ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

頭がよくなると大好評!町田のリス園

こんにちは!ここは、低能動物愛好家のための専門サイト、ココロ社です。
このストレスフルな現代社会を生き抜くためには、ファンタグレープとファンタオレンジを交互に飲むとか、キャラメルコーンとカールを交互にむさぼり食うなど、さまざまなストレス解消法がありますが、もっとも癒されるのは、低能動物を愛でることだと断言してもいいでしょう。たとえば仕事でミスをすると、「なんて自分はアホなんだ…」と自己嫌悪に陥って飛び降りたくなるものですが、落ち着いて思い直してみると、こんな自分も、リスとかモルモットなどに比べてみれば、ずいぶん利口です。道具とか言葉とか使えるし…はっきり言って、リスに生まれ変わったら、リスの王様になれる自信があります。心理戦に持ち込めばこっちの圧倒的勝利。ただし、貢ぎ物が木の実などの乾き物ばっかりで口の中がパサパサしてしまい「アメリカ産でもいいので、牛の髄液をすすりたい…」という気持ちになるでしょうし、ハーレムを築いたところで、雌リスの剥き出しの黒乳首を見ても何とも思わないでしょうけど…

ということで、ビルの屋上に行って、そこから飛び降りると見せかけて慌てて階段を降り、相対的に自分の有能さを確信できる楽園、町田のリス園へと駆け出しました!


まずはモルモットのコーナーです。▼

寝癖がひどい。まあ、いつも寝ているから人間よりも寝癖が多いのはわかりますが、わがままな毛たちが、いろんな方向を向いていて笑えます。しかも自意識という、普段われわれを悩ませている機能がないから、固まって寝ていてとてもかわいい!▼

ぼくもパソコンを放り投げ、これを読んでいる愛しい皆さんと折り重なるようにして寝るべきなのでしょうか…まあそんな妄言はいいとして、このまったり空間にレタスを投げるとたちまち炎上。米騒動を思わせる惨事がはじまります。

▲アホだなこいつらと思ったのですが、自分の場合に置き換えてみるとわかります。寝てるときに口元にペヤングが撒かれたら、夢うつつの状態でも、とりあえずモグモグしちゃいますよね?つまりはそういうことです。



▲また、彼は、柄がハッキリ分かれすぎていて、す巻きにされてるように見えるところがチャーミングです。前世でどんだけ悪いことをしたらこんな柄にされるのか神様に聞きたい。



次はリスコーナー。

ひまわりの種をやります。模様のない台湾リスがほとんどで、シマリスは出てこない…残念ですが、こいつらはあばずれと呼びたくなるほど人間に慣れていて、手の上に乗ってきたりします。


▲一応、鍋を持つやつみたいなのを貸してくれて、その上に種を載せてるんですが、こんな家庭的な道具で自分の肌を保護している自分に反吐が出るほど嫌気が差し、「もうGAMANできない!生でやらせろ!」ということで手からじかに与えてしまいました。なんかスッキリすると同時に脱力感に見舞われました。というか、こうやって写真で見ると、ぼくの手、きれいですよね。知的で上品な感じがします。



最後は膝に載せるコーナーでフィニッシュ!モルモットとハムスターとウサギの中から、好みの子を指名したら膝に乗せてくれます。このへんはまったくススキノのキャバと同じシステムなので北海道から来た人も戸惑わず安心。ずっと膝の上に乗ったまま、一方的に語りかけたり撫でたりします。

▲この黒モルモ君は、なんだかリーヴ21のような質感がいとおしい!
モルモットは知能が低いので、相互的なコミュニケーションは無理なのが難点ですが、まあ、人間同士でも相互的なコミュニケーションがあるのかどうかは、はなはだ疑問ですよねー(特に高齢の女同士の場合)