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映画の感想・解説やゲームの話

【映画感想】デッドプール&ウルヴァリン【ネタバレあり】

■総評(GOOD)

・何もかもが常識外の滅茶苦茶っぷり

・泣いて笑えて感動できる

・見応え抜群の血みどろアクション

 

■総評(BAD)

・過去の様々な作品を見ていないと感動が薄れる

 

 

とんでもなく無茶苦茶な映画だった。

 

オープニングシーンから、

墓から掘り起こしたウルヴァリンの骨を武器にTVA隊員を大殺戮である。

 

不謹慎極まりないが、「デップーだし良いか、面白いし」となる。

そういうデップーのキャラクター性が強すぎる。

 

かなりメタ的な要素が強く、

20世紀FOXからディズニーに受け継ぐための映画、

という側面も強かった。

 

なにせローガンだけでなく、

・ファンタスティック・フォー(2005年版)のヒューマン・トーチ(クリス・エヴァンス)

・旧ブレイドのウェズリー・スナイプス

・エレクトラのジェニファー・ガーナー

・X-23のダフネ・キーン

・映画化しなかったガンビットのチャニング・テイタム

と凄まじい顔ぶれの出演である!

 

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームでも過去のスパイダーマンシリーズを救う要素が有ったが、

それ以上に迷走を極めてた20世紀FOXのヒーロー達をよくぞ救ってくれたと思う。

 

個人的にチャニング・テイタム演じるガンビットは結構楽しみにしてたのに実現しなかったので、

ここで見れたのは本当に本当に嬉しかった。ありがとう!最高に格好良かったよ!

ぜひ今後のMCU版X-MENにも登場してくれ!!

 

そもそもデッドプールもガンビットもX-MEN ZEROには出ていたわけで、

色々有ってデッドプール&ウルヴァリンで集結したのは本当に胸が熱い。

(X-MEN ZEROでのガンビットはテイラー・キッチュだったが。)

 

あんな事良いな、出来たら良いな、を尽く叶えてくれた映画だった。

 

そういうマニアックなオタク心くすぐる部分を抜きにしても、

アクションは見ごたえ抜群だし、ギャグもキレッキレだし、

ドラマ部分も凄く良くて感動できて泣けるし、本当に素晴らしい映画だった。

 

ありがとう!!!

 

 

 

 

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