オットケテンゴヤ?

韓ドラの話題90%以上(好みの合わない方ゴメンナサイ)

■【テニス】2025全豪オープン予想/ムコバさんはどうか?

 全豪オープンのドロー出ましたね。いまからワクワクが止まりません。ムコバさんはトップハーフ、2回戦で大坂なおみかキャロリン・ガルシアですね。どっちが上がってきても簡単ではありませんが、まあ力をしっかり出せば勝てる相手かな、と思います。3回戦がベンチッチかオスタペンコ。まあ、オスタペンコかな? ペンコならたぶん負けることはないと思うので、4回戦までは進みそうですが、4回戦はガウフですねー。ガウフ誰か退治してくれるといいんだけど、難しいかな。普通にいけばガウフの3回戦はレイラで、これはよっぽどレイラがスーパーレイラにならないと難しいか・・・。

 ムコバさんにとって、4回戦のガウフ戦がもちろん前半の最大の山場となりそうですが、ユナイテッド・カップで暴いたガウフの弱点を、しっかりしつこく攻められるかどうかがポイントになりそうですね。スピード勝負では絶対にかなわないので。

 それにしてもガウフは、ユナイテッド・カップのファイナルで、シフィオンテクに勝った後に見せたあのポーズは一体なんなんでしょうね?

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 なにか、ラケットで地面を掘るようなパフォーマンスを2度ほど見せましたが、僕にはあれ、相手に対する敬意を著しく欠いた、非常に不愉快なポーズに見えました。しかもベンチに戻ったとき、ベンチの前でもう一回やってましたからね。あんな事する選手、いないでしょ・・・。さらに、試合終わりの握手のとき、ガウフはラケットをバンッとネットに叩きつけて、シフィオンテクを睨みつけて待ってますからねー・・・。地面掘りのポーズ含めて、普通やんないですよ、あんなこと。シフィオンテクもよほど腹に据えかねたのか、目も合わせずにメッチャ怒った顔でガウフの手に触るだけという・・・。二人の間になにか確執でもあるのかもしれませんが、事情はどうであれ、コートであんなことをする選手を好きになって応援するのは、僕には難しいです。

 ムコバさんは4回戦で幸いガウフを撃破できたら、ベスト8の相手は順当ならペグラかな? でもここの山は意外とサムソノワが調子が良くて、準々決勝はペグラとサムソノワになるかもしれません。サムソノワが仮に絶好調ならペグラといい勝負と思うんですが。ファンとしてはムコバ対サムソノワ見てみたいけどなー。

 仮にそこでサムソノワかペグラに勝つと、準決勝で待ってるのはほぼ、サバレンカですね。でも、サバレンカ、今回意外とタフドローで、1回戦がスローン・スティーブンス、2回戦がたぶんジェシカ・ボウサス・マネイロ。この2回戦、おそらくそんなに簡単ではないですよ。3回戦が順当ならリンダ・ノスコバで、4回戦が順当ならミラ・アンドレーワ。これもけっこうキツい相手で、展開によっては負ける可能性さえある相手かもしれません。で、ベスト8がジェン・チンウェン。これももちろん、簡単な相手ではありません。ノスコバ、アンドレーワ、チンウェンの3人でサバレンカを削ってくれれば、そもそもムコバさんサバとは相性いいので、また勝利のシーンもあるかな。

 で、そんなこんなで運良くトップハーフを勝ち抜いた場合、ボトムハーフから決勝に上がってくるのは、リバキナかシフィオンテク。大穴はカリンスカヤ。今回しかし、いちばんドローに恵まれたのはリバキナかもしれません。準決勝まで、おそらく、負けそうな相手がいない感じです。イバニセビッチが陣営に加わってすぐにグランドスラム決勝まで行ったら、イバニセビッチの評価上がっちゃうでしょうねー笑

 一応ベスト8の予想でもしてみようかな。

【トップハーフ】

サバレンカ ジェン・チンウェン ムコバ サムソノワ

【ボトムハーフ】

リバキナ ボールター カサキナ シフィオンテク

【優勝予想】

リバキナ(希望はムコバさん)

 男子はまあ、5セットマッチとか見てられないので、WOWOWの配信でルブレフの試合の第3セットぐらいから見る感じかな笑 決勝は普通に考えたらシナー対アルカラスだと思いますが、どうでしょうか。ちなみに日本人選手はダニエル太郎が2回戦でシナー、西岡が2回戦でアルカラス、錦織が2回戦でT・ポールなので、全員2回戦止まりの見込みが高いです。まあ、シードがつかないというのはこういうことですよね。そもそも僕は「日本人だから応援」という観戦態度では全くないんですが、でもタフドロー過ぎてちょっと気の毒です。

