こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

年末年始も暇無く楽しかった

 いや~明けた明けた2025年!←毎度年が明ける度に言っているヤツ。

 華麗に元気に明け散らかしております。24年は色々あったようでそうでもなかったようでもはや分からん。だが楽しく終わって行くのを見送ったのは確かな話。じゃあそれで良いではないか!

 毎年正月になるとテンションが高くなる生き物はたくさんいる。内の一つがこの私です。正月、それは心を解放させるための儀式的行事である。普段から別段閉じた感じもないのだが、そんな中でもっと心を開いたのがここ数日のこと。

 

 この年末年始はとても楽しかったので、もう色々ありすぎて色々覚えていない。

 じゃあ振り返るか。連日忙しかったのがまだ忙しいままだが、激動の時は越えてちょっと楽になったからな。そんな今こそ振り返ろう。せっかく首がくるくる回るよう設定されているのだから、それを惜しみなく回して後ろを振り返るのも全然悪くないだろう。

 

 まず年末のことだ。大変でした。年末はだいたい皆大変だから。

 ホントやることが多い。年内にもっとやりたいことがあったが、時間と命の成約の都合上それがどうしても叶わないこともあるじゃないか。まぁ主に公共性ゼロの趣味のことがそれに該当するんだけどね。もっとこのアニメが、このゲームが、この本が、てな感じでオタク的趣味に使う時間が欲しかった。年内に触れておきたかったけど触れられなかった作品がちらほら。まぁそれも人生だから仕方なしで次に行くしかない。だって私は一つ所に留まっていられない忙しくも元気な命なのだから。

 で、その余りの少ない年内残り時間がさらに縮まる事案発生。人生の物事全てに前もっての合図があるわけもなく、むしろほとんどは合図無しの突発でくるものだ。そんなわけで突発仕事の発注あり。

 もう止めてよね。労働には向くのだと思う。苦手意識はうっすい。だがね、この私はそれが決して好きではないんだよ。それよりも楽しく好きなことが多いから無いに越したことはない。でも来る時にはドンドン流れ込んでくるのが労働案件というやつだ。まぁそれでも全く無いよりかは幸せなのかもしれない。と無理に頭を納得させて突発仕事に向けて重すぎる腰をあげるのだった。

 

 こいつが実家での労働ね。うちの実家は商売人の事務所を兼ねているため、兼役としての仕事は十分に入ってくるわけで。そしてこのクソほど忙しい年末に人手が足りないことになっている。そこで誰よりも「人」をしている上で現場でもそこそこ使える私の手を借りたくて仕方ない連中がいるわけで。

 確かに適任。そこを選ぶのは分かる。だが選ばれて嬉しいことは別にないんだなコレが。

 私は私なんぞいついなくなっても万事まともかつ安全に回る世界であれと常日頃から思っている。人から軽んじられたいわけではない。だが別にいてもいなくてもどうでも良い存在でいられるならそれが一番平和だと思うのだ。私という人間の代わりはこの世のどこにもいないが、いなくなったからといって代わりを立てる必要もない。そういう立場でいるのが一番楽で自由だと思う。だからズバリお前!の個人指名が入るようではまだまだその域には遠いと知る24年の末でした。

 

 こいつはしゃあなしだな。ダルいけど行ってやるしかない。

 というわけで、だいたい1クールちょっとくらいぶりに田舎の実家へ向かった。24年末はそこを離れた都会でいそいそとやることが重なったもので。

 都会から出発して目的地に近づくほどどんどん増える緑。つまり山、森、林が増える増える。目に見えて都会の喧騒が遠ざかるこの感じに文明の発達と停滞の両方を感じるのだが、それを感じる瞬間が嫌いではない。

 

 で、帰ったらもう3秒でうるせぇ。中から聞こえるはガキの声。

 姪っ子、甥っ子、その他どういった続柄か不明の者含めてめっちゃ出てくるガキ連中。最近は一族の新顔が増えました。

 どいつがなんて名前だったかすぐに出てこない。そんな感じで同級生の名前も覚えないから先生によく注意されたっけ。

 どいつもこいつも剥きたての卵のごとくプリンプリンだぜ。肌を見ればハリと血色がとても良いとすぐに分かる。まぁ全部が元気な命だからな。

 

