スペインから会社に来ている研修生Pが、うちの会社のコーヒーメーカーのコーヒーに不満だったようで、自分のネスプレッソマシンを持ち込んでいました。 そして、彼が周りの同僚にも薦めながら、カプセルをみんなで共同購入する? とかいう話になって、気がついたら社内ネスプレッソ同好会みたいな状態になっていました。
かくいう私も、コーヒーは好きだけれど、なかなかLilleで美味しいコーヒー豆を買えないという不満がありました。 Lilleにもコーヒー豆を売っているお店はなくはないのですが、日本にいた頃は、松江にも神戸にも、そして日本支社がある秋葉原にも、それはそれは美味しいコーヒー屋さんがあったので、比較するとどうしても見劣りしてしまいます。 そんなわけで、会社でネスプレッソを試してみると、まあ悪くない。
そんなわけで、うちにもネスプレッソを買いたいなと言うと、ゆうなのママ友からそんな非エコロジーなものをとか言われたのですが、調べてみると使用済みカプセルの回収ルートがありました(日本ではまだないそうですが)。あと、ネスプレッソのお店か通販でしかカプセルが買えないという不満もよく聞きますが、幸い私達の普段の行動範囲のすぐ近くにLilleのネスプレッソのお店があるので、その心配がなかったのもラッキーでした。
ネスプレッソのマシンもいろいろありますが、どうせカプセル式のコーヒーにするんだったらとことん楽をしたいので、カプチーノやラテマキアートも全自動で入れられるラティシマプラスにしました。 ネスプレッソの現行マシンは、どこで買っても値引きしていなさそうなので、Printempsの外国人向け会員カードで1割引で買って、さらに今なら50€返金キャンペーン中なので、結局210€くらい。 しかも、Printempsで80€以上買うと使える30€の金券までゲットしたけど、これは使うかしら。
ところでゆうなは、はじめ「えー、そんなのお金の無駄使いじゃない?」と言っていたのですが、いざ買うとなると、「そんなこともあろうかと、硬度の低い水を買っておいたよ」とか、「そんなこともあろうかと、カプセルを入れたら映えそうなガラスの器を洗っておいたよ」(写真でマシンの左にある器)とか、なんというかさすがでした。
コンセントの上の絵が気になる……
コンセントの上の絵は、「ピカソが度々自画像として描くフクロウの絵に、David Douglas Duncanが撮ったピカソの目を貼り付けたもの」です。
あー、違和感の正体は目か!