60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

NMIXX ファンコンサート 観戦記!

みなさん、こんにちは!

 

NMIXX初の、ファンコンサートに行ってきました!

 

 

会場のLa La Arena TOKYO BAYは、初めてでしたが、なかなか見やすい会場でした。、

 

 

さて、肝心のNMIXX初の、単独来日コンサートですが、もう、最高!の一言でした!

 

 

オープニングから、歌唱力爆発の、RUN FOR ROSESです!

 

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ご存じのように、NMIXXは、自分たちの音楽を、MIXX POPと呼び、2つ以上のジャンルの音楽を、1曲に融合することを、標ぼうしています。

 

 

これは、70年代ロックおじさんの世代からすれば、要すれば「プログレ(プログレッシブ・ロック)」のことです。

 

1曲の中で、変拍子、転調、複雑なメロディ、ギター・ベース・ドラムス以外の様々な楽器の使用、凝ったコード進行・アレンジ、恋愛以外のテーマの歌詞を使用するなど、通常のポップスではない音楽です。

 

 

そして、NMIXXの、MIXX POP=プログレ路線は、ライヴでこそ、本領発揮できるということを、いやと言うほど、見せつけてきました。

 

 

メンバー全員が、1人1人、リムジンサービスに出演できるほどの歌唱力を有し、踊りも、もちろんJYPでじっくり鍛えた技量の持ち主なので、複雑な楽曲たちを、次々とこなしていきます。

 

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NEW JEANSの登場によって、K-POP界は、NMIXXのMIXX POP路線とは真逆の、イージーリスニング路線が、主流となりました。

 

イージーリスニングとは、わかりやすいメロディ、シンプルなアレンジ、軽やかな歌いまわし、短い曲など、それまでの、「くどい」K-POPとは、反対の路線です。

 

 

NMIXXも、一時は、MIXX POPの曲が、あまり大衆受けしないこともあり、イージーリスニング路線の、曲を出したこともありました。

 

PARTY O'CLOCKや、ROLLER COASTERです。

 

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おじさんは、もちろん、NEW JEANSおじさん世代なので、この2曲も大好きなのですが、何とコンサートでは、この2曲のイージーリスニング路線のヒット曲を、完全に無視してきました。

 

 

コンサートでは、プログレ(MIXX POP)路線を、貫徹する方針だったようで、これはこれで大正解!

 

 

プログレ・グループとしての、NMIXXの統一性が徹底していて、コンサートを通しての、世界観が明確です。

 

それは、彼女たちの、高い実力が伴うからこそ、完成可能な、このグループ唯一無二のコンセプトです。

 

 

こういうグループこそ、”ライヴを見ないと、本当の良さがわからない!”、というのだと思います。

 

 

つい最近出た、TINY DESK CONCERTで、生バンドをバックにした、NMIXXの生歌が聴けますので、是非そこのところを、確認してみてください。

 

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次回の来日では、是非、生バンドをバックにした、コンサートを見てみたいと、切に思います。

 

 

そして、もし、まだNMIXXを聴いたことがない、プログレ好きのおじさんがいたら、一度聴いてみることを、お勧めします。

 

 

 

それでは、また。

BOL4 赤頬思春期 コンサート 観戦記!

みなさん、こんにちは!

 

新年早々、BOL4のコンサートに、ダイバーシティ東京に行ってきました!

 

 

オープニングナンバーは、必殺の、日本語版、GALAXY(宇宙をあげる)!

 

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このブログを、初期の頃から、読んでいただいている方はご存じですが、K-POP初心者の私が、K-POPを聴き始めた、比較的最初の時から知っていたのが、BOL4でした。

 

そして、私がK-POPにはまった、原因の一つにもなったアーティストです。

 

 

その中でも、GALAXYは、私の中に、K-POP革命を引き起こしてくれた、名曲の一つです。

 

ついに、その名曲を生で聴くことができて、コンサートの最初から、もう感激が止まりません。

 

 

K-POPで一番、個性的と言っても過言ではない、あの歌声も、もちろん、ライヴでも健在です。

 

 

最新曲、BLOOMも、もちろんやってくれました。

 

 

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ライヴで、BOL4の生歌に浸っていると、また音源で聴いているのとは、一味違う質感が、感じられました。

 

昔、天高く舞うギタリスト(ウリジョンロート)、というのがありましたが、BOL4の歌声はまさに、天に向かって、舞い上げっていく歌声でした!