 皆さんご存知の通り私のガキ人気はすごい。大歓迎で皆飛びついてくる。重い。足腰を強靭に設定出来ていなかったら腰がイってるぞ。普段からの努力の賜物が今ここに見られる。

 皆とても可愛いくて良い子なんだけど、それぞれ面倒臭くてムカつく一面も持っているのも確かな話。最初は可愛いから良い景色だと思うが、20分も付き合えばうるさくてムカついてくる。こいつらの持つ癒やし成分と害悪性がフィフティーフィフティーなんだよな。良い方の成分がしっかり押し勝ってくれるとありがたい。

 

 ちょっとぶりに会った人間達が太っていたり、やっぱり太っていたり……まぁだいたい皆さん夏場よりもプクッとなされて痩せたヤツなんていねえじゃんかよ。

 これ、良くないっす。中年太りってやつで、現在の私とは全く関係ない症状。摂生された生活を送ってますから。

 

 ここで思い出す。同級生の中でも車やバイクの免許を取ったヤツから順番にプクっ(太る)て行ったな。それまで行っていたチャリを漕ぐ、歩く、走るをしなくなるから運動不足になって太るんだよな。私のように飛んで跳ねてチャリで爆走を止めない人生をやっていれば太ることとは無縁でいられる。

 皆もっと足腰を使った方が良い。そう言っておいた。

 

 都会から田舎に移動する。それだけでめちゃくちゃ腹が減る。まずは食わせて欲しい。ガソリンがなきゃ車が走らないがごとく、飯を入れなきゃ私も動けない。

 この年末年始はマジで色んなものをめっちゃ食わせてもらえた。美味いは快楽。快楽主義者の最上位に座す私には大満足の食生活が数日間続きました。良きこと。

 年末は餃子とキムチチャーハンのセットランチを外食で食わせてもらった。あとはカニ、餅たっぷりの雑煮、ピザ、おせち、ケーキ数種、肉、蕎麦、カレーなどなど、ごちそうが連続だった。

 人はどうか知らないが、私は何にもしなくても腹が減る燃費の悪い生き物だ。これが若さと元気か。無駄だな。日々それを思います。

 それが労働もすればガキの子守り(お外で一緒に遊ぶとかの物理のも面倒あり)までとなるともっと腹が減って食いたくなる。

 

 正月はマジでめっちゃ食いました。胃が元気過ぎる。食いまくってもお釣りが残らないくらい体も頭も使ったわい。燃焼も早い。

 いつもの趣味を行うのに利用するネットが全く使えない状態で約3日を過ごしたので、原始的開放感の中で動いて食ってを行うのが捗った。

 ガキと一緒に遊ぶのは疲れたが、私も飛んで跳ねて走ってが好きなものだからスカッとして楽しかった。子供と一緒に駆け回ることが出来る大人が一族の中だと私くらいしかいないから、遊びメインのお守りはだいたい任されることになる。

 こいつらの親達が既にくたびれた体になっているから仕方ないんだけどさ。たまに「私の子供でもないのになんでこんなに世話してんねん?」と思うこともある。むしろこっちが世話されたいわ!というあの日一度おさらばしたモラトリアムが復活する瞬間もあった。まぁ私も単純に甘えん坊だったからね。

 母にも祖母にも大変可愛がってもらっていたので、向こうから見て可愛いのを良いことにしっかり甘えもしました。今私の前で走り回るガキ共も同じことを思って甘えているはず。子供の中には、本能的に人の懐に入るのを得意とする者がいたりもする。それも才能であり、後には処世術にもなるから素晴らしいことですね。

 

 しかし赤ちゃんはマジで可愛かった。この正月には赤ちゃんの可愛さ&面倒臭さも堪能した。

 一族最若手の赤ん坊がいるんだけど、そいつがマジでムチムチのゴム人形みたいで面白いし可愛い。見た目も触った感じも人間の感じがまだせず、可愛い系のポケモンって感じ。モンスターとかクリーチャーの感じがします。

 風呂に入れて洗ってやると大変ご機嫌になる。その時の肌触りがゴム人形のそれであり、これで人間なのかとちょっとビックリ。プニプニで気持ち良いし存在感として面白すぎる。顔がおもろいからずっと笑える。

