クリスマスパフェ(可愛くておいしいクリスマスカラーパフェ)

今日のおやつは、クリスパスパフェ。
週末のみ開くケーキカフェのAtelier Petit Calinで食べた。
メニューに書いてあったように、「可愛くておいしいクリスマスカラーパフェ」そのものだった。

クリスマスカラーのうち緑色は、中央付近に置かれたアイスクリームが担っていた。
いつも思うのだが、この店のパフェは食材の組み合わせがすばらしい。ある程度、食べ進めていくとストロベリーソースが多めのトライフルみたいになってしまうのだが、でもソースだと思っていたものがゆるめのゼリーだったりする。

 

追加でコーヒーを注文したら、沖縄銘菓のちんすこうが付いてきた。
店主がイベントで沖縄へ行ったという、その土産らしい。「ちんすこうの栞*1」という品で、食感も味も素朴さと上品さが良いバランスだった。

 

 

他にも今日は、クリスマス関連の買い物が多かった。
遠くに住む親戚のお子さんに焼き菓子の詰め合わせを送り、親戚の家に丸鶏のロースト*2を届け、なんとなく立ち寄った輸入雑貨店で布小物を買うなどして、いつの間にかクリスマスムード全開。

でもクリスマスは来週であって、今日は無関係。なにをやっているのだろうと我ながら呆れてしまった。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:外間製菓所

*2:有名店に予約してあった。僕は買い出し&運搬役。

奈良漬の炒飯

所用で御前崎市へ行っていた。
今日はとても寒い。午前中の早い時刻には、気温が10℃以下だった。静岡県の沿岸部としては、今冬で一番の冷え込みではないだろうか。
とはいえ、この程度の寒さならば、車内にいる限りは全く問題ない。エアコンを使わずに、シートヒーター(弱)やハンドルヒーターを適宜使うことで十分に快適に過ごすことができる。

 

 

そんな今日のお昼ごはんは、御前崎市相良で食べた。
高校や役所があるあたり。かつての相良町の中心街だった場所かもしれない。その表通りから少し裏に入ったあたりで見つけた「炒飯 もも」というお店を、訪問先で教えてもらったのだ*1

専門店ということで、お昼のメニューは炒飯が数種類、それに麻婆豆腐の定食があるだけ。ただし、バーというか居酒屋というか、お酒のメニューや道具がたくさん置いてあったので、夜は賑やかになるのかもしれない。

店は狭い。そして、駿河湾沿いの個人店らしく、サーフカルチャーっぽさが少しある。カウンターの隅に本が何冊か立ててあるあたりは、昔のカフェを思わせる。
オリジナルのステッカーなどもあって、懐かしのストリートカルチャー・サブカルチャー的な匂いがする。狙っているのかいないのか、なんとも懐かしい雰囲気の「小さな個人経営の飲食店」だった。

 

 

 

その「炒飯もも」で注文したのは、奈良漬の炒飯。
メニューのいちばん上に「おすすめ」とあったので注文してみた。

奈良漬は甘く、炒飯はかなりしっかりと炒めてある。
酒粕臭い本格的な奈良漬ではないのかもしれない。あまり奈良漬を食べている感じはしない。どちらかといえば福神漬のような感じで、その強い甘みが炒飯に合う。

 

中華料理店の炒飯というよりは、料理上手な男友達がささっと作るようなそれだった。料理本や雑誌の「基本の炒飯ができたら次はこれ」と提案されているバリエーションメニューを思い出す味。
ちょっと苦くなるくらいに炒めた部分も含めて、「こういうのもいいな」と思わせる素敵な炒飯だった。

概ね平和な金曜日。御前崎市は遠いが、長い移動時間も気分転換にはなる。
ただし疲れた。なので、もう寝ます。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:今年になってから急増した、『仕事で会った人達に教えてもらったお店』での昼食である。

竹島水族館を思い出している

あっという間に時間は過ぎて、なるほど師走っぽい今日このごろ。
そういえば一週間前には蒲郡市竹島水族館に行っていたのだと思い出した。

 

 

