日々のこと

子宮筋腫の手術を受けるため入院日の連絡を待つ日々の中、なんと妊娠発覚。

今はすっかり落ち着きましたが、検査薬がまさかの陽性を示した瞬間”えーーーーっ！！”

「えー！？」と何回もひとりで叫び、オリが”何事？”と身を乗り出していました。

夫にすぐさま電話。「大変なことが起こった！」と私が言った瞬間、夫は”ゴキブリでも出たか・・・”と思ったらしい。

検査薬で妊娠判定でた、と言うと「すぐ帰る」と言って帰ってきました。

その間、私は実家に電話。今度は私の興奮度合いに母親が驚き”事故でも起こしたのか！！”と心臓が飛び出そうなほどびっくりしたらしい。妊娠した、というとこれまたびっくり。

翌朝、病院に電話すると担当の先生は手術中で診察の予約を入れられないから「あとで電話します」と受付の女性に言われて連絡待ち。

1時間もしないうちに先生本人から電話がかかってきました。
「嬉しい報告してくれたみたいだけど。おめでとう・・・良かったね・・長かったよね」
としみじみ言ってくれた先生の言葉の暖かさに思わずホロッときてしまいました。

不妊治療をしばらくしていましたが、引っ越後に今の病院に変えてからは治療はしておらず、先生の診察もまだ3回ほどしか受けていないのにそんなこと言ってもらって本当に嬉しかった。


「僕が言った筋腫持ちの妊娠中のリスクは可能性としてはすごく低いからそんなに心配しなくていいよ。でも筋腫を観察しながらこれからも診ていくから引き続きこちらでの診察が必要になってきます」と言われました。全く迷いはなく先生に引き続き診てもらいたいし、この病院で産みたいと思いました。”おかん”みたいな安心感のある看護師さんもいるし（笑）


カルテやパソコンの画面ばかりを見ながら話す先生が苦手ですが、この先生は全くそんなことはなくきちんと目を見て向き合って話してくれるので私はそれだけでも”嬉しいなー”といつも思っていました。そして何より”せかせかしていない”こと。先生だし勿論忙しいだろうけど”忙しいよ僕”オーラを出していないことがこちらを落ち着かせてくれます。


治療をお休みしている間に私は”結婚できたのも縁だったらきっと子どもが出来るのも縁なんだろうな”という心境になりつつありました。なので出来ないときは出来ないし出来る”時”というのもあるんだろうな、と。

ただ今回、”よくぞこのタイミングで・・・”ともうびっくりの一言に尽きました。
病院で妊娠確定しましたが、来週また胎嚢が成長しているか診てもらいます。

今はまだまだ赤ちゃんのいる実感はないですが、いつもどおりマイペースに楽しいことをたくさんして過ごすことにします。