 

コンサート会場で、BOL4の歌声の浸っていると、身体が自然と浮かび上がっていき、幽体離脱みたいな感覚になるのです。

 

 

コンサートの最後に、「少し風邪気味で。公演前は心配していた。」という告白が本人よりありましたが、そんなことはほとんど感じさせない、ピュアでまっすぐな歌声です。

 

リムジンサービスに出演した時に、AMY WINEHOUSEが大好きで、歌い方を真似した、と言っていましたが、確かに、AMYの、天真爛漫な歌い方の影響が感じられます。

 

 

しかし、AMYともまた違う、唯一無二の歌声を確認できました。

 

 

BOL4は、めちゃくちゃ、インドア派として、ほとんど外出しないことでも知られているので、もっと落ち着いて、静かめなステージかと思いましたが、とんでもない!

 

アイドルとしてのたたずまいも完璧で、カリスマ性、オーラもあり、さすがK-POPアーティストは、音楽性だけでなく、スター性の備えも万全であることを、改めて教えてくれました。

 

K-POPお約束の、会場まで下りてきてくれて、観客席を回るパフォーマンスもやってくれたので、間近でも見ることができ、大満足。

 

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もちろん、このステージと同様、生バンドの演奏付きで、グルーヴ感もばっちり!

 

去年初めて見た、IUのステージに引き続き、K-POPの女性アーティストの実力を、いやというほど、見せつけてくれました。

 

 

また1人、来日する時には、必ず見に行きたいアーティストが増えて、うれしい悲鳴です。

 

今年もますますK-POPに、はまって行くこと間違いなしということを、痛感させてくれた、誠にめでたい、新年第一号コンサートでした!

 

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それでは、また!

 

 

 

ブリティッシュロック感がたっぷり!  SURL

みなさん、明けましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

新年最初にご紹介するのは、SURLというバンドです。

 

まずは一曲、DRYFLOWERです。

 

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どうでしょうか?

 

非常に、浮遊感のある、K-POP特有の高音ヴォーカルが心地よいですが、アレンジは。打ち込み感が全くなく、生演奏が明瞭に聴こえるのが、最高です。

 

 

続けての曲は、RINGRINGRINGです。

 

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これも、RINGRINGRINGというサビの部分が、非常にキャッチーな一方で、演奏は、かなり生々しく録音されています。

 

SURLは、2018年にデビューした、ヴォーカル/ギター、ギター、ベース、ドラムスからなる、4人組の若手バンドですが、すでに日本公演や、北米ツアーも実施している、超実力派バンドです。

 

この、RINGRINGRINGのMVも、北米ツアーの模様が映っていますね。

 

次は、バラード系の曲で、STAY HEREです。

 

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ファルセットなのか、地声なのかが、よくわからない、K-POP特有の、高音ヴォイスを活かした、情感たっぷりの曲ですが、ここでもバンドサウンドを貫いているのが、よいですね。

 

次は、私の一押しの、バラードから、次第にロックに盛り上げていく構成がすばらしい名曲、EVERY DAYです。

 

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超一流の、韓ドラのサントラに採用されていても、全くおかしくない、すばらしい曲です。

 

 

SURLは、ブリティッシュロックと、ブルースをベースにしているとのことですが、それだけではない、非常に幅広い音楽性を有しています。

 

アルバムを通して聴くと、確かに、ブルースっぽい、かなりハードロックな曲もやっていて、そのバリエーションの多彩さがよくわかります。

 

 

そんな彼らの、ハードな一面がわかる、最新アルバムからの一曲、FOREST(MOUNTAIN AND WATER)です。

 

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ギンギンのギターソロもかっこよく、プログレッシブロック的な構成の妙もあり、ブリティッシュロックに影響された、彼らの演奏力の高さも、伺える一曲になっています。

 

 

それでは、最後に、ライヴ映像を見ながら、新年1回目の連載は終わりとします。

 

 

SURLらしい、浮遊感たっぷりのヴォーカルから、最後はハードに締めてくれる、タイトルも浮遊感いっぱいの、その名もHOT AIR BALLOONです。

 

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今日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL 観戦記!