思い返すに、良い日帰り旅だった。
特に竹島水族館はリニューアル後にはじめての再訪で、存分に楽しむことができた。

リニューアル時に新設された「新館」部分は、それほど大きくない。
入ってすぐに大きな深海水槽があって、タカアシガニがたくさんいる。タカアシガニは他の水族館でも見ることができるが、この水族館は数が多い。それこそうじゃうじゃいる。

子供の頃に、西伊豆の漁港に行くと、タカアシガニが大量に陸揚げされていた。特においしいカニではないのだが、土地の名物として民宿やホテルで食べることができたのだった。今でも食べることはできるが、昔ほど採ってはいないようだ。

この竹島水族館も、おそらく深海漁で定期的にタカアシガニが補充できるのだろう。この深海水槽では鯨骨生物群集が再現されていたが、旧館の「ふれあい水槽」では実際に触ることもできた。

想像していたよりも新館部分はあっさりしていた。
建物を抜けると、海獣ショーができそうなエリアがあり、カピバラやリクガメがのんびりしている。この辺りは、以前はコースの後半だったはずだ。
海獣(アシカ?オットセイ?忘れてしまった)はぼんやりと泳いでいるだけで、今はショーなどは行っていない。
ちょっとバックヤードじみた空間は立ち止まる人も少なく、妙に落ち着く。これから賑やかになっていくのかもしれない。

 

旧館は、水槽の配置はほとんど変わっていない。
ただし、壁が取り払われて昔よりも広々している。
深海から三河湾まで様々な場所の魚がいて楽しい。チンアナゴやクラゲ、それにカワウソといった人気者もいれば、小さなサメや貝類もいる。

巨大水槽こそないけれど、どの水槽も見応えがある。
リニューアル前からの名物だった、手作り解説は今もびっしりと貼られている。子供向けのものもあれば、内輪ウケを狙ったようなものもある。でもほとんどは、一般の人から水族館マニアまできちんと楽しめる内容になっていた。
この水族館に限らず、老朽化した小規模水族館は、手作りの解説・表示で悪ノリをしがち。低予算の自虐ネタやスタッフの悪ふざけは、すぐに飽きる*1
この竹島水族館は、その辺りの塩梅は上手だと思う。
説明が必要な「わかりやすくおもしろい生き物」ばかりを並べているのも、展示と解説が上手に機能している大きな理由だろう。

気になる水槽だけ見て歩けばあっという間に終わってしまう小さな水族館ではあるが、目についた解説文を読むだけで滞在時間は倍増する。
以前よりも解説や案内表示は整理されていて、リニューアル前よりも見やすくなっていた。以前はごちゃごちゃに貼りまくっていることを売りにしすぎて、セルフパロディじみていた。これからも今くらいの"密度"を保ってほしいものだ。

 

世界の美しい動物園と水族館

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楽しいといえば、子供達が*2手で触ることができるふれあい水槽が本当に良かった。
普通の潮溜まりを模した水槽・プールの他にも、グソクムシやサメの卵(卵の殻)や深海カニ、それにサメなどを触ることができる。
おそらく遠方から来た水族館マニアだろう、感激の声を上げている人がいた。僕だって、これはすごいと感心したのだった。

 

総じて、とても良い水族館で、すばらしいリニューアルだった。
冬の平日という空いている時間だったから、狭い館内でもゆっくりと楽しむことができた(駐車場も平日は無料)。

まだこれからも変化しつづけそうな雰囲気があったので、来年の春にでも再訪しようと考えている。

 

この竹島水族館の周辺は古い行楽地であり、また駅も近く博物館もあるなど、散策には適した場所となっている。自分も水族館の後は周囲を歩いたのだが、それについては後日書く。
今日はもう寝ます。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:例:桂浜水族館

*2:もちろん大人達も

ジンジャーブレッド風味のカフェラテ

友人から手伝いのお礼にと貰ったスターバックスのギフトカード。
夕方にちょうどお店があったので、甘いコーヒーを注文してみた。

あまりスタバには行かないし、こういう甘い飲み物はめったに注文しない。特にクリスマス(ではなくホリデーシーズン)限定の飲み物(ではなくビバレッジ)は本当に久しぶりだ。名前は忘れてしまったが、ジンジャーブレッドクッキーを模した味付けのカフェラテだったはずだ。

