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2010年 04月 11日
David Byrne & Fatboy Slim "Here Lies Love" http://www.davidbyrne.com/here_lies_love/ 噂のDavid ByrneとFatboy Slimの共作となる"Here Lies Love"を購入して聴いた。情感たっぷりの70年代終わり、80年代初めのディスコミュージック風。そう、まだ「クラブ」じゃなかった時代。ミラーボール、ファラ・フォーセットの髪型、トラボルタとオリビア・ニュートンジョン、「ドモアリガット、ミスタロボット」、EW&Fの「セプテンバー」とかの時代。これは色々な意味で傑作。 なんともスゴイのは、リリックスはイメルダ・マルコスの人生だということだ。 http://en.wikipedia.org/wiki/Imelda_Marcos あのフィリピンの国家財政を私物化した張本人の一人、マラカニアン宮殿の3000足の靴(と500着の下着)の部屋の主、あの人民革命によりフィリピンを追われたが、1992年に帰国したあとなんと下院議員に当選。しかし、任期終了後また不正蓄財で逮捕され収監されたが裁判で勝ち、現在は2010年の下院議員選挙に出馬中...という波乱万丈の人生である。 David ByrneとFatboy Slimが作ったこのアルバムは全22曲という大作で、招待されたボーカルアーティストも以下のようにほとんど女性アーティスト(男性ボーカルはSteve Earleだけ)で、通好み。 Tori Amos, Theresa Andersson, Nicole Atkins, Camille, Charmaine Clamor, Steve Earle, Sia, Cyndi Lauper, Nellie McKay, Allison Moorer, Sharon Jones, Natalie Merchant, Róisín Murphy, Candie Payne, Kate Pierson, Alice Russell, St. Vincent, Santigold, Martha Wainwright, Florence Welch – vocals, Shara Worden 中でもCyndi Lauperの唄う"Eleven Days"、Tori Amosの唄う"You'll Be Taken Care Of"、Theresa Anderssonの"Ladies in Blue"、Sharon Jonesの"Dancing Together"、そしてSiaの"Never So Big"が特によい。というか、傑作曲揃いでどれも聴かせる。 おそらくリリックスはDavid Byneによるものだと思うのだが、イメルダ・マルコスの自己顕示欲たっぷり、無限大の自信たっぷり、私は世界から愛されて当然感たっぷりを表現していて面白い。音作りもFatboy Slimがやっているから、職人芸である。まったく隙が無い。 なぜにテーマがイメルダ・マルコス?しかも、なぜにこんな豪華ゲストでこんな傑作作るかね?という疑問符が正直頭を駆け巡るが、なんでも、David Byneがイメルダ・マルコスの物語を読んだ時に、イメルダがダンスが好きで、ミラーボールつきのダンスホールを全世界の家に持っていたというくだりにインスピレーションを得て、イメルダのライフストーリーを、ミラーボールの下で踊ることができるクラブダンス風の音楽に載せたらどんなにスゴイか、と思ったことがキッカケだそうだ。エーッ、そんな理由なのか…。 ちなみに、Santigoldが唄う"Please Don't"はメイリングリストへのメイルアドレスを登録するとDavid Byrneのサイトから無料でダウンロードできる。デジタルダウンロードだと、320kbpsのMP3か、Apple Lossless, FLACの三つのフォーマットを選択できる。価格は$16.98である。 David ByrneとFatboy Slimが好きなら、これはオススメ。
by yutakashino
| 2010-04-11 23:28
| Music
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