みなさん、こんにちは!

 

福岡のPayPayドームで開催された、MUSIC BANK GLOBAL FESTIVALの、2日目に行ってきました!

 

K-POPのフェス参戦は、今年のSM TOWNに続いて、2回目です。

そして、関東圏以外でのK-POPのコンサートへの参戦は、初めてでした。

 

 

 

参加アーティストは、STRAY KIDS、ITZY、LE SSERAFIM、ZEROBASE ONE、TWS、ILLITなどです。

 

 

SM TOWNの時も書きましたが、やはり、K-POPのフェスの楽しみ方は、単独コンサートとは違います。

 

次に、どのアーティストが出てくるかわからないので、突然、推しのアーティストが出てきた時の興奮と歓声が、何と言っても、格別です。

 

 

今回は、ILLITが目当てでした。

 

ILLITを見るのは、もちろん、初めてです。

 

 

紅白歌合戦にも、レコード大賞にも、出演するくらいの、今年の大目玉グループなので、満を持して後半に出てくるものと油断(?!)しておっとり構えていたら、おっとびっくり、結構早めに出てきました。

 

 

TICK-TACK、MAGNETIC、CHERISH、LUCKY GIRL SYNDROMEの4曲が、あっという間です。

 

いやー、生のILIITを目の前で見たのは、やはり最高!の一言。

あのポップで、少しキッチュな世界観が、眼前で繰り広げられます。

 

少し残念なのが、MAGNETICが、メインステージから、前のステージに移動しながらの歌唱だったので、あの名物の振り付けが、半分くらいしか、見られなかったことです。

 

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ILLITの曲は、ただでさえ、コンパクトな曲が多いK-POPの中で、一段と短い曲が多いので、本当に、一瞬で終わってしまった感覚でした。

 

福岡出身のモカが、「ただいま!」と感慨深げに言っていたのが、印象的でした。

 

 

早く、単独コンサートが見たい!と切に思わせてくれるには、十分な、初ILLITでした。

 

 

このように、どんどん次のアーティストが出てくる、フェス特有のスピード感の中で、TWSや、ZEROBASEONEなどの、旬のボーイズグループを楽しんでいるうちに、あっという間に後半で、LE SSERAFIMの登場です。

 

 

LE SSERAFIMは、去年の、代々木体育館でのデビューコンサート以来でしたが、今年、色々あった彼女たちは、アーティストとしてもすごく成長したようで、大変見ごたえのあるステージングでした。

 

PERFECT NIGHTが、セットリストに入っていなかったのが、少し残念でしたが、代表曲がずらり。

 

サクラも、モカに倣って「ただいま!」と言っていました。

 

 

そして、その次が、やはり私にとっての、初ITZYです。

 

こういうK-POPのフェスの楽しみの一つが、若いグループから、ベテラングループへ、出演順が決まっているので、最初は初々しく、新鮮なステージから、だんだんと、熟練して、深みのあるステージに、移行していくのが、手に取るようにわかることです。

 

今回も、ガールズグループだけとっても、新人のILLIT、中堅のLE SERRAFIM、そしてベテランのITZYと、本当にその特徴がよく出ていました。

 

ITZYが出てきた時の、貫禄とオーラ、そしてそれに伴う歓声も、それはそれは、すごいもので、びっくりしました。

 

特に、ITZYの新曲の、IMAGINARY FRIENDは、ベテラングループならでの、しとやかさと、優雅さを伴った曲なので、一層、それを感じさせてくれました。

 

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この曲は、最近の私の、大のお気に入り曲なので、生で見れたのは、大感激です。

 

そして、最後は、同じJYP組の、STRAY KIDSの貫禄のステージで、終幕です。

 

 

いやー、やはりフェスは、とにかく楽しい!

それとともに、早く、単独ステージでじっくり堪能したい!と次のコンサートを、切望させてくれる効果が、絶大です。

 

 

今年も、SM TOWNが東京で、8月に開催されることが発表されているので、ますます楽しみになりました。

 

それでは、また。

 

魅力たっぷりの声と王道ポップス!  WOO YERIN  

みなさん、こんにちは!