名前は立派だが、味はわりと想像通り。泡立てたクリームと、シナモンや生姜の風味と、ナッツっぽい香ばしさが混ざったコーヒーだった。
かなり甘いため、普段はブラックコーヒーで甘いものを食べる自分にとっては馴染まない。このジンジャーブレッドなコーヒー飲料をアテに、苦いコーヒーを飲みたくなる。

 

 

これならケーキかスコーンと「本日のおすすめ」コーヒーの組み合わせのほうが良かったかなあ…と思いながら、しかし珍しい飲み物ということでしっかりと楽しんだのだった。1年に1回か2回なら、こういうのもいい。

季節は冬で、外は枯れ葉が舞っていて、早い時刻から夕方の雰囲気。でも店内は暖かくて、人がたくさんいるけれど穏やかな雰囲気。
大手チェーン店ならではの気楽な感じも含めて、なかなかに貴重な時間を過ごすことができた。

 

 

この甘いコーヒー以外は、特筆すべきことの無い1日だった。困ったことに、まだ水曜日なのに週末の気分である。つまり、今の僕は疲れている。

なのでもう寝ます。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

ファストフード店のトレイとコーヒー・香典返し無効設定

これは今日の打ち合わせ場所で飲んだコーヒー。
何かおかしいと思っていたが、帰る前に気がついた。トレイに紙が敷いていない。ちなみに同行者のトレイは、紙が裏返しだった。裏側は単色印刷で、子供向けの記事になっていた。

コーヒーは「Mサイズ。ブラック」と注文したのに、Sサイズでミルクもコーヒーも付いてきた(すぐに店員が気づき、交換してくれた。)。

今日のマクドナルドに何があったのだろう。
安いコーヒーと、平日昼間の静かな客(というか生気に欠ける客)と、適度な無関心が良い店なので気に入っていたのだが、ここ数回の来店時には、本当に些細な「なんだろう?」があるのだった。

いや、そもそもこんなことは気にしなくて良いし、例えば沖縄あたりで同じ状況に遭遇したら「おおらかでいいなあ」とさえ思うのだが、でもちょっとだけ引っかかってしまうのだった。

 

ところで、マクドナルドのコーヒーとは全く関係無いのだが、先ほどまでお葬式に行っていたのだった。
平日の夜に行うというだけで珍しいのかもしれない。お葬式ではなく「お別れの会」で、宗教色の薄いセレモニーだった。

いちおう御香典(御花料)は渡したのだが、その時に芳名帳と共に「香典返しを希望しない」という欄があった。これを選ぶと、はがきサイズのお礼のカードだけが貰える。香典返しはカタログギフトっぽい冊子だったので、それならばと「希望しない」を選んだ。
大した金額ではないからお返しで"得"をすることも無いだろうし、そもそもお葬式はお金がかかるもの。チェックボックスひとつで全額を渡せるのなら、こんなに素敵なことはない。

しかし、どういう風にすれば「希望者のみに返礼」が設定できるのだろう。
自分も母や親戚の葬式を準備した経験はあるが、カタログギフトにせよ箱入りのお菓子にせよ、事前にある程度の発注が必要だった。

なかなか良い仕組みだと思ったし、父も感心していた。近日中に父のエンディングノートを見返す機会があるので、ちょっと調べてみようと思う。

 

お題「わたしの癒やし」

豚丼の専門店:もも吉

所用で静岡市の北部や本川根町へ行っていた。
林道や渓谷、観光鉄道(大井川鐵道)はあるけれど、人も店も少ない土地だ。

そんな地域だから、お昼ごはんを食べる場所は苦労する。

町役場のある集落などは、定食から蕎麦まである食堂などもあるけれど、そういう店は混雑している。少ない店に、昼食を外で済ませる人達が集中しているのかもしれない。

 

 

そういう田舎で見つけたのが、豚丼の専門店「もも吉」。

川根町から大井川東岸の道を南進し、島田市へ入ったあたりの交差点にあった。すぐ近くには川口発電所八幡神社があるが、全体的に寂しい場所だ。

 

