今日は、コンセルヴァトワールのホールで、同じ先生についている生徒たちによる演奏会で、子供Hも弾きました。 生徒の年齢は、下は子供Hの6歳、上は正確には分からないけれど二十歳くらい?まで様々で、弾いている曲もかなり多岐にわたっていました。
ティーンエイジャーっぽい生徒が多かったけれど、それより小さい生徒だと、ブリテンのノクターンを弾いた男の子が10歳くらい?、バルトークを弾いた子供Hが6歳、ショスタコーヴィチを弾いた女の子が8歳くらい?、バッハとシューマンとドビュッシーを弾いた男の子が9歳くらい?かな。 年齢の近い他の生徒たちの演奏を間近に聴くことができて、子供Hにもいい刺激になったと思います。 私もバッハとシューマンとドビュッシーを弾いた男の子の演奏は、まだ手も小さいし、テクニックも十分ではないけれど、それでも彼の弾きたい音楽が強く伝わってきて、とても気に入りました。
子供Hの演奏は、相変わらず堂々としたお辞儀から始まって、多少慎重に弾こうとしすぎてやや小ぢんまりとしつつも、ちゃんと集中していて弾けていたと先生に褒めてもらえました。 37番の最後のペダルの指示のあるところで、これまでのレッスンで見せたことのない無理やり足を伸ばしてペダルを踏む芸当も見せて、先生にあれはサプライズだったねと言っていました。上の写真は腕を交差させながらペダルを弾いているかなり無理な体勢のシーンです。
それにしても、最後の方の生徒の演奏は本当に素晴らしく、あらためて良い環境で良い先生と一緒に音楽を学ぶことができてよかったね、と思ったのでした。
H君、演奏会に参加できてよかったですね。他の人の演奏を間近で聴いて、いい刺激をたくさん受けたことでしょう。H君がペダルを使ったのも、もっと前に進みたいという気持ちの現れのように感じられました。「こんな風に弾けるようになりたい」という目標がまわりにあるかどうかで本人のやる気(&本気)度合いが変わってくるのはあたり前で、そんな機会をなるべく多く与えてやれたらなぁと思っています。
あんまりお天気は良くなさそうですが、どうぞ良い週末をお過ごし下さい。
梨の木さん、ありがとうございます。
家で私もいろんな曲を弾いて刺激を与えられればと思っていますが、いつか私よりも上手になってしまうんだろうなぁ。
La tête en fricheはうちでも観ていました。いい映画ですよね。ちなみに、Gisèleの息子の一人Jean-Claudeは、リール・オケの指揮者・音楽監督です。