2024 年の振り返りと 2025 年の抱負

2023 年末に 2024 年の抱負を書いていたので、それの振り返りと 2025 年の抱負を書こうと思う。

kazuhe.hatenablog.com

2024 年の振り返り

プライベートは (いろいろあるが) 家族で楽しく過ごせているので、ここでは割愛して仕事にフォーカスする。

お仕事 (本業)

2023 年に引き続き、とある動画配信 Web サービスのリプレースを担当した。約 10 名が所属する Web フロントエンドチームのリードエンジニアとして主に以下のような仕事をしていた。

  • 技術選定
  • 開発環境の構築および整備
  • 初期コードの実装
  • チームの進捗管理
  • 他チームとの技術的な窓口

他には、Datadog で監視している JavaScript ランタイムエラーの調査・対応を行ったり、CI/CD 周りの改善を行ったり、期日までに終わらない実装を行ったり、リプレースの主要ではない雑タスクをお掃除することに注力した。

お仕事 (副業)

2024 年 6 月からは副業を開始した。昼は本業で夜と週末は副業の生活 (月に約 40 時間ほど稼働) を半年間やってみたが、体力的には「意外とやれるな」といった感想だった。

Web フロントエンドがメインではあるが、業務経験がなかった Web バックエンド領域の経験もできており、本業以外で学びがあるのは嬉しい。さらに金銭的にも生活に余裕ができるので今後も続けていければと思っている。

具体的には以下のようなお仕事を任せてもらっている。

昨年の目標

さて、前置きが長くなったが 2024 年はゆるく以下を目標としていた。

  • お仕事のプロジェクトを計画通り進める
  • お仕事でも個人でも、とにかくコードや文章を書く
  • フロントエンド周辺技術のインプットを継続する
  • Rust の勉強を継続する

お仕事のプロジェクトを計画通り進める

(プロジェクト初期の超概算見積りからは遅れてしまっているが...) 必要に応じて調整しながら大きな事故もなくプロジェクトを進められている。

反省としては、私自身コードも書きつつ進捗管理をしているので、自身のタスクに熱中してしまうと進捗管理が疎かになってしまうシーンがあった。プロジェクト初期は私が Issue を作成しメンバーにお願いするという運用をしていたが、メンバーが増えチームの開発速度が上がってくると私がボトルネックになりつつあったので、チーム全員が主体的に行動するために運用のルールを整備することに力を入れた。

2024 年半ばからは進捗管理という管理はしておらず、メンバーにお任せして何かあったら PM と相談するくらいしかしていないかもしれない (少しルールを作るとそつなく運用をしてくれる優秀なメンバーと仕事できていることに感謝)。

お仕事でも個人でも、とにかくコードや文章を書く

プロジェクト初期は私が Issue を作成しメンバーにお願いするという運用

上記の運用をしているころはコードを書く時間が少なくなっていたが、運用方法を変えてからわりとコードを書けていたと思う。調整系タスク 6 に対してコーディング 4 くらいは維持できていた (今後調整系 4 : 6 コーディングくらいにしたい)。

加えて個人 (副業) でもコーディングをしていたので、とにかく書けたのかな?

フロントエンド周辺技術のインプットを継続する

2024 年終盤で駆け込みインプットをした。断続的にはできているが、充分ではないかもしれない。本業が React (Next.js) で副業が Vue.js だったりもするので、インプットの幅が広く浅くなってしまっている (Vue.js に関してはアウトプットしかしていないが)。欲を言えば本業と副業で技術スタックを統一したさはある。

Rust の勉強を継続する

副業を開始するまでは隙間を見つけて勉強できていた気がする。ただ、簡単なプログラムを書いて少し時間が経ってまた簡単なプログラムを書く~しかできておらず、上辺をなぞっている感が否めないので業務で使いたいなぁ..

読んだ書籍

毎年恒例になりつつある読んだ書籍を振り返るシリーズもやっておこう。序盤は Rust が中心で中盤は PHP で、終盤はフロントエンド周りの書籍を読んだ。

Rustの練習帳

同僚と輪読会をしながら読んだ。TDD で解説されているので、仕様を理解した後にコードを書くことができ、理解しやすく読みやすかった。半分くらい読んだタイミングで副業が始まり輪読会を解散してしまい積読してしまっているが.. (タイトルの通り) 練習に良い題材だった。

www.oreilly.co.jp

プログラミングRust 第2版

Rust 製 Web アプリケーションを作りながら辞書として読んだ。

www.oreilly.co.jp

実践Rustプログラミング入門

「プログラミングRust 第2版」は言語仕様の解説がメインで Web アプリケーションにフォーカスはされていない。ので、Rust を用いた Web 開発では一般的にどのようなクレートが利用されているのか知るために「Web アプリケーションの開発」の章を読んだ。

コマンドラインツールや組み込みシステムなど、章ごとにドメインが分かれており簡潔にまとまっているのでサクッと読めた。

www.shuwasystem.co.jp

プログラミングPHP 第4版

副業で PHP を扱うことになったので必要そうな部分をサラーっと読んだ。さすがのオライリー本 (例によって内容がゴツい) なので、やはり辞書的に使うことが多かった。

www.oreilly.co.jp

マイクロフロントエンド

前職で single-spa を利用して開発していたことがあったので、具体的な実装方法を除いて読んだ。(読んではないないが) 実装方法もかなり詳しく書かれていそうだったので、今後マイクロフロントエンドを検討する必要があればそのタイミングでまた読みたい。

www.oreilly.co.jp

Fluent React

ふわっと認識していた仮想 DOM や、よく知らなかった Reconciliation など React の仕組みを理解するのに勉強になった。Chapter 5 の「Common Questions and Powerful Patterns」は HOC と hook どちらを使うべきか?メモ化はいつ行うか?などが綺麗に言語化されていたので、今まさに作成しようとしているコーディングガイドラインに活かせそうだった。

learning.oreilly.com

2025 年の抱負

ここ最近は Web アプリケーション全体をフルスタックに (フロントエンド以外の領域でもチームをリードできる程度に) 開発できることを目標にしているので、フワッとしているが引き続き以下を目標に頑張ろう。

  • フロントエンド周辺技術のインプットを継続する
  • 仕事でバックエンドを (もっと) ã‚„ã‚‹ (Rust を使えれば嬉しいが、マストで言語は限定したい..)

この振り返り記事も今回で 3 回目だが、例によって誰も見ることがないだろうから インターネッツ へ公開してみようと思う。終わり。