先月はひたすらアクセス数が右肩下がりでそりゃ頭茹ってるしなぁと思っていました。
が、月初めのアク解チェックしてみたら、総務省から何十回アクセスされてるん!!! 別にgo.jpのアクセス自体は珍しくないけど同じ省からそんだけ来られるのは異常事態。 やべぇな、総務省から指導受けちゃうんだろうか…。 衆議院から数回アクセスなんて別にどうでもいいけど総務省のチェック入ってるならヤヴェ。 やっぱりユダヤは手を出しちゃいけない禁断領域なんすかねぇ。 以前ユダヤに関する記述だけエキブロからピンポイントで非表示にされたことあるし。 (かなりブログ的にトラウマな出来事でユダヤこえぇという根深い恐怖を抱くに至る) そういう禁忌はよくない、全体主義だというノルテの主張はマジで当たりすぎてますホント。 ま、口蹄疫といいユダヤといい情報統制に触れる心当たりはいくらでもあるので危ない。 別に小沢さんの悪口は言ってないから許してくんない?小沢さんはとても興味深い人だよ。 #
by yuzuruha_neko
| 2010-08-02 02:29
| 今日のニュース・雑考
劣化日本人とも言う。
白人の中でも一番知能が低く好戦的で野蛮なホワイト・アメリカン化した日本人。 有色人種は英語でNonwhite races、つまり白くない人種。 Coloredは差別的用語として用いられなくなったそうだが「白くない」という否定形よりも「色がある」という肯定形のほうがまだ尊重的表現じゃないかとホワイト・アメリカンにとってイエローモンキーであると同時にColoredである私は思う。 欧米式近代化の大失敗例である日本人だからこそJAPAN is COLORED!と主張したい。 1919年パリ講和会議で人種的差別撤廃を国際連盟規約に加えることを提案した日本全権の主張は多数決では賛成多数だったのに米国がいきなり「重要なことだから全会一致じゃなきゃダメ」と言い出して英国や白豪主義のオージーの同意のもと潰されたんである。 当時は人種差別が自明であった欧米列強国にとってラディカルとしか受け取れなかったのかもしれないが、結局白人は優生学的な人種差別という宗教病を克服できない。 殺す時には相手の肌の色なんか気にしない(ミンチにしてしまえば人間もネコも奇形動物も何もかも同じ肉になるから)というロシアのほうがまだ白人国家としては あー、もうホワイト・アメリカンとオージーは氏ねよ。 アングレス自体地球の粗大ゴミ。 名誉白人の皆さんのご意見を読んだら滾ってきましたね。 西洋文明を享受してラクしてるだけという意味なら名誉白人も十分土人です。 名誉白人は武器を奪われ極東の砦として活用するべく米国に徹底教育された、アフリカンは列強国に文化と尊厳を奪われ民族再生の教育も施されないままアフリカの支配権を得たい中国にどんどん武器を渡されているというだけの話。 私はたちあがる爺さんたちのように反米感情そのまま単独防衛・核武装を主張するほど現実味のない理念には賛同しかねる、ので日米同盟と日米安保は日本のために利用し尽くすべきだと主張するけど自力で自国を守れない現状はやっぱり情けない。 (自力で自国を守れる軍備がある国ってスイスレベルじゃないかとも思うが) 武器を奪われた国と武器を与えられ続ける国、どっちもどっちじゃないかとね。 イラクにおける自衛隊の復興支援活動が順調に行われている件について「われわれ日本人は黄色い顔をしている。そして彼らの国でドンパチやったことがない。これは大きい。金髪で青い目じゃダメよ?」と仰った麻生元総理の言葉をもっと深く考えるべきだと思う。 黄色い顔を活かせる場所はイラクだけではなく案外世界各地にあるのではないだろーか。 ◇追記◇ 長く虐げられてきた選民思想の祖が復権を果たし得た契機が優生遺伝学思想を極めた第三帝国の敗北であることは非常に興味深い現象。 どんだけ宗教に支配されてるんだ西洋の連中は(政治から学問から芸術から全部宗教支配)。 #
by yuzuruha_neko
