自炊の手抜き術、っていうか味つけの強引な要約

2年ほど自炊した。だいぶ手の抜き方を心得てきた気がする。手抜きっていっても、時間や手間の節約じゃなくて、思考の節約やけどな。
ごはん、和風、洋風、中華、保存・冷凍について自分なりのポイントを思い浮かべる。
とりあえず主張したいことは以下の二点。

  • ひとり暮らしならタッパーを食器にすると楽やで!
  • 一人前あたり「濃口醤油大さじ1、みりん大さじ1、顆粒だしちょっと」で野菜と肉を煮たり焼いたりしたらとりあえず食えるで!

ごはん〜食器としてのタッパー

買っておきたいもの。固形のタッパー。
ラップ&ジップロックで炊き立てを冷凍保存するというテクが有名だが、僕は丸型固形のタッパーで冷蔵庫に入れている。チンする時間が短くて済むこと、詰めるときに形を整えなくていいこと、タッパーをそのまま食器として使えることが利点。丸型のほうが洗いやすいと思う。

和風〜わりしたでおk

買っておきたいもの。濃口醤油:香りが強いのでいわゆる醤油っぽい。みりん:甘い酒、常温保存できる本みりんがおすすめ。顆粒だし:楽。
醤油、酒、みりん、砂糖、だしでどうにでもなる(わりしたとよびますね)。それでもややこしいなら、一人前あたりだいたい「濃口醤油大さじ1、みりん大さじ1、顆粒だしちょっと」で味つけしてみるとよい。やや薄味かもしれないが、一度にたくさんつくるなら逆にもっと減らせる感じだと思う。
煮物はわりしたで野菜や肉を煮たものである。煮物にみそを混ぜると豚汁になる。照り焼きはわりしたを煮立たせて肉などにこべりつかせたものである(みりんが照りのポイント)。どんぶりは煮物をごはんにかけたり、煮物に溶き卵をまぜてごはんに乗せたものである。とりあえずこのような認識でよいと思う。
これでつくれる料理:おでん、和風なべ、肉じゃが、すき焼き、豚汁、ぶりの照り焼き、鶏の照り焼き、親子丼、牛丼、豚丼

洋風〜ルーを溶かすだけ

買っておきたいもの。ブイヨン:スープのもと。ケチャップ:とりあえず入れてみる。ルー:好きなものを。
洋風の料理はあまりしないのでよくわからない。ブイヨンとかコンソメみたいなものをわりしたの代わりに使うと、煮物じゃなくてポトフとかスープってよべると思う。そこに市販のルーを溶かすとカレーやシチューになる。その場合スープのもとはなくてもいい。
これでつくれる料理:ポトフ、カレー、シチュー、ハヤシライス

中華〜がらスープで焼く

買っておきたいもの。顆粒鶏がらスープ:中華のベース。かたくり粉:とろみです。
ちょっと大まかにつかみにくい気がするのが中華。醤油、酒、がらスープの味つけで肉や野菜を炒めれば炒め物になる。スープの量を多めにし、水溶きかたくり粉でとろみをつけたりすると中華な感じがする(焼くように煮るのが中華の特徴だと思う)。からくしたいなら豆板醤(トウバンジャン)を。麻婆豆腐をつくりたいならテンメンジャン(なぜかMS-IMEだと変換できない)という甘口みそも買う。
これでつくれる料理:中華スープ、野菜炒め、チャーハン、麻婆豆腐、八宝菜、エビチリ、酢豚
かなり強引な説明なので、個別に調べてください>< ガッテンの麻婆豆腐はガチ。
ためしてガッテン:過去の放送:大発見!マーボー豆腐 激うま調理術

保存・冷凍

煮物やスープの保存にもタッパーを。食器になります。三日くらいならもつと思うので、一度に5食分くらいつくればよいでしょう。
納豆、食パン、きのこなどはそのまま冷凍できます。肉を冷凍したいときは(面倒でなければ冷蔵でも)タッパーに並べなおしたほうがよいでしょう。挽き肉やたまねぎは炒めてから、根菜はすこし茹でれば冷凍できます。葉っぱ系も冷凍できるみたいですが、へなへなしてめんどくさいのであまりやりません。
どんぶりものは冷凍できますので、調子に乗って牛丼10人前などをつくって冷凍しましょう。ただし卵は冷凍に向いていないので、親子丼は卵でとじる前の状態で。
業務用スーパーにいろいろあります。野菜から惣菜、揚げ物まで。割安で長持ちのウインナー、電子レンジでおkのからあげ、外食価格のはるか下にあるポテト(まえは1kg178円だったのですが、さいきんは208円とかになってしまいました)などいろいろあって楽しいです。皮むきやカットのめんどくさい野菜を買うのもよいでしょう。意外と安い。

その他

ペペロンチーノ:百均で唐辛子とニンニクを買ってくる。オリーブオイルでニンニクを温め、唐辛子とパスタと茹で汁をまぜれば出来上がり。
納豆たまごがけごはん:最強。



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