韓国のテレビが報道 真偽不明」 ttp://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/146.html ーーーーー ○小沢氏が「領有権放棄」表明と韓国のテレビが報道 真偽不明 韓国紙、東亜日報系のテレビ局「チャンネルA」は29日、島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権問題に絡み、2009年12月にソウルを訪問した当時の民主党幹事長、小沢一郎氏(現「国民の生活が第一」代表)が李明博大統領に「自分が総理になれば(竹島の)領有権を放棄する」と述べていたと報じた。真偽は不明。 小沢、李両氏の会談に関与した外交消息筋の話としている。小沢氏は一方で、島根県の漁業者が竹島周辺で操業できるように求めたという。(共同) □ソース:産経新聞 ttp://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/kor12083000550000-n1.htm ーーーーー この直後、小沢さんは、 >「私は記者会見などで尖閣諸島と竹島はわが国固有の領土であるということを何度も申し上げている」と述べ、報道内容を否定した。 【記事B】 「小沢氏、韓国紙の「竹島領有権放棄発言」報道を否定 (産経新聞)」 ttp://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/153.html ーーーーー 小沢氏、韓国紙の「竹島領有権放棄発言」報道を否定 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120830/stt12083012500005-n1.htm 2012.8.30 12:48 産経新聞 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は30日、国会内で開いた自らが主宰する勉強会で、韓国紙が小沢氏が平成21年に訪韓した際、自身が首相となれば竹島の領有権を放棄すると発言していたなどと報じたことについて「私は記者会見などで尖閣諸島と竹島はわが国固有の領土であるということを何度も申し上げている」と述べ、報道内容を否定した。 小沢氏は「ただお互いに感情的にいがみあって喧(けん)嘩(か)状態になる前に、まずきちんと歴史的な交渉から冷静に議論し、合意と理解を得るようにお互いが努めるべきだ」とも語った。 30日付の韓国紙、東亜日報は、小沢氏が平成21年12月、民主党幹事長として訪韓した際、李明博大統領との会談で自身が首相となれば竹島(韓国名・独島)の領有権を放棄すると発言していたと報じた。会談に携わった外交筋の話としている。 ーーーーー 次に、韓国大統領府が否定 「韓国紙「小沢氏が竹島放棄を表明」…韓国大統領府は報道を否定」 ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0830&f=national_0830_026.shtml ーーーーー 30日付の韓国紙「東亜日報」が、新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が2009年12月に民主党代表として訪韓した際、李明博(イ・ミョンバク)大統領に竹島(韓国名・独島)の領有権を放棄する意思を伝えていたと報じたことについて、韓国大統領府は「事実無根」と否定した。複数の韓国メディアが報じた。 ーーーーー この辺りから、報道も尻すぼみでウヤムヤになり、メディアの腰が引けたようなのですが、要は「誰が嘘情報を流したか?」が分かれば、その背景も見通しがつくでしょう。 上記の記事のいずれにも「情報源」について、 >小沢、李両氏の会談に関与した外交消息筋の話としている。 >会談に携わった外交筋の話としている。 ということで、「外交消息筋」であり、「会談に携わった外交筋」だとのこと。 「消息筋」・・・決定権はないが、その問題について知識を有し、解析力のある専門家ら。国名+消息筋だとたいてい「在日大使」のこと。 当の会談は、ソウル訪問の際なので、韓国の大使では無いでしょう(笑) では、韓国側の「会談に携わった人」なのか? そうだとすれば、韓国政府が公式に否定する必要に追われた責任を取らせるために、犯人探しをして処分ということになるでしょう。 この中で、韓国紙やテレビに「ガセ情報」をリークして、しかも自分の身は安全だというのは、我が国(日本)の外務官僚に真犯人がいるということしか考えられません。・・・それを裏付けるように、外務省は(韓国大統領府と違って)沈黙しているのです。 ここでも、外務省の役人が、日韓がこじれて国民が感情的になっていることにつけ込んで「小沢つぶし」を計ったというのが、まぁ、最も真相に近いということじゃないでしょうか。 (一部で、「民主党上層部が関与」とか言い出す輩もネットでは出てきそうですが、すでに役所全体が民主党政権に恐れを抱いていない現状では、むしろ「やれ」と言われても動かない。あくまで「省益」とか「霞ヶ関益」のためになる事として、外務省“なり”に、ヘンテコな策を練ったということでしょう。) まぁ、鳩山政権が官僚のサボタージュによって潰されたのは、ほぼ、現在では常識となっています。 そうなってしまったのは、やはり政権を担うのに「未熟」だったからだということでしょう。 だからと言って、増税とか特定の国の属国化など、親米官僚の敷くレールに乗るなどというのは、あまりに幼稚すぎます。 私は、菅政権の時に起きた「3・11」の災害のとき、役人たちなどは「我が身かわいさ」と「この際、政権を揺さぶろう」という近視眼的な思惑によって、例えば「ベントを渋る」とか「危険状態を放置」など、最悪の事態にならなければいいがと思いました。 でも、それが原子炉の爆発という「最悪の結果」として、私たち国民をこれからずっと苦しめることを「現に」やってしまいました。 どうして、メディアは(こういう時には)政治家だけを叩くのでしょうか? 災害から放射能汚染などは、「行政」の対応が一番に批判されるのが、たぶん世界中の常識だと思います。 でも、 「メルトダウンの可能性は」→「分からない」 「水をかけても溜まらないのはどういうこと」→「分からない」 「放射能拡散の危険は」→「ただちに危険はない」 その後、事故直後にアメリカから資料を提供されていたのも、SPEEDI予測も、すべて隠していたのはどういう理由からなのか。 要するに、彼ら(行政側)の責任にならないように、彼らの中での「パニック防止」という大義で、国民に真実を知らせない(=ウソを発表)しただけのことでしょう。 例えば、政治家が「隠せ」と指示しても、これまでの「ガセリーク騒動」からも分かるように、嘘だろうと本当だろうと、政治家の指図など何とも思っていない人たちが、自分たちがモロ批判を浴びる「原発事故」の時だけ、素直に政治家の「命令どおり」動いたなんてことはありません。・・・しかも、官僚をコントロールしようという公約で政権を取ったような政党など。 官僚って、民間の会社に例えれば「経理」とか「総務」の部署であり、実際にカネを生み出す「営業」などのような現場の感覚の無い人が多い。そのクセ出世意欲とか社内のウワサ話などには興味津々。 まぁ、そういう部署の輩が「経営者」より偉いと勘違いしているような会社は、遅かれ早かれ『泥舟』になっていくのは当然です。 が、私たちがこのような問題意識を持って、選挙で「正しい選択」をすれば、霞ヶ関も世代交代が進み、社会が変わるきっかけになるような気がします。
by mojo_on
| 2012-09-03 12:25
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