この記事は「Microsoft Azure Advent Calendar 2018」19日目のエントリです。
先日JJUG CCC(Japan Java User Group Cross Community Conference)に参加した際に、てらだよしおさん(@yoshioterada)のセッションで「Azure DevOpsを使うとポチポチとクリックするだけでJavaアプリの開発/CI環境などができる」と聞いて「えーホントに?」と思って試したところ、ホントでした。
azure.microsoft.com
どんな感じなのか、ポチポチした画面をキャプチャしたので紹介します。
まずはAzureのダッシュボードにある「すべてのサービス」を選択します。
「devops」でフィルタすると「DevOps Project」が表示されるので選択します。
「DevOps projectの作成」ボタンを押します。
「Java」を選択います。(メニューには「C」もあるんですねー)
男は黙って「JSF」
Serviceは今回「Windows Web App」を選びました。
各種名前を入れて環境を作ります。Azure DevOpsの環境ではOrganizationという単位が一番上位にあって、その中にProjectを作るイメージのようです。「DevOps Organization」のメニューも別途あるのですが、ここでまとめて作成ができるようになっています。
しばらく待てば、できあがり!これだけです。
下図のCI/CD pipelineパネルをみるとわかりますが、Gitのレポジトリとそれに連動するCIが作成されています。「Project homepage」を押すと作成されたAzure DevOps環境の画面が表示されます。
こんな画面です。
デプロイされたWebページ(2つ上の図のApplication endpoint)にアクセスすると、こんなページが表示されます。
これほんとにJSFなの…?とGitのソースをみてみるとindex.xhtmlがあってFaceletsタグが確認できます。
<houtputText value = "#{helloBean.message}" />
バインドされてる管理BeanのHelloBean.javaはCDI管理対象BeanではなくJSF管理対象Beanでしたー…。まぁ単なるデフォルトのサンプルコードなので参考レベルですね。
ホントにポチポチするだけでこんな環境が揃うのかとちょっとびっくりしました。Projectのダッシュボードは自分で色々カスタムできるようになっていて、ウィジェットをドラッグ&ドロップで並べるだけです。便利そう。
メニューにあるArtifactsではMaven(他にnpm、NuGetなど)のパッケージリポジトリもできるらしいです。
pipelineのソース管理はGitHubなどにも切替できるので、自由度は高いですね。
プランみると個人開発とか小規模であればFreeライドできてしまうようなので、実際に使ってみようと思います!