 

本日ご紹介するのは、WOO YERINという、新進気鋭の女性シンガーソングライターです。

 

まずは、一曲、RED ROSEです。

 

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いきなり、サビの部分から入り、ピアノの印象的な伴奏から、豪華なストリングスのアレンジに発展していく、王道のポップスという感じの曲です。

 

メロディは、何となしに東洋的な色彩もあり、なかなか個性的な曲でもあります。

 

続けてもう一曲、TULIPです。

 

 

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これも、最初の曲と同じように、ピアノを主体としながら、こちらはアコースティックギターがアクセント良いアクセントとなり、やはり転調で盛り上がっていく、王道のポップスです。

 

 

この2曲で、おわかりいただけるように、WOO YERINは、いそうで、実はあまりいない、王道のポップスのサウンドを聴かせてくれる、実力派シンガーソングライターです。

 

 

そして、本格的なシンガーソングライターに不可欠な、バラードの美しさも、彼女の特徴の一つです。

 

曲は、NIGHT FLOWERです。

 

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K-POPバラードの特徴である、東洋的な旋律に、ピアノ主体の伴奏、そして、豊潤なストリングスの、これも王道のバラード曲です。

 

韓国ドラマの時代劇の挿入歌の、お手本のような曲です。

 

 

 

彼女は、すばらしい曲を書きますが、やはり一番の魅力は、どこまでも、澄み切っていて、滑らかな歌声です。

無理なく歌いこなす、たっぷりとした声量を有しています。

 

 

次の曲は、ミドルテンポで、彼女の徐々に歌え上げていく高音を堪能できる一曲、RESCUEです。

 

 

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2018年に本格的にデビューしたWOO YERINは、今年初めて、フルアルバムをリリースしたばかりで、まだまだこれからの活躍が期待できる、若手シンガーです。

 

日本とも縁が深いらしく、是非一度、ライヴを見てみたいシンガーです。

 

 

次は、その可愛らしい声を活かした、少しコケティッシュな曲調の曲、LET IT GOです。

 

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どうでしょうか、何とも魅力的な曲ですね。

 

少し、BOL4を連想させます。

 

そういう点からも、BOL4以来の、王道ポップスの匂いがします。

 

 

それでは最後に、4人組のバンドをバックにした、ライヴ映像を見ていただきます。

曲はTOKKIです。

 

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是非、生で、この魅力的な声を聴いてみたいですね。

 

それではまた。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

TripleS ∞! ファンコンサート観戦記!

みなさん、こんにちは!

 

TripleS ∞!(ハッチ)のファンコンサートに行ってきました!

 

 

TripleSは、以前に、完全体24名でのデビューコンサートにも行きましたが、今回は日本向けのサブユニット、TripleS ∞!(ハッチ)のコンサートです。

 

 

TripleSのデビューコンサートに行った時は、まだTripleSのことを詳しくは知らず、ましてや、24名全員を認識しているわけではない状態でした。

しかし、そのデビューコンサートで、24人でのステージにすっかり魅せられてしまい、その後、ファンクラブにも入会しました。

 

今回のコンサートは、TripleSの曲もすべて覚えて、満を持しての参戦です。

 

 

もちろん、24名での迫力は、そこにはありませんでしたが、また違う魅力を見せてくれた、素晴らしいコンサートでした。

 

 

TripleS ∞!でのオリジナル曲は、日本語曲の、「アンタイトル、」一曲しかありません。

 

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それでは、コンサートはどうするのか?

 

誰もが考えていた疑問ですが、答えは、当たり前でした。

 

そうです、TripleS本体の、あらゆる曲がレパートリーなのです。

 

 

しかし、これは、当たり前のようで、そう簡単なことではありません。

 

 

自分たちのグループの曲とは言え、すべての曲で、新しいパートも覚えないといけないわけです。

 

TripleSの全レパートリーの中では、TripleS ∞!のメンバーが参加している曲も、もちろんありますが、元々24名で演じている、最大のヒット曲、GIRLS NEVER DIEなどは、他のメンバーのパートも、8名でカバーしないといけません。

 

下の動画は、TripleS ∞!ではありませんが、また別の8人のユニットで、GIRLS NEVER DIEを演じた時のものです。

 

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TripleSの、様々なサブユニットの曲も、コンサートではやってくれました。

 

私の大好きな、GIRLS CAPITALISMです。

 

