ゼロ年代の想像力

今年の夏頃のブームにいまさらながらAmazonで購入したので遅れて読んでます…
作者の宇野常寛氏は私より若いようですが、
 
山岸涼子 → 吉田秋生 → よしながふみ
 
の3者を意味付けて連結し自説を語る章があります。
この3人が私のとても大好きな漫画家で、かつ各作品の単品での評価が私の認識と非常に近かった。
ミーハーに喜んでしまった。
しかしよりによって「セカイ系」と「決断主義」の視点でその3人をそう繋げますか…いやいや、見事に納得できる説なんですけど。
今の日本の現代を表現の世界から語ってみることに興味のある方にはお勧めします。
特に昨年から今年、一定のセンセーションを巻き起こした説なので。
 

ゼロ年代の想像力

ゼロ年代の想像力

 
あ、あと漫画もあげておきましょう。
 
日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)

カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)

Banana fish (1) (小学館文庫)

Banana fish (1) (小学館文庫)

西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)

西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)

 
しかしよりによって厩戸王子を○○ゲーに逃げ込んだ○タク扱いするとわ…ぐうの音も出んですわ。
吉田秋生もやっぱり面白いのはBANANA…のシリーズではなくてその前後の作品…
って、この辺で。