| 2010-08-01 17:19
| 今日のニュース・雑考
なんとなく思いついて「国名_エロ」でググってみた。
イギリスとドイツと日本で時間切れ。 イギリスはエロ行事や解放的な国民性を示すようなニュースが多く、ドイツはあんまりエロ方面で面白い話がない、あとイギリスはヘタリアの二次が散見。 (ヘタリアのイギリスの好青年っぷりは顎かっくんレベルなのにみんな好きなんだねぇ) 日本だと日本アニメが海外で論争を呼んだり海外団体から漫画やアニメの性描写規制を厳しくしろと言われた系のニュースが多く、タイで少女の春を買う日本人男性を日本人(多分)男性が非難する匿名掲示板のスレッドとか。 イギリスもドイツも合法売春が可能、そして春を売るというよりまんま性を売ってる感じ。 本番禁止でも日本のヘルスやマッサージやイメクラ(と言っても実際に中を見たことない)のほうが性産業としての娯楽性が高いのでは?と思った。 スペインの法律では一切の売春行為が禁止されている、が、売春宿は大繁盛で客1人当たり約7分という正確性に欠ける数値が提示されている。 一応法律的に売春禁止の国である以上、検挙数以外の売春統計に正確性があるわけないのは当然だが7分で何が楽しめるのだろうか。 ドア、あるいはカーテンを開けるとベッドがあって裸の女が股広げて寝っ転がっていて客は会話を交わす間も惜しんで下半身剥いていきなり本番、一本抜いたらチンコも洗わず熱中症のような恥ずかしいセリフもなく出て行くなんてラテン系の美学に反すると思うんだがどーよ。 つかラテン系ならカネ払って女買う必要なくね?(すごい偏見) ちなみに私はフランスってノルマン系だと思っていたのにガンダムWが放送されていた頃「フランスはラテン系」と言い切った友人がいてしばし混乱した。 いろいろ混ざり合っているヨーロッパだからこそ民族的なナントカ系という概念にこだわっていそうな気がするんですが、フランス的フランス人はラテン系と言われて納得するの? まぁともかく日本アニメに関しては日本アニメを放送したテレビ局及び国に責ある話で日本が責められる筋合いなんかないし、日本漫画自体に規制を求めないで自国の日本漫画販売を規制したらいいじゃないという結論で終わり。 海外のスキャンサイトとかいうやつ(海賊版の日本漫画がタダで読めるという著作権侵害上等盗人天国サイト)の大手が配信やめたせいで日本漫画が読めなくなったガイジンどもがなぜかくそジャップを責めているようだがそのくそジャップの漫画が違法手段で読めなくなったとブチ切れている自分らは恥ずかしくないのかと。 買いたくても売ってないという苦境についてはくそジャップではなくまず自国政府に「くそジャップの漫画もっと輸入しろォ!リアルタイムで読みたいんだよォ!くそジャップが拒否したらもう一発原爆落とす署名集めるぞゴルァ!」とかけ合うべきではないのか。 日本も日本国内で著作権ブイブイ言わせているばかりではなく現状ダダモレの海外の著作権法違反行為を取り締まる方策を練るべきではないか。 国立芸術メディアセンターを「お上が関わるとろくなことにならない」「そんなことしても労働環境は改善されない、労働環境の改善が先だ」と否定したアナーキズム溢れる漫画家やアニメーターって漫画やアニメがポンチ絵扱いで国に保護して貰えずこういう状態になっていることを容認したわけだよね。 お上は敵だ!お上の保護などいらぬ!ってバカみたい。 くそジャップの漫画が読みたくてたまらないガイジンがくそジャップに文句言ってるそうだがお前らがくそジャップの漫画読みまくるから日本漫画への海外からの圧力が止まらなくて困っているのに「俺たちがくそジャップの漫画を有名にしてやった」と言われても。 ならガイジンどもがくそジャップの漫画にいちゃもんつけるのやめるくらいの交換条件すら提示してもらえないんじゃ単に植民地支配下で文化を荒らされ搾取されてるだけの気分。 タイの売春に関しては道義的な問題はいろいろあるけど直接の責はタイ政府にある。 