 男子で唯一応援してるルフレフは、1回戦がジョアン・フォンセカ(誰?)、2回戦がソネゴかワウリンカ。いやー、ワウリンカとルブレフ見たいなー!ワウリンカ大好き。3回戦がマロジャンかティアフォーかな。このあたりからかなり厳しい戦いになりそうです。そこを上手く抜けられたら、4回戦はメドベージェフ。うーん・・・。うーん・・・。ランキング落ちると、いきなりタフドローになりますねー。頑張れ。

■【テニス】全豪オープン予選 伊藤おあい vs 石井さやか

伊藤あおい 3 4

石井さやか 6 6

 僕は日本国内のテニスにはまったく興味がないので、石井さやか選手がどういう方なのか、まったく存じ上げません。試合も見たことありませんし、どのような戦績の選手なのかも全然知らないんです。それで調べてみると、石井さやかさんは2024年の全日本チャンピオンで、伊藤あおい選手とはそのとき準決勝で対戦して、6−4 6−3で石井さやかさんが勝ってるんですね。今回の試合も6−3 6−4、2セットともワンダウンずつですが、試合を観ていた感想としては、伊藤あおいさんに勝ちそうな雰囲気は一回もなかったです。(用事があったので第2セットの第5ゲームぐらいまでしか見られませんでしたが、あーきっとこのままだな、という感じでした。)

 石井さやかさんはタイプとしてはハードヒッターのようです。伊藤あおいさんの遅いボールもまったく気にせずに、バシバシとハードに叩いてきます。とくにセカンドサービスになると伊藤あおいさんがまったく分が悪くて、リターンでバチコンされて一歩も動けず、みたいなシーンもけっこう見られました。第1セットのスタッツが、なんとセカンドサービス時のポインツウォンがわずか11%、これでは勝ち目がありませんね。

 伊藤あおいさんはサーブ&ボレーを織り交ぜたり、フォアのスライスももちろんいつもどおり使っていましたが、そうしたプレーが有効になる前にバチコン決められてポイントを失う、というシーンのほうが目立ったように思います。

 たぶん、石井さやかさんのように、遅いボールに対しても自力でマックスの出力を出せるハードヒッターに、伊藤あおいさんは弱いのかもしれません。僕も60歳になってテニスを始めて分かったんですが、遅いボールに対して自分の出力で速く強いボールを返すのって、そうとう難しいんですよね。強く打つとオーバーヒットになっちゃうし、加減しようとするとネットするし。プロの選手でもそれはそんなに簡単ではないみたいで、あの強いガウフが、ムコバさんの「フォア奥の緩い球」には苦戦してましたからね。ガウフは緩いボールを強く速くは返せないんです。(もちろん、そんなの簡単で単純な話ではないですし、僕と比べるなんてアホなことしてるわけじゃないんですが、すごく単純化するとおそらくそういう話です)

 とはいえ、こう言ってはなんですが、石井さやかさんぐらいのハードヒッターならWTAの100位以内にはゴロゴロいますし、ああやって有効な対抗策を見せてしまった以上、伊藤あおいさんはこれからちょっと歯を食いしばって頑張る必要があるかもしれません。でもまだ20歳ですしね、今後どういう方向に進化していくのか、楽しみに見守りたいと思います。

 

■【テニス】ユナイテッド・カップ/カロリナ・ムコバ vs ガウフ

ムコバ 1 4

ガウフ 6 6

 ムコバさんがガウフとの対戦成績全敗を継続する結果となって、なおかつ1セットも取れない、という状態が継続することになりました。相性が悪いのももちろんなんですが、ハードコートではガウフ強いですね。現状、ハードコートでムコバに何もさせない、WTA唯一の選手と言って良さそうです。ムコバさん、サバレンカには3連勝してるし、シフィオンテクともこんなに差の開くゲームにはならないですからね。トップ10上位の選手で言うと、リバキナとはしばらくやってませんが、おそらくいい勝負になるはず。パオリーニが相手だと、パオリーニに何もさせない感じですし、ジェン・チンウェンが相手でも、ムコバさんの方に分がありますからね。こんなに「なにもできませんでした」という感じに負けるのはガウフだけです。

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 試合は、スタートからガウフがマックスで押し込む展開で、スロースターターのムコバさんは「ちょっと噛み合わないなー?」となんとなくモタモタしてるうちに、あっという間に0−4とリードを広げられてしまいました。この時点で、まだムコバさんは頭の整理がまったくできていなくて、何が起こっているのかほとんど理解できていない状態。

 僕は見ていて、最初の2ゲームで「あ、今日も負けの日だな」とほぼ確信しました。やることなすこと、あらゆるショットにおいてガウフのほうが上で、ほとんど「手も足も出ない」状態だったからです。見ている僕も頭の中の整理ができません笑

