kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです。使用しているカメラはZ50ⅡとZfとCOOLPIXーW300です。適当に撮って楽しんでいます。

夢洲駅周辺

OsakaMetro夢洲駅周辺 駅周辺数十メートル以外は一般人立ち入り禁止。

大阪港駅やコスモスクエア駅のように地上高い位置にあれば写真を撮りやすいのだが。

「♪カラスよ高い空から、教えてよ地上(建設現場)の様子を」

Zf Z24-120mm f4 S

JPS展

JPS KANSAI 2025

「第7回JPS会員有志関西展」

富士フィルムフォトサロン 大阪

 

図録は印刷された価格は定価2000円だが、会場では1000円で売っていたので、思わず買った。

シャッタースピードの関係で電車のLEDの行先表示文字が崩れている写真を見て、「主役が猫だと電車の表示文字が崩れていてもOKなんだ」と知った。それとも意図的に文字を崩して読めなくしたのかな。ともかく私にとって参考になった。

馬・ラクダ

「世界遺産 大シルクロード展」

京都文化博物館

 

中央アジアの駱駝はフタコブラクダ

唐時代の人々

「世界遺産 大シルクロード展」

京都文化博物館

私が読んだ本では、アラブ系からわかれたインドヨーロッパ語族が中央アジアでさらにインド・イラン系とヨーロッパ語族系がわかれたとされていますが、ヨーロッパ語族が西へ移動し、イラン系がインド系を南方に押しやり、一時はイラン系が中央アジアの多数を占めていたそうです。しかし東のアジア系の遊牧民である黒毛黒い瞳のテュルク系がどんどん西へと進出して一時はテュルクと先祖が同じであろうといわれているモンゴル(元帝国)の支配下にありました。ソ連の支配下の時代はスラブ系のロシア人も入ってきました。現在はテュルク諸国機構というグループに、トルコ、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギスが参加しています。民族的には他にもウズベク人やトルクメン人などがテュルク系とされています。もじどうり東西民族のるつぼです。現在はトルコ人にも紅毛碧眼の人がいますし、イラン人にも黒毛黒い瞳の人がいます。現在、大相撲で活躍している金峰山はカザフスタン人ですが、かなり東アジア系の顔をしています。髪の毛は黒毛でなければ土俵に上がれないので、元大関把瑠都のように黒く染めているのかもしれませんが。

唐の時代はイラン系で紅毛碧眼のソグド人(唐時代の胡人)が東西交易の担い手とされ、唐時代の胡人俑では馬やラクダを扱っている男性や、踊りを踊っている女性の俑が多く残っています。唐の時代では唐の街角の居酒屋などで楽器を演奏したり踊ったりする胡人が大人気だったそうです。また、唐の女性たちはソグド人から影響を受けて乗馬するようになったそうです。この唐の時代に胡瓜、胡麻、胡椒などの食べ物や胡弓などの楽器が唐の都に入ったようです。蛇足ですが、私個人としてはイランの胡瓜は瓜のようでとても薫り高く甘くておいしかったですね。今まで外国で食べた食べ物で最高でした。

まあ、日本人にとっては仏教の神様たちのうち東大寺の毘盧遮那仏や大日如来、弥勒菩薩、など仏教が中央アジアに広がった時にソグド人の信仰する神様たちが仏教に取り入れられて、日本へもその信仰が伝わったとされています。もちろんインドの神様たちも多く仏教に取り入れられて、弁才天や帝釈天のような神様として信仰されていますが、そのルーツとして阿修羅のように古代イランのゾロアスター教の最高神であったような例もあります。

蛇足ですが、一枚目の写真は、馬かラクダの手綱を引くソグド人の俑ですが、その姿、特に手の形は何かに似てませんか。そう、踊る埴輪といわれているものと、手つきや上体の動きなどがにているでしょう。最近、この埼玉県から出土した踊る埴輪は踊っている姿ではなく、馬の手綱を引いている姿と言われ出したようです。

帽子と靴

「世界遺産 大シルクロード展」

京都文化博物館

この時代の靴は布製が主流だと思っていたけれど、木の皮で作られたものもあったんですね。初めて知りました。ブーツも唐代にはすでにあった。とんがり帽子は現在も中央アジアでよく見かけますが、こんな装飾のものは初めて見ました。