国内の売春取締はその国の警察の管轄下だからね。 日本ではなぜか個人間の売春行為にしても売るほうには罪がなく買うほうに罪があるという特殊な刑法が徹底されているので買いたい人は近場で売り物が多いとこに行きたくなるという気分も心情として納得できる。 買うなら売り物を大切に扱う良心があってほしいと願いつつ。 あとお小遣い欲しさ、あるいは強請りネタとして売春する中学生や高校生もいるのに年齢基準で一方的に法的被害者とされるのはどう考えてもへんだ。 身体を売らなければいけないほど窮迫しているオッサンにとって不公平極まりないよね。 文明開化後、日本社会が性に対する「よき寛容さ」を失ったことを考えると開国によって失われたものも大きいなと痛感せざるを得ない。 ◇追記◇ 素人売春婦は事前に全額代金を現生で受け取る。 「加害者」と知り合ったきっかけや、価格交渉や代金支払いがいつどのような状況でなされたのかという点をもっと吟味した上で「被害者」扱いするべきでは。 #
by yuzuruha_neko
| 2010-08-01 03:30
過ぎ去ろうとしない過去。
別にエルンスト・ノルテ本人が作ったテーマではなく旧西ドイツの年中行事であったレーマベルク討論会の公演テーマとして提案されたものなんだが草稿は書いたのに公演されなかったらしい。 フランクフルター・アルゲマイネ紙の1986年6月6日号に掲載された経緯もわからないが、歴史家論争のまとめ本がそういう表題になっている。 ちなみに現在の日本の出版事情だと全文翻訳で出版することはできないそうだ。 そんな検閲体制に殊更驚きもない日本の新聞・出版界の言論の自由謳歌っぷりは素晴らしい! ノルテ批判陣営(ハーバーマスは保留)の言論を一瞥すると「こいつら歴史学者でも社会学者でもなく単なる哲学被れの厨二病的イデオロギストじゃねーか」と思うほど読みにくくてこりゃめんどくせー本だなと思ったが、ノルテもめんどくさい言い回しでボルシェビキやオスマントルコ他さまざまな例えを出すから読みにくいし攻撃の隙だらけでレッテル貼られまくるんじゃないかと思った。 しかし冷戦の真っ只中という時代背景もあるし、文化人類学者がちょっと取材した程度の読みモノ本としてもかなりお粗末と言わざるを得ないリトアニア苦難史本(驚いたことにNHKブックスなんだぜこの作文クオリティで…)も、リトアニア=被迫害者という強迫観念でもあるのかと疑われるほど酷い描き方とは言え「おそロシアはモスクワ大公時代から血管凍結してたんだなー」と、まさに冷血非道国家として周辺諸国から非常に恐れられていたことが察せられる。 おそロシアに限らず「その時、そこでは実際にどんなことが起きていたのか?」という疑問に応える数多の事実は後の学究的検証による判明を待たなければいけないため、多くの人の心の中で現在進行形の恐怖として生き続ける。 しかし、ある程度の時を経るとそのライブ感あふれる恐怖を共有できない人、つまり後世の人々が増えて行き、原則的に時が経つほど検証を経て得られた事実が増えるため、「その恐怖は当時(過去)のもの」といった解釈が世間一般的になる。 ロシアや旧ソがどれほど恐れられていたのか、私もよく知らないのでライブ感あふれる共感的恐怖は湧きにくいし、「もっとライブ感が必要なんだよ!」と言われてもまだライフすら始まっていない時代の話でしかもライフが始まった頃は見えない世界にいた国が過去に巻き散らした恐怖にライブしろと言われてもなかなか難しい。 そんな私は学校で習う世界史(=動機付けとしての基礎情報)に加えて書物や映像やインターネット、時には匿名掲示板の軍板や軍事ネタサイトというマニアックな処も覗きながら得た多様な情報(伝聞も創作物も立派な情報である)を蓄積しながら結局プーチンの容姿や言動、付け加えればスターリンの威風堂々とした独裁者的風貌やスターリン伝説に「おそロシア」像を見ているため、旧ソ崩壊を経ても窮鼠とならなかった(なんという駄洒落)ロシアの政治的理性をそれなりに信用できると思うわけだ。 