 しかし、第2セットの中盤でムコバさんが戦術を変えて、一度ガウフのサービスをブレークしたゲームで、いろんな謎が一気に解けました。要するに「ムコバさんが得意としていて、WTAの大抵の選手より上回っている」部分において、すべてガウフのほうがムコバさんより少しずつ上回っているんです。それは、ひとことで言うと、「総合的な運動能力」です。ムコバさんの運動能力は物凄いものがあって、ボールに対する反応速度、コートカバー力、スピードへの対応力などは、WTAの選手の中でも最上位クラス。しかしガウフは、そのどれもがムコバさんより上なんですね。だから、ムコバさんは、たとえばサバレンカ相手に決まるショットでもガウフ相手には決まらないので、「え?」となってしまうわけです。この、小さな「え?」が積み重なって、ソリューションを見いだせないでいるうちに、ゲームはもう趨勢が決定的な状況になっている、というわけです。

 とくにガウフの「ボールへの反応速度」って、異常に速いですね!おまえは猫か?と思うほどの反応スピードの速さで、あらゆる難しいボールをこともなげに返してきます。だからスピードラリーやボールの速い展開は大好きで、物凄い自信を持っているのだと思います。ムコバさんもスピードラリーには自信があるタイプなんですが、その「自分に自信のある部分」でことごとく負けるので、ゲームをまったくコントロールできないわけですね。ガウフは反応速度が異常に速い上に足がメッチャ速いので、ほとんどドロップショットが逆にリターンでウィナー級を決められるというシーンがたくさんありました。まあ、ムコバさんが今後スピードとパワーで押し切ろうとする限り、ガウフには勝てないかもしれません。

 で、ガウフは終始とても気持ちよくプレーしてるので、サービスもスパスパ決まるわけですよ。ワイドに切れていく超高速スライスサーブとか、フラット気味にセンターへズドンッと打ち込んでくるとか、もうやりたい放題。

 ここでようやく、「第2セットの中盤でムコバさんが戦術を変えて、一度ガウフのサービスをブレークしたゲームで、いろんな謎が一気に解けました。」の話になるんですが、ムコバさんはスピード勝負に見切りをつけて、ガウフのフォア奥に、緩い球を集め始めたんです。これがなんと、驚くほど功を奏して、ガウフが明らかに嫌がってるんですよね。つまり、ガウフはフォアのグリップが激厚なので、緩いボールが来たときに自分で出力を出せないんですね。緩いボールが来ると、ガウフはマックスでラケット振ってるのに、返球も緩いわけです。そこで緩いボールをフォアに集めてイライラさせた上でスピード/パワーのボールを打ち込んで緩急をつける、という攻め方をすると、ガウフの持ち味が半減することがわかりました。つまり、スピードラリーのときは、相手のボールのスピードを生かして跳ね返しているので、ガウフのボールも速い、ということなんですね。ガウフがフォアハンドで、緩いボールに対して、あんなに自分で出力出せないのにはちょっと驚きました。しかし気づいたときにはすでに遅く、そうしたゲーム展開もそれほど徹底できず、あと少しのところでガウフに押し切られる結果となりました。でももう少し早く気づいていれば、流れ変えられたかもしれません。

 これでガウフの対策は分かったとはいえ、それでもやっぱりガウフ凄く強くて、もしかすると全豪はこの人が大本命なのかもしれません。それにしてもこの人、だんだんテニスがジョコビッチみたいになってきた感じがあります。嫌ですねー笑 でも、ガウフはフォア奥攻められて少し全体のバランスが乱れたりもしたので、メンタル面ではまだ弱さがあるな、という印象もありました。対策は、気持ちよくテニスさせないように、とにかくフォア奥に緩いボールを集めてこちらで展開を作っていく、ということをしつこくやるのがいいかもしれません。次はムコバさん、勝てるといいなー。できればグランドスラムの準決勝ぐらいで。

 

■【テニス】ユナイテッド・カップ/カロリナ・ムコバ VS パオリーニ

ムコバ    6 6

パオリーニ  2 2

 待ちに待った、2025シーズンの開幕です。

 全豪に向かう前哨戦としてはブリスベン国際とユナイテッドカップがありますが、ムコバさんがユナイテッド・カップに出てきたのは少し意外でした。ユナイテッド・カップは国別の対抗戦なんですが、WTA500に格付けされている大会。最初はグループリーグの総当たり戦で、8チームが勝ち上がりでクォーターファイナルからはトーナメントとなっています。マッチは男女混合で、男子シングルス/女子シングルス/混合ダブルスという試合構成。