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私の認識が間違っていなければ、元々、このGIRLS CAPITALISMを歌った、TripleS LOVElutionというサブユニットには、今回のTripleS ∞!のメンバーは、1人も被っていません。

 

こういう曲も、8名全員が、完全に違うメンバーで、やってくれるわけです。

 

 

そして、オリジナルメンバーと違うメンバーでの、パフォーマンスを見せてくれることで、オリジナルとの違いや、オリジナルとは異なる魅力を、発見する楽しみがあります。

 

もちろん、オリジナルの良さを、再認識させてくれる楽しみも、あります。

 

 

一方で、全く違うグループが、TripleSの曲をカバーするのとは違い、同じ24名のグループのメンバーなので、個々人のメンバーは違っていても、グループとしてのパフォーマンスは、紛れもなく、TripleSそのものであることを感じられたのが、やはり最大の発見でした。

 

 

正直、行く前は、24名でのコンサートを見た後の8名でのコンサートは、どうしても見劣りがするのではないかと、危惧していたのですが、そういう感覚が全く無かったのが、何とも、うれしい驚きでした。

 

 

24名という、前代未聞の人数のグループを、様々なサブユニットに分けて、同時に、別の場所で、同じ曲をパフォームさせることを可能とする。

しかし、ここぞと言う時は、24名全員でパフォーマンスをさせるというコンセプト。

 

以前にも書きましたが、この壮大なK-POPの実験が、今のところ、非常にうまく機能していることを、実感させてくれるコンサートでした。

 

これから、ますます、TripleSの様々なサブユニット、そして24名全員でのパフォーマンスが、楽しみになりました。

 

 

それではまた。

 

K-POP随一のアーティスティック性!  CACOPHONY

みなさん、こんにちは!

 

本日ご紹介するのは、CACOPHONYという女性アーティストです。

 

まずは一曲、RETURNです。

 

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いつものK-POPとは、だいぶ違う感じの音楽です。

 

でも、めちゃくちゃ美しく、哀しいと思いませんか。

 

早く、CACOPHONYの世界に入っていただくため、早速もう一曲行きましょう。

 

BREATHです。

 

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ピアノとオーケストラのアレンジが絶妙な、すごい名曲です。

 

最後にずっと出ているハングル語は。「私はあなたのために(代わりに)息をしている」という意味だそうです。

 

CACOPHONYは、キム・ミンジョンという本名のミュージシャンで、延世大学に通っていた時に、介護をしていた母親が亡くなり、ミュージシャンになることを決意したという、経歴だそうです。

 

 

このBREATHという曲も、「亡くなった母親の代わりに息をしている」というテーマのようです。

 

この、美しさと哀しさが、同居した音楽の起源は、そこにあるわけです。

 

次の曲も、言葉では、表現できないくらい、すばらしいです。

SEA OF LOVEです。

 

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そして、もう一曲、彼女のトラウマを現わした、悲しみの極致の美のような曲、ENDです。

 

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彼女は2018年にデビューしてから、これまで3枚のアルバムを発表していますが、最初の2枚は、母親の死によるトラウマを反映した、悲しみがテーマになっています。

 

3枚目は、時間が経ち、そのトラウマから脱せられたのか、自分の人生を自分でコントロールするという、ポジティブな方向性に変わっています。

 

 

同じアーティストかと疑ってしまうほど、曲調が変わっています。

 

DON`T TELL MY PAPAです。

 

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それまでのピアノ、ストリングス、ミニマムな電子音を主体したアレンジから、一気にギターポップです。

 

でも、これがまた最高なので、音楽性がどう変わろうと、やはりこの人は才能は天性のものなのでしょう。

 

そして、最後に、彼女のステージの動画がYOUTUBEに上がりましたので、少し長いですが、それを紹介します。

 

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ご覧いただけるとわかるように、これはコンサートというよりも、ダンサー、ミュージシャン、俳優が登場する、芸術的な総合パフォーマンスです。

 

私の世代だと、KATE BUSHを思い起こしますが、インタビューでは、「トム・ヨークが好き」と語っていますので、なるほど、RADIOHEADの世界か、とも納得がいきました。

 

何はともあれ、K-POP界随一の芸術性を誇りながらも、ポップスとしての娯楽性も十分に有する、CACOPHONYの音楽です。

 

 

興味を持った方は、是非聴いてみてください。

 

それではまた。

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