旧ソ崩壊を経た後世に属する世代になってしまったため現役世代が感じた恐怖を共有的に共感することも難しく、今後しばらくの対外政策を信用できる(ローリスク、あるいは優先性の低い懸案事項)と言えるものの、現役世代にとってそれは後世の、過去の出来事ではないから現在もその恐怖は生き続けている。 しかしその恐怖が過ぎ去りし過去のものではない(あるいは「なかった」)人、特に財産を没収されシベリア収容所や強制労働監獄に近いコルホーズに送られながらも幸運にも死を逃れた市井の人たちは老いによる生命活動の停止によってもうだいぶ数が減ったと思われる。 おそロシアに関しては長らく情報が遮断されていた(チェルノブイリ原発事故についての情報なんか今でも穴だらけ)という不運もあって、老いた元パルチザンらリトアニア人が「あのロスケどもの極悪非道っぷりを是非伝えてくれ」とフィールドワークという名目で遠方からやってきたヤポニヤとかいう田舎者に涙ながらに訴えたりするのだろう。 旧東側陣営だけではなく旧西側陣営にしたってレッドパージの時代、「ソ連(当時)の対外政策の安定性を信用できる」なんて言ったらこんな時間に 以上ノルテの長ったらしくメンドくさい多数の引用の意図を私なりの簡易表現にしてみた。 『すべてが疑問の対象とならなくてはならない』という基本的な公理を念頭におけば、『ホロコースト』と600万人の犠牲者という定説に疑いを抱くことは人々に対して軽蔑の念を持っている邪悪な精神の証であるとみなすべきである、そして、できればそれを禁止すべきであるという広く広まっている考え方は、いかなる状況の下であれ、学問としては受け入れられない。学問の自由という原則に対する攻撃として退けるべきである。 -1993年発行「Steitpunkte 論点」ノルテより わかりやすく言うと「学究に禁忌があるなんて自由な学問の精神に反します」。 ノルテの一貫した主張を集約するとそのひと言で済むんだけどね…。 実際ノルテは一時的にせよ危険思想的な何かとして言論の自由を奪われたので説得力が。 ノルテ批判側はノルテを「学者としてレベル低いね~あんなのが大学教授とかww」と言っていたわけだがやはり学問や学究に対する真摯な姿勢と主張は学者の鑑であろうと私はオモタ。 というかノルテ批判派が大論争を起こしてまで一生懸命ノルテを否定せざるをえなかったこと、また日本でもノルテに対する過剰な危険視をともなう否定的な刊行物のほうがメジャーな認識に繋がっているということ自体がノルテの主張を裏付ける現象である。 ベトナム軍がカンボジアに侵攻した際地雷を埋めまくって今でも犠牲者を出し続けているというノルテの挙げた一例が決してクローズアップされない点も重要。 リトアニアにしてもポーランドと結んでチュートン騎士団を追い出し繁栄を極めた黄金時代、つまりリトアニアがポーランドの子分格だったにしてもそれほど「かわいそう」ではなかった時代、リトアニア領になったウクライナやベラルーシ、モスクワ、クリミアなどに元から住んでいた人たちは全然「かわいそう」ではなかったのか?といった疑問は当然思い浮かぶよね(著者の先入観ありきの作文物語はまるでリトアニア人がそんな疑問を些かも持ち得ていないかのようにも受け取れるため、逆にリトアニア人に悪印象を抱かせかねない駄作だと思う)。 そういった相対化は歴史学における必然過程なんだがノルテ批判者は「相対化によってナチスの犯罪の唯一性を否定するなんてとんでもない!」と思想宗教的に歴史学の在り方そのものを否定する。 第三帝国に関する検証的学究が禁忌とされ続ける限り第三帝国は過ぎ去ることなく邪悪な魔物として輝きを増しながら生き続けるであろう、というノルテの指摘は実に的を射ていると思うよ。 「過ぎ去ること=忘却・滅却」という解釈を前提としてノルテを否定せざるを得ない人こそ第三帝国を不滅たらしめている。 第三帝国の犯罪の唯一性を侵してはならない(不滅でなくてはならない)という主張は思想の全体主義を強いる政治宗教的な何かであり学問に禁忌なしと異論を唱えるノルテにとって到底受け入れられない主張であることは明白だ。 しかしこいつら議論するなら簡潔な表現を心がけてくれないか。 まるで前総理の弁舌の如く冗長すぎる上に揚げ足の材料提供しまくりでなんというか。 #