 なんでこんな、ミックスダブルスやんなきゃならない大会に出てきたんだろうと一瞬思ったんですが、いやいや、僕が明らかに間違えてました。出場メンバー、メッチャ豪華じゃないですか! アメリカはフリッツとガウフというTOP10選手をふたり揃えて明らかに優勝候補、それと同じぐらい強そうなのがシフィオンテクとホルカシュを揃えてきたポーランド。チェコも、ムコバさんとマハーチュがいるのでかなり強い布陣です。イタリアはパオリーニとコボッリなので男子が弱くて、カザフスタンもリバキナとシェフチェンコなので明らかにリバキナ頼み。そしてムコバさんが全豪の前哨戦としてここを選んだのは大正解で、いきなりシフィオンテク、パオリーニ、ガウフというTOP10プレイヤーとのマッチが組まれたことは非常に大きいと思います。また、仮にグループリーグで早々に負けたとしても、総当たり戦なので少なくとも2回の試合を経験できるわけで、しかももしトーナメントに勝ち上がれば3回、4回の試合をするチャンスがあることになります。スロースターターのムコバさんにはこれはうってつけで、もし万が一ブリスベンに出てきて一回戦に負けてしまったら、全豪の前週にアデレードを挟まなくてはならなくなるので、そうなるとフィジカルタフネスの面で弱点があるムコバさんにはきついローテ。

 まあそんなわけで、元旦からネットで「チェコ対ポーランド」という素晴らしい試合を見てたわけですが、しかし同時に、「いま日本でこのコンテンツ見てる人何人いるかなー」と思ったりもしてました笑 で、シフィオンテク戦はそれほど差のない6−3 6−4での負け。ワンダウンずつでしたね。まあしかし伝家の宝刀「走り込んでのフォアストレート、ダウンザライン」を一本も相手に見せずに戦っていたので、まあまあそんなもんでしょう、というところ。グループリーグ敗退かと思われましたが、運良く「ベスト2位国」となり決勝トーナメント進出、クォーターファイナルがイタリアとの対戦となりました。

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 パオリーニとの戦いは、ムコバファンとしてはだいたい安心して見てられる一戦となります。だから非常に楽しい。なぜなら、このふたりの対戦は、「10回やれば7回はムコバさんが勝つ」という力関係だからです。その理由は、ふたりはテニスのスタイルとしてはほぼ同型で、ムコバさんがパオリーニの上位互換だからです。ショットの精度、ストロークのパワーとスピード、戦術、プレースメント、サービス、とほぼあらゆる面でムコバさんがパオリーニよりやや上です。まあしかしそれは「明らかにレベルが違う」という話ではなくて、ムコバさんのそれぞれの点数を10点とするならば、パオリーニは全部9.5点ぐらい、という力関係です。でもその差は試合が進めば進むほど顕著になって、ランキング的には「世界ランク22位のムコバさんが、世界ランク4位のパオリーニに挑戦する」という形なんですが、試合後半にはどっちが世界4位でどっちが世界22位かわからなくなるほど、ムコバさんが圧倒し始めることになります。パオリーニが勝つ展開は、フィジカルタフネスの勝負になったときだけ。ムコバさんが不調でショットが噛み合わなくてフルセットになったりすると、たぶんパオリーニが勝ちます。

 昨日はその点に注目しながら見てましたが、第一セット2−2の第5ゲーム、パオリーニのサーブで6回か7回デュースを繰り返したあと、ムコバさんがスーパーショットでブレイク。この時点で、「ああ、なんか勝ちそう」という感じになりました。そしてそのあとは全米のときと同じような展開となり、パオリーニはもうほとんど打つ手がなくなって、伏し目がち、うつむき始めてしまいました。結果、スコアとしては6−2 6−2という一方的なものとなり、ムコバさん完勝。もちろん、世界4位が相手ですから簡単な試合だったはずはなく、集中力をとにかく切らさないように、全球全力で戦っていることも伝わってきました。

 本当はふたりの力の差はこのスコアに現れたほど大きなものではなくて、要はムコバさんのテニスとパオリーニのテニスががっちり噛み合うんですよね。だからムコバさんが、自分の持ってるマックスの力を表現しやすいんだと思います。

 今日はこのあと、まったく噛み合わないガウフとの対戦。どんな戦いになるかな?しかし、ここまでガウフと対戦したのは、トーナメントが進んで最終盤になったときばかりで、つまりはフィジカルタフネスに弱点のあるムコバさんが、すでにけっこうヘロヘロの状態で戦ってるわけです。今日はフレッシュな状態だと思われるので、その状態でガウフとどう戦うか、とても楽しみです。

 ところで伊藤あおいさん、キャンベラで優勝したようですね。素晴らしい!しかし、きょうは午前中にリバキナ vs シフィオンテクという世界最高峰の一戦を見てしまって、その後で125の決勝を見てると、なんか「え?違う競技?」と思うぐらいスピード感もパワー感も全然違ったので、見るのやめてしまいました笑

 ところでブリスベンではクデルメドバの妹のポリーナがなんと決勝まで進んでるんですね!これはびっっっくり!!姉のベロニカにまったく似てない笑 しかし勝ってきた相手が、1回戦ワン・シンユー、2回戦サムソノワ、3回戦カサキナ、準々決勝クルーガー、準決勝カリニーナなんで、ぜんぜんフロックじゃないでしょ、これ。簡単に勝てる相手ひとりもいない。ちらっとダイジェストで見ましたが、スタイルとしてはオーソドックスなオールラウンダーという感じで、リバキナを小型にした感じかな? カリンスカヤからパワーをなくした感じとも言うかもしれないけど。でもまだ若いし、いきなり今年のライジング・スター候補の誕生かもしれません。

 さてさて、ガウフ戦見る準備しなきゃ!!