 ていうか皆子供の世話を私に任せすぎだろ。一度に3人も4人も風呂に入れることになると疲れる。

 全員髪の毛が多いからシャンプーで洗ってやるのが面倒臭い。もう坊主にしろって。一番楽だから。シャンプーも少なくて良いし、ドライヤーもいらない。大人からすれば管理が楽な髪型なんだよ。

 

 ちょっとぶりに親を見れば孫を大変可愛がっていて良いことだ。父、母揃ってガキが可愛くて仕方ないようだ。赤ん坊も懐いていてハイハイしながらツッコんでくる。

 年賀状の準備があるのに赤ん坊がツッコんできて邪魔だからお守りをしてというミッションも受けた。

 うちの赤ん坊は生まれ体重が特大サイズで重いんだよ。丸太を抱いてトレーニングしている気分。

 可愛い子で良い顔で笑うのが素敵。でも隙があれば顔にクローをかましくてるから注意だ。こいつの親も爪でやられて顔に傷が出来ている。こっちも顔が命とまでは言わないものの、長く大事にしたいものだとは常に思っているから守らねば。ガキとはいっても気をつけて対応しないと怪我をさせられるからな。子育てってのは対象が大人になり切るその時まで常に油断出来ないものだ。うちの親もそう言っています。

 

 家の仕事のこと、ガキの守りのことで大変感謝されました。あとは高所の掃除、電球交換の作業もした。

 背が足りて足腰が丈夫でバランス感覚もある。もし落ちてもどうせ死なない体。そういうわけで高い所で何かをするのを任されがち。こちらバカには遠いインテリをやっていて煙でもないが高い所は好きで得意にしているから別段苦ではない依頼でした。

 他の大人達が諸々楽が出来たそうです。私は集団の中にあっては一番苦労の少ないポジに着きたいと思っている人だから、感謝されるほどたくさん仕事をしたとあってはなんか違うような。

 

 家族と語らい飯をたくさん食い、年末には旧ジャニーズ勢が廃された紅白も見てと、なんだかんだ楽しかった。そんな中まさかの顔出しとなったNumber_i の皆の姿にはちょっとビックリ。神宮寺くんは見る度にイケてて素敵だった。

 紅白なんだけど、廃れたとか元気が落ちたとか言われるようになって久しいものの、ちゃんと見ればやっぱり楽しかったな。

 今年は我が青春のお供だったGLAY、B'zの変わり種な顔ぶれもありだったのが嬉しい。高橋真梨子、玉置浩二、HY、MISIAら経歴の長い者達のステージはやっぱり素晴らしかった。ここらへんはCDで聴くよりも実際を見る方が迫力とありがたみがあってよろしい。

 西田敏行追悼コーナーにはウルッと来たよ。私もあのピアノの歌はそれが弾けない勢として心して聴いたものだよ。主にラジオとかで。うっちゃんがコメントを求められた所で泣いているのにこっちももらい泣きだったぜ。年々ああいうのに弱いから困る。まだまだ水分が多いお年頃。

 よく分からん韓流のアイドルも増えたが、皆格良い感じだった。これはこれでしっかり見ればハマるんだろうな~とちょっと危険に思った。つまり良きってこと。

 で、あとは郷ひろみね。なんだかんだ郷を見ながらの年忘れ会として見るのに比重を置く時間なんだよコレは。あの元気過ぎるパフォーマンスを毎年見るのが楽しみ。あれでじいさんくらいの年齢なんだから老いを退ける戦いにおいては大健闘を収めているな。若いよな~。あの生き様は慎重に真似たいものだ。

 家族で紅白を見るのも良いものだ。音楽は個人で楽しむのも良いが、大衆の娯楽だから全員で味わっても美味しい芸術品だ。

 

 ひとまず終わった三が日。でもこの続きが問題よ。家族との時間があったために見れていない年末年始の番組があるからそれを見ないとね。

 YouTubeでやっている東映特撮とかホロライブの年末特番とかも遅れて見ていかねば。時はゆくホロくるホロだからね。私の中ではまだ行ってないし来てもいない。

 家族サービスが終わったその後が私のお正月第2弾だ。名付けて「お正が2(ツー)」だな。こんなしょうもないことを楽しく考えることができるあたり、なんだかんだ日本は平和だし、その国の一人である私の頭の中はもっと平和。

 

 去年は大変楽しかった。今年もそのままの調子でよろしく!

 2025年も張り切って参ります。まだまだ棺桶の中には遠い命ですから。

 

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