by yuzuruha_neko
| 2010-07-30 05:28
| 今日のニュース・雑考
ウィキペディアによると1945年~1989年までを冷戦時代とするらしい。
鉄のカーテンと言うより見えない世界(踏み込んではいけない世界)があったという感じ。 日本は西側陣営にいたためもちろん見えない世界は東側だったけれど、東側の人たちに西側が見えていたのかどうかはよく知らない。 多分、西側も東側も、大統領・書記長クラスであっても隠された部分があったのではないかと。 ちょっとアホな話を披露すると、各国の世界地図は自国が中央に配置されているため北米大陸も南米大陸も日本の東にあります。 したがって素直に「なんでアメリカが西側なの?東にあるのに」という疑問をそのまま母に問いましたが母の返答がイマイチ理解できず(多分冷戦下における東西の意味を教えてくれたんだと思います)、近年やっと緯度と経度の性質の違いに気付いて妙に腑に落ちた次第です。 「日出処の天子」の意味も実はあまり納得できないでいた。 夜が明ける時間に日没を迎える国が当たり前にあるんだから挑発も激怒も意味なくね?と。 「マンガで読む世界の歴史」みたいな本で(確か)大英帝国時代に「イギリス(領)は陽が沈まない」という言葉があったと知って、世界中を植民地支配したことが誉れになるのか?それは逆にすごく恥ずかしいことじゃないのか?とカルチャーショックを受けた記憶も。 話を元に戻して、冷戦中も武力による戦争や侵攻はあったものの、ベトナム戦争は米国が戦闘に加わったから世界的にインパクト強大だった部分があるんじゃないかと思うし、何より年単位(以上?)に国境線が変わり続けたヨーロッパに安定をもたらした。 国が滅びるのはともかく国の場所を変えるなんて島国の人にとっては斜め上すぎる離れ業。 東欧諸国にとってはWW2後の領土分割は大変お気の毒なことになったが、あれほど戦乱まみれだった西欧諸国はEU(前身はECだっけ?)という同盟的連合を生み出し一定の影響力を保持することに成功した。 睨みあう米ソの二ヶ国が強大化する中で干からびつつあった元列強ヨーロッパの影響力を挽回するためにEUは生まれたのだから、EUは冷戦時代に感謝するべきだと思う。 核、あるいは東欧諸国にだけ目を向ければ冷戦時代はヘイトな時代だが、これほど世界の安定に貢献した時代もないだろうというのが私の解釈。 何よりかつての列強ヨーロッパの矜持を保つ形で安定させた功績は大きいなと。 実のところかつて栄華を極めた自分(とみんなが思っている)がアル中の田舎者や俄かに西側のリーダーになって主導権を振り回し始めた成金新興国より勢力的に下座になったことは自慢の鼻が叩き折られるほど屈辱だったのだろうと邪推するけれど、お前らの鼻なんか何の役にも立たないし。 決して見ることができない世界がある、という事実の象徴だったベルリンの壁がラフな服装の青年たちによって壊され、東欧革命が相次ぎついにはソ連邦が崩壊する、という一連の流れは歴史の長さに比べてあまりにも速すぎたため、歓喜の熱狂よりも「世界が変わる」という戦慄に近い不安を抱かざるを得なかったことも当時のメディアを記憶している一人の偽らざる気持ち。 またどんな悪逆非道の限りを尽くした独裁者にしても死刑台に送る前に射殺された映像がテレビで配信されたのは恐ろしすぎた(さすがに革命の汚点という国内世論もあったそうだが)。 そして今、世界は米国と中国の二ヶ国がイニシアチブを握っている。 冷戦時代よりも恐ろしい世界にいる、とあくまで私個人として感じている。 