お店は外も中も新しかった。できたばかりのお店なのかもしれない。

店内に入ったら厨房前で注文し、支払いも済ませてから席につくスタイル。
メニューは外にも店内にも掲げられているし、お店の人も一生懸命に説明してくれる。

焼いた豚肉の丼がサイズ別に数種類、それに豚汁がメインの定食と、それに焼魚などが付いた派生メニューがいくつか。豚丼には澄まし汁や漬物が付いてくる。

僕はいちばん小さな豚丼を選び、オプションで澄まし汁を豚汁に変更してもらった。
この店の定番商品を両方とも楽しめる選択だ。

 

豚丼は、かりっと香ばしく焼けた豚肉がとてもおいしい。甘辛い味付けだが、外食にしては甘さがあっさりとしていて好ましい。そして、ごはんのかたさがちょうどよかった。ご飯だけでも、この店は「当たり」だと思う。
薬味として添えられた紅生姜や山葵も良い感じ。

 

豚汁も、わざわざメニューで強調するだけあってすばらしい。家では作れない味と説明されていたが、確かにそのとおり。濃いめの味噌も、豚肉の煮えかたも、自分では真似できそうにない。

 

 

何も期待せず、「このまま島田市まで下ってチェーン店で済ませるのもつまらないな」くらいの気分で飛び込んだ店だったが、大当たりだった。
この豚丼のために、休日にドライブをしても良いくらいだ。

1年に1回か2回、仕事やイベントで用事がなければ絶対に通らない道だったから、今回は運が良かった。

 

 

しかし、なぜあんな場所で豚丼なのだろう?
全くわからないが、ともあれ繁盛してほしいものだ。

 

お題「昨日食べたもの」

どうしてか眠い

休日。

忙しい一週間ではあった。忙しさというより、予定外の出来事が多かった。
そのせいで疲れていたのかもしれない。
今日は午後に4時間ほどぐっすりと寝てしまった。まるで春のように、とにかく眠いのだった。


身体は休まったのかもしれない。でも、心境としてはマイナスだ。せっかくの休日に損をした気分であり、これから夜にきちんと眠れないかもしれないという心配もある。

 

というわけで、今日は書くべきことがまるで無い。
読書も家事も進まなかった。


特筆すべき悪い事も無かったが、良いことも皆無。せいぜい、昨日の夜中に多肉植物を屋内に移したことくらいだろうか。ふと思い立って、いくつかの鉢を玄関に移動させたのだが、今朝は本当に寒かった。外に残してきた植物は葉先が傷んでいるようだった。

 

 

…と、頑張って書いていくことにも限界があるので、今日の日記はこれでおしまい。
こういう日もある。

 

お題「ささやかな幸せ」

白菜と肉と椎茸

仕事と家の用事の両方で忙しい日だった。
あまりにどたばたしていて、数日前に痛めた手首のことも忘れていた。帰宅してお風呂に入っていたら、じわりと痛みが戻ってきた。
困ったものである。

 

とりあえず朝に出汁の準備だけはしてあったので、夕食は「ピェンロー」で済ませた。
干し椎茸だけ戻しておけば、後はとても簡単な鍋料理だ。

 

妹尾河童 ピェンロー」で検索すれば、レシピは見つかる。「河童のスケッチブック」が初出だっただろうか。子供の頃から自宅には妹尾河童氏の本があった。家を出てからも自分で文庫本を買っていた。だから氏の紹介する料理は、僕も家族も知っていたはずだ。

 

 


でも「ピェンロー」のようなシンプルな料理は、実家ではなかなか作ることができなかった。鶏肉・豚肉と白菜、春雨と塩と胡麻油、それに干し椎茸の出汁だけの料理というのは家庭料理としてはシンプル過ぎる。特に母は、人参や豆腐などを入れてしまうのだった*1

我が家においては、母が他界し、父も夕食にボリュームを求めなくなってから、ピェンローをレシピ通りに作ることができるようになった。

レシピ通りとはいうが、椎茸出汁と鶏肉はしっかりと煮てしまうのが、自分なりのアレンジとなっている。真空断熱調理鍋で鶏肉を1時間ほど煮ると、ほろほろと食べやすい柔らかさになる。この「椎茸と鶏スープ」は濃いめ・多めに作って取り分けることで、翌日以降の料理にも活用できる。