■【テニス】速報/伊藤あおいWTA125キャンベラで決勝進出

 あけましておめでとうございます。今年が皆様と僕にとって、いろいろな景色が見られるいい年になりますように。

 多くの方が正月の暴飲暴食でくたびれた胃腸を抱えながら箱根駅伝を見ている中、僕はひっそりとインターネットのサイトでキャンベラ・インターナショナルの伊藤あおいのセミ・ファイナルを見てるという正月です笑 暴飲暴食もしてないので健康笑

 セミ・ファイナルの相手はパリサス・ディアスで、全盛期にはWTAの45位まで行ったことのある選手で、33歳の今やや衰えたとは言え、なかなか強い相手です。

 今日の試合は僕の都合で第2セットからしか見られませんでしたが、結論から言うとゲームは伊藤あおいの圧勝でした。WTA公式サイトでスタッツを確認しましたところ、トータルポインツウォンが68−47なので、これはほとんど「相手に何もさせていない」という数字です。特に目立ってるのがリターンゲームでのポイントで、相手のファーストサーブでのポインツウォンが60.0%、そしてセカンドサーブでのポインツウォンがなんと71.4%という驚異の数字です。そしてブレイクポイントが7/11でブレイク成功なので、まさに完全にゲームを支配したと言っていい内容だったと思います。

 試合の内容は、伊藤あおい式テニスが全開。相手の失点は、だいたい①棒立ち脱力フォアスライスをオーバーヒットしてアウトになる②伊藤あおいの抜群のプレースメントに、手も足も出ない③伊藤あおいの、逆をつく配給に翻弄される・・・のどれかで、とにかく緩急のマジックと配給のマジックでいつの間にかぽっかりとオープンコートができてしまう、という、負ける要素がほとんどないと思える展開でした。伊藤あおいはショットの精度も非常に高く、バックハンドのストレートダウンザラインとか、バックハンドのアングルショートクロスとか、相手がもうまったく追えない球もたくさん見られる素晴らしい内容。あの飄々としたプレースタイルに、相手は苛立つというよりは、ほとんど手も足も出なくてすっかり諦め顔になってしまうという、一方的な展開でした。

 伊藤さんは「いつも必ず強い」というほどにはまだ安定感ないんですが、しかし調子のいいときにはWTA125の準決勝で、No.1シード相手に簡単に勝ってしまう、というぐらいの実力はすでに身についていると言ってもいいと思います。これはもしかすると、ランキングで言うと7〜80位ぐらいで安定してやれる力かもしれません。今年は全豪の予選に出るようですが、もしかすると予選勝ち上がれるかもしれないですね。今年どれぐらいまでランキング上げてくるか、楽しみに見守っていきたいと思います。まあ、トップ100入りはもう時間の問題だとは思いますが、できれば海外の125や250を中心に転戦して、いろんな相手と戦ってもらいたいなあ。

 ところで第2セットの後半、伊藤あおいさん、なんと「ファーストサーブを空振りする」という、WTAのトーナメントではまったく見たことのないプレーを見せてくれました笑 たぶん太陽が目に入ったんだとは思いますが、スカッと空振りしてボールが地面に落ちてバウンド、伊藤あおいが「あっ!」と声を出して少し笑う、審判がすかさず「セカンドサービス」とコール笑 まさに前代未聞のシーン笑 このあたりが、まるで街のテニススクールに通う初中級の人みたいな仕草なのに、WTAの125セミファイナルを圧勝するという・・・笑 ほんとに不思議な選手ですよね笑

■【韓ドラ】今年見て面白かったドラマベスト5

 僕は何十年ものあいだとても映画が好きで、数多くの作品を見てきましたが、韓ドラを見るようになってから映画をまったく見なくなりました。たまに見ても韓国の映画ばかり。理由は簡単で、①韓国のドラマとにかく面白すぎる②ドラマや映画で、韓国語を喋ってない時点でもうあまり見たくない笑