以前はチャイナ・クライシスなど話題の種としか受け止めていなかったけれど、四千年間何も変わらず今の覇権は中国共産党にあるというだけ、人民には愛国心などなく時の権力者に睨まれないよう、媚を売って点数を稼ごうという中華思想に基づき共産党(時の権力者)に従っているだけの大国が破綻すれば近代的手段で対応しようがない。 米国も敵を作り過ぎた。 ムスリム=テロリストとしてムスリム差別が堂々とまかり通っていいはずがない。 確かにムスリムは「目には目を」という考え方が強いため、殺人事件の動機に占める「復讐」の割合が半端じゃないとか(彼らにとって「復讐」は下賤で野蛮な行為ではないのだ、多分)。 しかし無差別攻撃や破壊や殺戮を目的とするテロリストと同一視してムスリム差別を続けていれば、いつかそれが「目には目を」の形で返ってくる可能性に考えが及ばないのだろうか? その時はアラブ(ムスリムの自意識は単にアラブ)を根絶やしにする気なのか? 私が以前アラブに興味を持ちアラブ関係の本を読み漁ってアラブの文化に惹かれたせいか(当然クルド迫害などアラブの問題も知った)、アラブに対する無差別差別に憤ってしまうのかもしれないが、ナチスのユダヤ人迫害に等しい行為をアメリカ主導のもと世界規模で行っているようにも受け取れる、というかそうとしか見えませんね私には。 オバマを無能と呼びたい人には何も文句をつける筋合いがないが、彼の肌の色を侮蔑するような発言が非難されないのはおかしい。 20世紀の日本では言葉狩りが盛んに行われ、ちびくろサンボが発禁になりカルピスマークが変更された(黒い人物シルエットが黒人に見えるからダメという「だからなんだ」な理由)が21世紀になって白人解釈の人種差別(カラード差別)が逆に肯定されるとは。 名誉白人という不名誉極まりない称号なんぞ要らん、カラードとして言いたいこと言ってやる。 夜中に熱くなったが冷戦時代は「平和」というたった二文字のコピーに大多数の日本人が同じ解釈(平和を到達点として、平和の敵は武器や軍隊であるという解釈)を示していた時代でもある。 危険な新時代を迎えて従来の解釈に異議を唱える人が現れ始めたのは自然の流れでは? ◇追記◇ 冷戦下においてそれまで列強国の統治下(支配下)にあった国々でさまざまな代理戦争が行われたことを考えれば安定の時代と言い切ってしまうのは無神経すぎたと反省しました。 しかしその代理戦争によって撒かれた火種が米ソの睨み合いによる凄まじい圧力から解放されたのち激しく火を噴き出したことも、旧ソ連邦の崩壊によって事実上世界の支配者となった米国が「民主化」という愚策をスローガンに正義の戦争を繰り広げることによってさらに発火地点を増やしていることも、「冷戦時代は安定していた」という見解に繋がっています。 世界規模の戦国時代(天下統一レベルではなく春秋戦国)到来というべきでしょうか。 生き残りをかけた戦乱の時代に隣国に兵糧を与えて国庫をからっぽにする無能集団(大将小沢+烏合の衆)が政権を取った日本が米国の占領統治の失敗を如実に表しています。 もう沖縄は米国に戻したほうがお互い傷が浅くて済むのではないかとも思います。 本土の捨て石にされたという怨みが生傷状態なまま返還運動を繰り広げ、日本に返還されたのちに日本全土を危険に晒すということであればもはや外患誘致活動の拠点に他ならない。 沖縄として、日本国民としてどうするべきかをきちんと考えて主張している人が身を隠さなければ危険だというくらい沖縄が全体主義に染まっているのであれば、沖縄社会に対して何らかの措置を取らなければ共倒れの危険があるという考え方もご理解して頂けないかと希望として(てゆーかそれはもう日本社会ではなく中国共産党社会、あるいはスターリニズム社会なんだからむしろ何らかの対策を取らないほうが沖縄を捨て石にすることになるのでは?)。 #
by yuzuruha_neko
| 2010-07-27 03:05
| 今日のニュース・雑考
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