カシミヤロングコートの価値とミニマリストの娘に母は言葉もありません。

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こんにちはkeitoです。

いつも巡回の見守りを

ありがとうございます(^^)/

 

娘から

「ママにもらったカシミヤのコート。

 あれ、いつ頃かったものなの?」

 

と、問い合わせがありました。

それを娘が大切に来ていることは

知っていましたが、購入時期は覚えていません。

(すぐ譲ったのでショップもデザインも覚えていない)

 

10年前、社会人二年目の娘が年末に、

転勤先から東京に帰省した際に

コートを着ていなかったので

「ママは着ないから好きにして、

 いらなきゃ捨てていい」と

カシミアのコートとマフラー(ティペットか?)を

譲って持たせたのです。

 

あれから10年、娘はまだそれを着ていました。

 

他にもウールやトレンチコートを譲ってきましたが

「カシミヤのが、一番軽くてあたたかいから

 そればかり着ていたの。

 ボタンが割れた時は似ているのを

 探して買って全部付け替えて

 ポケットの縫い目が破れた時は修理に出して着て

 でも今度は腕の裏地が擦り切れたので

 お直しの見積もりに出したら、補修じゃなくて

 裏地の総替えをすすめられて38,000円だって。

 やった方がいいか迷っているの。。。」

 

あら、偉いわね。

と、ほめつつも、お着物じゃあるまいし、

38,000円でカシミアは買えねども

正直いいますとそこまでして

着なくてもいいんじゃないかと

「それは捨ててウールでも買えばいいじゃないの。」

と、keito母さんは安易でありますが

 

「ショップで、あ!ステキと手に取ると、

 ウールはずっしり重過ぎて買う気になれない」

と申します。

 

これは私も共感しておりまして

重いロングコートというのは

それだけで野暮ったい。

コートというのはまとうものであり

着こみや背負いは避けたいところですし

かといってスーツにダウンは

たとえモンクレールだったとしても

緊急地震速報後の非常事態の時など

限定した状況に限りたいものです。

 

結局、娘はママのカシミアを38,000円で

裏地の総替えに出し、年始までトレンチコート

(これも母譲り)で過ごすことになりました。

洋服お直しの店員のおば様に、

表地や裏地のシルクの状態を

ずいぶん褒めて頂いたそうで、

ママのお陰だよと娘は申しますが

いえいえ、それはあーたが10年間、

ちゃんとメンテナンスした結果ですわよ。

なにせ、私は、ん?なんか違うかも

娘にあげちゃえ!!と軽かったのでね。

 

そして過保護な母たるkeitoは、

年始まで凍える娘を不憫に思い

カシミアのハーフコートを譲りました。

(片付け処分を兼ねて)

 

その後、あまりに寒い日が続いているので

「カシミヤじゃないけど

 グレーのロングコートあるけど着る?

 こういうのだけど、着るかね?」↓ ↓ ↓

 

と、さらに譲渡提案の画像を送ると

(愛読誌:小学館『Oggi』より画像をお借りしました)

 

「母上様!!!

 なんと可愛いのでしょう!

 お願いします!!!!

 大事に着ます!!! 」と

 

譲渡の要請が来たので、

ちょっと惜しくなり(; ・`д・´)

「同じ品番の9号がメルカリに出品されています。

 ママのは7号だからメルカリで良ければポチるかね?」

 

と、送付先を娘の住所に変更している数分の間に

娘から「買いました!!!」と即決の報告。

 

母娘でおそろいになりました。

私より10㎝身長が高い娘には

7号では袖丈が短めになるのでね。

良い落としどころに着地できました。

 

母から娘に受け継ぐ一品。。。

みたいな価値観にkeitoは興味がありません。

いや、それ親の承認欲求のエゴでしょと

モノはモノでしかないでしょ。

そういうファンタジーは娘の立場では

迷惑な重荷になるのでは?と

思っています。

 

もし、カシミヤを自分で買うなら

40歳過ぎて審美眼を培ってからでいいんじゃない?

ここから女性の10年はドタバタに過ぎていくから

メンテナンスの時間もないでしょと助言すると、

「わかった。40歳過ぎたら

 自分で白いカシミアのロングコートを買って

 着こなせるよう頑張る。」と申しました。

 

うちの娘は、超がつくド級ミニマリストです。

(本人は自覚がなく称していない)

その物欲のなさは修業か!!!

と、問いたくなるほどです。

転勤先から帰省する時はいつも

小ぶりなバッグ(A4書類サイズ)ひとつに

それは?ドラえもん構造になっているのか?

みたいに全てを入れて帰ってきてました。

(出張なれしている)

仕事が忙しくて部屋にいないからと

狭いワンルームに長らく住んでいました。

つくづく物を買わない娘です。

 

ミニマリストさん達の書籍やブログを

目にすることがありますが、

いやいや、充分モノにあふれてるように

見えてしまします。

 

娘は雑誌の働く女性ミニマリスト特集で

取材を受けたりもしています。

(日経Womanとか)

けど、あの娘のミニマルっぷりは

そんなもんじゃないです。

 

なにせ、娘は学生時代に

バックパックひとつ(先輩から借りた)で

内線終結からほどない南アジアへ

単身ノープランで渡りまして

国境で兵士(with 銃)と写真撮ってくるツワモノです。

keitoをはるかに超えた、命知らずです。

 

「観光」「行楽」「レジャー」でないそれは

「旅」といってよいと母は認定しております。

 

そんな娘に、母は何もかも踏み超えられており

もうなにもいうことはないのですが

娘が40歳過ぎたら、コートの着せられ方の

立ち振る舞いを伝授しようと思うております。

帰り際のクロークで、お店の方、或いは連れの男性が

コートを手に背後に立った時、

淀みのない立ち振る舞いで袖を通し

何事もなかったかのように

歩み出すその一連の所作は30代では早いけれど

40歳過ぎればサマになることでしょうと

バブル期を経ているkeitoは思います。

 

そう、バブル。。。。

あの頃、女は姫であり、王女でありました。

世知辛い世の中ですが、令和もまた良い時代です。

娘世代に生き抜いていってほしいと

それがkeitoの願いでもあり

祈りでもあります。

 

 

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