【インドネシア】韓国鉄鋼大手ポスコ製鉄所で何が起きているのか…銑鉄流出に続くガス管爆発[3/31]
◆ポスコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか
韓国鉄鋼大手ポスコが海外に初めて設置した一貫製鉄所で、インドネシア国営のクラカタウ・スチールとの合弁会社クラカタウ・ポスコは、今年1月1日に突然操業を停止した。昨年12月23日に当時の鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長やインドネシアのユドヨノ大統領が出席する中、製鉄所の火入れ式を行ってからわずか9日目での大型事故だった。当時事故をめぐる情報が広がると、ポスコは「工場稼働初期にはよくあることだ」と説明した。しかし、3週間もたたない今年1月19日に再び事故が起きた。今回は作業員がガス供給バルブの操作を誤り、ガス配管で爆発が起きた。ガス供給が止まれば、高炉の稼働に欠かせない熱風を高炉に供給できなくなり、それによって高炉が冷えてしまうという最悪の状況も予想された。そうなれば、高炉を解体しなければならないほどの全面補修が必要になる。
これにより、インドネシアの一括製鉄所の稼働は、2カ月以上遅れたことが分かった。ポスコ関係者は「事故による被害額が少なくとも1000億ウォン(約96億円)を上回るとみている」と述べた。業界の一部からは、被害額が最大5000億ウォン(約481億円)に達するとの見方も出ている。
権五俊(クォン・オジュン)会長も今月14日の就任直後「クラカタウ・ポスコによる年60万トン程度の生産に支障が出ているため、黒字達成は困難」との見通しを明らかにした。
■銑鉄流出に続くガス管爆発発
本紙の取材によると、2回目の事故は銑鉄(せんてつ)流出事故を収拾する過程で起きた。当時は最初の事故で亀裂が生じた出銑口を修理し、再稼働に向け高炉に熱風を吹き込む準備をしている状況だった。配管にガスが流入し過ぎて、爆発が起きた。ロシア人監督者とインドネシアの現場作業員の意思疎通に問題があったことが原因だった。ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導で誤操作し、問題が生じた。作業員の教育がうまくできていなかった」と説明した。
ガス爆発よりも深刻な問題は、熱風の吹き込み口が詰まり、高炉の温度が低下すれば、銑鉄が固まってしま う危険性があったことだ。半固体状態となった銑鉄が再び吹き込み口を塞ぐという悪循環が起きた。高炉が完全に冷えきれば、高炉をいったん消し、内部にある 鉄鉱石と無煙炭などを取り除いた上で、再稼働を行う必要がある。そうなれば、稼働再開が6カ月以上遅れかねない事態だった。ポスコは2回目の事故当時、光陽製鉄所副所長のハン・ギウォン常務(現ポスコ建設常務)ら専門技術者を派遣し、ようやく復旧にこぎ着けた。
■なぜ事故は起きたか
ポスコは今月7日、クラカタウ・ポスコでスラブ(厚鋼片)の出荷を開始したことを明らかにした。最初の事故発生から約2カ月が経過していた。ポスコは一連 の事故に関連し、「支援委員会」を設置した。事故の詳細な調査と正常操業の支援を行う組織だ。ポスコ幹部は「まだ最初の事故の正確な原因を特定できていない。現在はクラカタウ・ポスコの最終製品基準で(生産能力の)50%程度まで正常化したといえる」と説明した。
ポスコの現地下請け業界では、同社が海外投資の成果を上げるため、クラカタウ・ポスコの建設工事を急ぎ、その結果さまざまなミスが発生したと指摘している。現地の工事関係者は「ポスコから渡された設計図を見ると、工事が難しいほどでたらめなものだった。工事期限も設定できず、資材の供給にも問題があった」と振り返った。
こうした中、クラカタウ・ポスコの手持ち資金がなくなり、ポスコが近く増資を通じた資金支援を行うとの見方が出ている。ポスコは今年4月末か5月には正常な稼働が可能だとし、「最悪の状況からこれだけ復旧できたことも、ポスコの技術力を示している」と主張している。
チョ・ジェヒ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
朝鮮日報 2014/03/31 08:37
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/31/2014033100577.htm
(引用ここまで)
ようやく出てきた朝鮮日報のポスコの事故関連ニュースです。
韓国人に物事の正確さを求めるのは間違いだということは重々承知してますが、お前ら前の記事くらい読んどけ。
見出しはこうじゃ。
2014/1/20 08:07 朝鮮日報
「国際的な恥」 ポスコ一貫製鉄所、稼動2日で全面停止
忘れたのか計算ができないのかまたはその両方のうちどれかでしょう。
朝鮮日報は記事が1週間しか読めません。なぜそうなのかは分かりませんが想像はつきます。こういう恥を平気で晒すからです。
彼等がえらいと思うのは(単に抜けてるだけとも言えますが)この記事の検索はできて見出しが分ってしまうことです。
記事の内容は去年12月の事故についてです。
内容は笑韓流家元のご隠居様のところをご覧ください。
http://ameblo.jp/nobody0728/day-20140120.html
この記事は1/20付ですが3/31付の記事では1/19に二度目の事故を起こした後に記事にしています。この辺りの芸の細かさは見習う必要がるでしょうか。
要は彼等は情報を小出しにしてるということです。そして特集の感覚なのでしょうか。
1/21付でまた記事を出してる。
内容は尊敬する短足おじさん2世の所をどうぞ。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-892.html
この後まともな続報はありませんでしたが、3/22、3/26に大きな火災を伴う事故があった当現地報道があったことは知られています。
現地報道のまとめは以下の通り。
http://honnesia.doorblog.jp/archives/36745474.html
http://honnesia.doorblog.jp/archives/36852577.html
この時の内容は一節には水蒸気爆発と言われておりこれならば炉の破壊を伴いかねない大事故です。
この状態で出銑できるというだけで驚きですがそれで50%の回復?
一体どうなってるのでしょうか。
記事によれば60万トンの生産に支障ということが言われていますが、これは年間300万トン農地の2ヶ月分ですから普通考えれば高炉停止期間中のものでしょう。
その後50%でなぜに60万トンの減産ですむの?
東亜関係者が3月の事故に注目してるのは去年の事故は韓国マスゴミが報道したがこの記事は完全に報道管制がしかれていたからです。
よほど自体は悪いということしかいえない。
インドネシアという国は開発独裁国ですから先進諸国のような報道の自由なぞはないと言って良い。
ある国が一環製鉄所を持つというのは実はそれだけで大事業ですが、インドネシアはこの件で大きな痛手を被ることになるでしょう。
昔から考えてることなのですがいわゆる大国になれるのは資格があると思ってます。
自国で技術を開発しそれを産業化し1つのシステムをつくり上げることの出来る国家というのはいくつもないということです。欧米では英米独仏露、アジアでは日本、これのみと言ってよいでしょう。
新興国などといいいますが技術導入があっても良いですが1世代のうちに自分のものと出来た連中がどれだけいるでしょうか。
形だけはもちろん真似ることが出来ます。しかしそこから新しいイノベーションを生み出すということが出来たのはいかほどか・・・ロシアは一度社会主義で馬鹿やってますからこれは20世紀初頭の5大国と同じという馬鹿な構図です。
おそらく余程の努力をしないと新興工業国は大国とはなれないでしょう。
そして特亜諸国に物を教えても結局は世界の幸せにはつながらないということがだんだん事実として分かり始めています。
国家には品格があるのです。認めたくいないでしょうが。