Yosemiteで日本語IMを消しAquaSKKに統一する

このへんは完全に好みの世界ではあるのですが、日本語を入力する場合、SKK が非常に使いやすいです (個人差があります)
SKK については、wikipedia:SKK がまとまっており、さらには、ニコニコ大百科 が異常なまでに親切かつ丁寧な説明をしてくれています。

SKKが他の日本語インプットメソッドと大きく異なるのは、かな漢字変換において形態素解析に基づいた変換を行わないことである。かなと漢字の境界をユーザが指定することになるため、形態素解析を行うシステムではどうしても避けられない解析ミスを回避し、意図した通りの変換を行うことができる。話し言葉や方言を記述する際、その表記のぶれのほとんどはかな文字で表記される部分であるので、SKKでは変換ミスにつながらない。

SKK を使うことの利点

• 文章を頭から流れるように書くことができる
• エンターキーを押す回数が減る
• 変換はユーザーが全て決める = 誤変換が減る
• そこそこ高速
• 非常に素敵なキーバインド
• フリーである

SKKとは (エスケイケイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

とにかく形態素解析には頼らず、どこまでが漢字でどこまでが送り仮名なのかは全てユーザの責任範囲となります。つまり「IME が余計なことをして…」というストレスを回避できる。全部が全部自己責任、「IME がバカだから」で逃げるのを許さない。

そういうわけですから、Mac でも SKK に頼りたい。しかし、Mac (Yosemite) の標準 IME は日本語 IM であり、これは消すことができないようになっています。見てください。なぜか日本語 IM は「マイナス」ボタンが無効化されており、消すことができない。これにより、AquaSKK を使っていてもなぜか日本語 IM に戻ってしまうという事案が発生し、ストレスを抱えて死に至るようになります。

これを避けるにはどうしたら良いか思案していましたが、適当に色々試していたら以下の手順でできた。

• 上記画面で「プラス」ボタンを押して、英語→ASCII を追加する

• するとなぜか「日本語」(日本語 IM)の「マイナス」ボタンが有効になるので、これで日本語 IM を消す

• さらに AquaSKK 統合を消す

こうすることによって、入力ソースとしては「ASCII」のみが残りますが、ASCII も AquaSKK のモードの 1 つであって、これが選択された状態であっても実は SKK で日本語入力ができる。
これで Yostemite 上で、入力ソースとして AquaSKK のみ有効な状態が完成した。もうこれでストレスでは死にませんからぼくの分まで働いてくれたのむ。