 今年もたくさんの素晴らしい作品と出会いました。その中で、僕が大好きだったベスト5を選びました。

第5位/プロデューサー

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 キム・スヒョン、チャ・テヒョン、コン・ヒョジン、IUの4人が主演、その他豪華カメオ出演多数。実際のテレビ局(KBS)を舞台に、当時実際に放映されていた人気番組「1泊2日」や「ミュージックバンク」の制作の裏側と、4人の人生模様と恋模様を描いた群像コメディ。この作品、2015年の作品ですが、今見てもとても面白いです。登場人物の「人生の断片」をコミカルに描いていて、グッときたり笑えたり心が温かくなったりするいい作品です。あと、「テレビ番組制作の裏側」とは言っても、関わる人間ほぼ全員がちょっと間が抜けていたり、どうでもいいことにばかりものすごく一生懸命になったりと、KBSが自社を舞台にして制作したドラマなのに、ものすごいセルフパロディが効いてるのも見どころ。局長とチーフプロデューサーは「昼に何を食べるか」が毎日最重要の課題だったりとかね。中でもキム・スヒョンさん演じる新人プロデューサーのペク・スンンチャンの天然ぶり、朴念仁ぶりは最高です。ボサーッとした顔の演技とか、ちょっと褒められて嬉しさを隠しきれないアホな子の演技とか、全然仕事ができない感じとか、本当に笑わせてくれます。このドラマのいいところは、このペク・スンンチャンがドラマの期間を通して、別に大して成長もしないというところ。いろいろやらかしたり酒癖が悪かったり、恋が迷走したり人に迷惑をかけたりしながら、一生懸命に仕事をして、たいした成果も出せません。でも泣いたり笑ったりスネたりしながら、「それでも人生は続いていくよね」というメッセージが伝わってきます。登場人物全員そうです。「いろいろありながらも、それでも人生続いていくんだよね」というドラマで、観てよかったと思わせてくれる作品でした。

第4位/白雪姫には死を〜BLACK OUT

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 2024年の新作の中ではこれは相当面白い作品で、良質のサスペンスです。百想でなにかの賞をとってもおかしくないかな、と思ってますが、とはいえ今年は「涙の女王」と「ソンジェ」が強いのかもしれませんね・・・(両方見てないし、ソンジェに至っては離脱笑)。物語は、小さな田舎の村で起こった2件の殺人事件が発端となります。女子高校生2人が殺され、死体がどこにもないという状況。そして殺されたふたりの同級生コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン役)が逮捕され、状況証拠と自白によって有罪が確定してしまい、10年の懲役後出所するところからスタートします。彼はしかし事件の夜泥酔してまったく記憶がなく(BLACK OUT)、自分が友達を殺してしまったのかどうかさえ、なんの確信も持てないまま10年もの時間を刑務所で過ごすことになったわけです。出所した彼を待ち受けるのは、村の人たちの白い目とむき出しの敵意。殺された高校生の親もまだ同じ村に住んでるわけですから、彼は味方が誰もおらず、むしろ迫害されたりもするわけです。そうした四面楚歌の状況の中で、あの殺人事件の真相は果たしてどんなものだったのか、彼は必死に探り始めます。本当に自分が殺してしまったのか、それとも・・・?物語は、回を追うごとに薄い膜を一枚一枚剥がしていくように、真相へと近づいていくんですが、その進行が実にスリリングです。ドラマの途中で「何となくこの人が怪しい」という人が出ては来るんですが、みんななかなかに振る舞いがおかしいわけです。最後に明らかになる事件の全貌には驚愕します。実によくできたサスペンスで、イッキ見が止まらない作品でした。

第3位/シスターズ

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 2022年の作品。巻き込まれ系サスペンスとしては最高峰と思える作品。これは以前ブログ記事でたっぷり書いたのでそちらをご参照ください。

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第2位/ヒーローではないけれど

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 2024年の新作では、これがダントツに良かったです。チャン・ギヨンが鬱病の父という役で、いままでの「イケメンポジション」から離れてかなり演技の幅を広げた作品でした。相手役のチョン・ウヒさんも物凄く良かった!物語は、チャン・ギヨン演じるポク・キジュの家族が超能力一家で、どんな能力を持って生まれてきたのかはある一定の年齢にならないとわからないという設定。しかもチャン・ギヨンの能力は「幸せだった過去に戻れる」という、誰の役にも経たない自己満足的な能力。しかもあることがきっかけで鬱病になり、能力を失ってしまったドヨドヨ真っ暗な役どころ。その家族に、優秀なセラピストを装って接近してきた、チョン・ウヒさん演じるト・ダヘの目的は・・・? 主人公のチャン・ギヨンが鬱病の主人公なので、いつも目の下にクマがあってどんよりした暗い顔したドラマなんですが、ドラマ全体はまったく暗くないんですよね。コメディ要素も適量入っていて、展開も起伏があって、とても楽しめる内容です。いろんなものを失ったり、孤独だったりした人たちが、少しずつ心を開いて許し合い、癒やされていくドラマ。登場人物がみんな、そうなんです。失ったものが大きかったり、孤独だったりして物語のスタート時には誰もが悲しい人なんですが、みんながそれぞれ癒やされていくヒーリングドラマ。エンディングの演出が本当にお見事でした。あと、OSTがドラマでは聴いたことのない曲調の曲ばかりで、とても印象的でした。ヒーリングドラマ好きな人には超オススメの一作です。