 

 

数日前に買った白菜は、おどろくほど安かった。大きくて安い白菜があればいいが、昨今は野菜が突然に高くなってしまうので、「ピェンロー」といえど気楽には作れない。

 

ほぼトラブル対応に近い突発的なお仕事と、その合間に行う実家&親戚関係の諸々。
我ながらよく頑張った。世間は土曜日だというのに偉い。

というわけで、寝る前にコーヒーを飲むことにした。
カフェインレスだけど、きちんと挽いて、丁寧に淹れて、小さな打ち菓子といっしょに楽しみたい。今日のような日は、自分にご褒美が必要だ。

 

お題「簡単レシピ」

*1:鶏肉と豚肉の両方を用意するというのも、子どものいる家庭では導入しづらい気がする。

映画『ゴンドラ』と韓国ドーナッツ

先方の都合により、仕事は夕方から。
というわけで昼間は静岡の街へ行っていた。年末の買い物や、図書館・役所での調べ物、郵便局など忙しい。やりたいこと、やるべきことを無理矢理に片付けたのだった。

 

クァベギ

そんな今日のおやつはドーナッツ。
韓国の油菓子であるクァベギの専門店が伝馬町にできていた。知り合いから貰ったことがあったのだが、お店で食べるのは今日が初めて。

 

 

 

 

べったりと濃く重いキャラメルソース(というかキャラメルそのもの)に、バターの塊がちりばめられたドーナツを選んでみた。
おいしいけれど、身体には悪そう。身体に悪いものがおいしいとは限らないが、ここまでわかりやすく不健康だと面白くなってくる。こういう"あけすけ"なところは、韓国発の流行っぽくて好きだ。

 

コーヒーは「アメリカーノ」と注文したが、ずいぶんと濃かった。苦味が目立つ味。この脂と油と糖の塊みたいなドーナッツには、これくらいの苦味が必要だったのだろう。

店内の、おしゃれっぽく頑張っているけれど垢抜けない感じも気に入った。
中学生くらいなら歓声を上げるけれど、高校生や大学生なら気恥ずかしくなる感じのインテリアは、これはこれで良いもの。変な気取りがないところは、逆に新鮮でもある。

平日の昼間だからか僕も含めて男性客のほうが多かったけれど、基本的には女性が並びそうな店だった。見た目が綺麗なドーナッツばかりなので、手土産にも良さそうだ。

 

 

映画『ゴンドラ』

昼からはシネギャラリー・サールナートホールで上映中の映画「ゴンドラ」を見てきた。

 


www.youtube.com


www.youtube.com

予告で概ねどんな映画なのかわかるタイプの作品。
台詞無し、映像はひたすら美しく陰影がある。

 

いわゆるシスターフッド映画になるのだろうか。
ジョージアの田舎にあるロープウェイ(ゴンドラ)に添乗する2人が、そのすれ違うだけの日々で少しずつ心を通わせていく。ゴンドラを飾り付けたり、交代でチェスをしたりしていくうちに…といったお話。
色使いが良くて、あらゆるシーンがかわいくて、大人っぽい毒もあって、予告編でピンときた人ならば必ず楽しめると思う。ただ、台詞の無い作品なので、映画館のほうが(強制的に)集中できるかもしれない。

 

 

この作品、リニューアル前の「ku:nel」なら、特集が組まれていたかもしれない。それくらいに、あの2010〜2015年頃の、ナチュラルで少しサブカル気味でカフェと古民家、それにマイナーなヨーロッパ風味な「大人文系乙女」な雰囲気があった。

 

僕は中年独身男性だが、あの雑誌は好きだったし、この映画もすごく気に入った。
当時からの友人知人の数人に「ゴンドラはおすすめだよ」と伝えたい*1

 

www.cine-gallery.jp

思い返すに、本当にすてきな映画だった。
機会があれば、あと1回は映画館で見ておきたい。でも静岡での上映は来週の後半までで、他にも見たい作品がいくつもあるのだ。悩ましいことだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:というか伝えた。

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