第1位/恋愛体質〜30歳になれば大丈夫

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 これはもう本当に、素晴らしい。僕の人生ドラマです。本当に素晴らしい。もう、そのひと言。毎年1回は観たいドラマです。これもブログに書いたので、そちらをご参照ください。

knownfact13.hatenablog.com

 

 では皆さん、どうぞ良いお年を。来年も、いいドラマに出会えますように。

■【韓ドラ】サバイバー:60日間の大統領/ノンストップに面白い、政治サスペンスの傑作

 韓国の大統領によるクーデターが大きな話題をさらってますが、そんないま、この作品はとてもタイムリーでリアリティがあって面白いかもしれません。僕は偶然この作品を先日見終わったところで、その直後に韓国の戒厳令のニュースがあったのでより一層ドラマがスリリングなものに思えました。

 今回見たのは、2回目。1回目は1年半ぐらい前に全話見終わってるんですが、今回2回目であるにもかかわらずとても面白かった!前回同様、手に汗を握りながらノンストップで見終わってしまいました。

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国会議事堂が爆破され、大統領以下閣僚がほぼ全員犠牲になる、という極限状況の中、<大統領権限代行>に指名された人物とは

 物語は、韓国の国会議事堂で大統領が施政方針演説をしているまさにその時、国会議事堂が何者かによって爆破され、大統領以下列席していた閣僚が全員犠牲になってしまう、というセンセーショナルなオープニングからスタートします。大統領の突然の死去により、韓国の憲法の規定に従って、次の大統領が決まるまで最大60日間<大統領権限代行>が指名されるという、緊急事態となります。その役割を担わなくてなならない人物は、政治経験がほとんどない素人同然の環境庁長官、パク・ムジン。本来彼は科学者で、昨日まで大気中のPM2.5の濃度をのんびり測っていたような人物なわけです。しかも彼は「あまりにも政治に向いていない」という理由で、その朝、大統領から解任されたばかり。つまり、環境庁長官をクビになってため、大統領の施政方針演説の席にいなかっただけなんですが、法律上、まだその解任手続きが有効ではなかったため、<大統領権限代行>への就任を余儀なくされてしまいます。国会議事堂爆発の大混乱の中、彼はほとんど拉致されるかのように青瓦台(当時大統領府があった場所)へと連れてこられ、そこで大統領府の秘書室長から「憲法の規定では、あなたが<大統領権限代行>となります」と告げられ、まったく選択の余地なくその大変な重荷を背負わされることになるわけです。

北朝鮮によるテロを主張する軍部に対して、科学者の彼が導き出した意外な「解」とは? 誰もが反対する中、彼は信念を貫けるのか

 事態がまだよく飲み込みきれていない彼が最初に放り込まれたのが、国家安全保障会議。そこでは国軍の幹部が「北朝鮮によるテロ」を主張していて、すぐにも報復攻撃に踏み切るべきだ、と強く詰め寄ります。その場には同盟国のアメリカもいて、アメリカ側も北朝鮮への報復を主張。攻撃を開始することになったら、同盟により指揮権はアメリカに移ることになるため、決断を急がせます。この極限の状況の中で、政治経験の乏しい彼は困惑しながらも、「北朝鮮と戦争するかどうかが、彼の判断だけにかかっている」ということを理解します。この恐ろしいほどに致命的な、まさに国家の「命運」が、「政治にあまりにも向いていない」という理由で長官を解任された彼の判断一つに、委ねられているわけです。しかも軍部とアメリカの圧が凄い!あきらかに、「お前は政治の素人なんだから、OKだと言うだけでいい」という態度で北朝鮮への攻撃すぐに決断しろ、とゴリ押ししてくるわけです。しかし彼は政治経験が乏しいながらも、科学者としての立場から、今回の国会議事堂爆破が「北朝鮮のテロ」ではないかもしれないという、僅かな可能性を見出します。彼は果たして、アメリカ側が突きつけてきた時間内に「北朝鮮のテロ」ではないことを立証し、両国が激しい戦闘状態に入ってしまうことを回避できるのか・・・!

・・・というのが、第一話から繰り広げられて、もう、ほんと大変なわけですよ。

国家情報院テロ分析チームが国会議事堂爆破の捜査をするが、糸口が見つからずに難航を極める

 一方では、当然のことながら、今回のテロ事件に関する捜査が行われます。こちらはカン・ハンナちゃんが扮するテロ分析官ハン・ナギョンが中心となる展開。カン・ハンナちゃんがいつもの甘々な笑顔をまったく封印して、ものすごく厳しい表情で捜査を進めていくんですが、いやー、カン・ハンナちゃん素晴らしい出来栄えだった!アクションもものすごく見応えあり!彼女は国家情報院の先輩と婚約をしていた関係なんですが、なんとその先輩が今回の爆発に巻き込まれていることが明らかになります。彼の生死さえわからない中、また、なぜ彼がそのとき国会議事堂にいたのかさえわからないまま捜査を進めなくてはならない中、手がかりらしきものにたどり着きそうになるたびに彼女の前には絶望的な大きな壁がたちはだかります。「もうこれ、全然ムリじゃん!」という状況に、彼女はどんどん追い込まれていくわけです。そうこうする中、爆発事件で「たったひとりの生存者」が救出されるんですが、その人物は無所属の新人議員オ・ヨンソク。これはイ・ジュニョクさんが演じてたんですが、このオ・ヨンソクがまた素晴らしかった!彼はいったいなぜ、あの激しい爆発事故で生還できたのか、偶然だったのかそれとも何かを知っていたのか?

いったいどのような大きな陰謀が進行しているのか。そして、政敵からの攻撃をどのようにかわしていくのか。

 パク・ムジンは<大統領権限代行>となったことによって、政敵からの攻撃の対象となる立場となり、その攻撃に耐えて自らの正しさを国民に示していかなくてはならない立場となり、さらには「国会議事堂爆破」という大きな事件を解決していかなくてはならない立場となります。<大統領権限代行>に就任以来、彼の前には常に、「無理なこと」と「絶対に無理なこと」の2つの選択肢しかありません。そんな中、彼を支える青瓦台の秘書室長(ソン・ソック)はこれまでに大統領を支えてきた経験からいろいろな助言をしますが、権限代行であるパク・ムジンが選択する道はいつも、「正直であること」。これは、海千山千・魑魅魍魎の政治の世界にあってはむしろ不利になることが多く、いつしか揶揄されるかのように「代行は『いい人』ですから」と言われたりするようになります。代行を支えるソン・ソックも、当初は代行が「正直」に振る舞うたびに深く絶望するわけですが、それでも必死に、代行の職務を支えていこうとします。ソン・ソックも抜群に良くて、本作では色気を完全に封印して、「大統領権限代行を陰で必死に支える」真っ直ぐな姿が最高でした。

 さてそれで、「いい人」である権限代行は、はたして政敵の攻撃に耐えながら、青瓦台のスタッフの不信感を拭い去り、難攻不落と思えた陰謀の全体像を明らかにすることはできるのでしょうか? もちろんドラマだから最終的にはそれが可能となるわけですが、最後に明かされる陰謀の全体像は、驚愕のひと言。「いい人」パク・ムジンが、その「いい人」ぶりと真っ直ぐな判断で物事を前に進めていく姿と、まわりの人を巻き込んでいく姿は、本当に見応え満点でした。

ラストまで緊張感がまったくとぎれない名作、超オススメです(でも、リメイク元のアメリカ版は、僕はダメでしたが・・・笑)

 本作はスリリングな緊張感が緩むシーンがまったくなくて、まったく予想外の展開やどんでん返しも多く、物語全体の構図もキャストも素晴らしい、第一級の政治サスペンスだと思います。ラストの方で、ちょっと謎が残された感もなくはないんですが、それは「あ、シーズン2狙ってたのかもね」と受け取ればいいだけの話。物語の終わらせ方がとても良かったので、シーズン2はいらないんじゃないかな。

 この作品があまりに良かったので、リメイク元になったアメリカ版も見てみたんですけど、、<権限代行>のポジションがキーファー・サザーランドなんですよね(Wiki見ると、いきなり大統領に就任する展開となるようですが)。ドラマ「24」を見た人にとって、キーファー・サザーランドってジャック・バウアー以外の何物でもなくて、ジャック・バウアーにしか見えない時点でもうダメでした・・・笑 残念ながら、あっという間の離脱・笑

 だって本作は、<権限代行>に指名された「政治素人の誠実なだけの男」が、戸惑い困惑しながらも「誠実に」職務を遂行して、まわりの力を借りながら解決へと導いていくドラマで、韓国版のチ・ジニさんはもう、終始「困惑しきった表情」で演じてらっしゃるわけですよ。でもキーファー・サザーランド見てると、「ああ、どうせ法律とか全部無視して拷問しながら超人的にたったひとりで問題解決するんでしょ」にしか見えないので、もう、全然ムリでした笑

 「24」大好きですけどね僕は。でも本作は、主人公がジャック・バウアーに見えちゃいけないドラマなんで・・・笑

★ドラマの得点 14点★(ドクター・プリズナーを10点としたときの評価です)

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