迷いながら生きればいい
2012年 06月 19日
はじめから強固な意志を持ち、
誰からの批判も気にせず、
わが道に向かってまい進できる人なんて、
まずいないと思う。
でも人は比較してしまう生き物。
「あの人みたいに強くなんか生きれない」
「あの人は能力があるし特別だ」
「迷ってばかりで完璧になんかなれない」
完璧な人などどこにもいない。
みんな迷いながら、悩みながら、
時にはへこみながら生きてる。
そんなもんだ。
どんなにすごそうな人でも。
最近個別にお会いした人で、
私も迷いながら生きている一面を少し話したら、
たいそう驚かれて、逆にそれが励みになった、
という人が何人かいた。
「えっ、かさこさんでも迷うことあるんですか？
それ聞いて、なんか、勇気をもらいました！」
そんなことを立て続けに何人かに言われたので、
喜んでいいのか、よくわからなかったが、
“強そう”に見える人が弱いところをちらっと見せると、
それが誰かの勇気に変わるのなら、
喜んで私の弱いところを見せよう（笑）。
でもそんな風に悩んでいた人自体が、
実は周囲からは「ものすごい強固な意志を持った人」
だと思われていて、
その人がいろんなことで思い悩んでいることなんかわからない。
でもすごく悩み、迷っていた。
周囲からは「完璧な人間」と見られていても、
自分では意外にも「もろくて弱い人間」だったりもする。
他人に弱みを見せる人はそう多くない。
だからついついみんな自分と周囲を比較して、
「みんなはしっかりしているのに私だけ・・・」とか、
「私だけが思い悩んでいて、
みんなは自分の信じた道を歩んでいてうらやましい」とか思いがち。
でもそんなことはない。
誰だって時にくじけそうになったり、
弱音をはいてみたり、あきらめそうになったりしてる。
それでも道に迷いながら必死にもがいて、
周囲に弱みを見せずに歩んでいる風に見えるのは、
今は到達していなくても、見定める方向性、
すなわちゴールがしっかりしているからだ。
今はそのゴールからは遠く離れている。
理想の生活や理想の自分とはかけ離れている。
今、何をすべきなのかよくわからなくて迷っている。
でもどの方向に行けばよいかだけわかっていれば、
迷い、悩み、苦しんでも、
そこに向かって歩いていけばいい。
だからそういう人は、本当は心が折れそうになっている時でも、
強そうに見えるのだ。
なんとなくでいい。
漠然としていてもいい。
ただ自分が北にいくのか南にいくのか、
東にいくのか西にいくのか、
その方向性だけはある程度固めておいた方がいい。
それさえ固まっていれば、
夢の途上の苦労やつらさも乗り切れるだろう。
ただやみくもにあっちいったりこっちいったりして、
方向性がいつまでも定まらないのは、
多分、まだ自分が自分に対して素直になっていない証拠。
どこかで世間体だとか他人の目だとか、
プライドだとか常識的な価値観だとか、
そういうものに縛られている。
だからフラフラする。
自分の心に素直になる。
自分を過小評価も過剰評価もしない。
過去やコンプレックスにとらわれすぎない。
選択肢を勝手に狭めない。
そうして自分の方向性を考えれば、
きっと自ずと向かう方向はわかるはず。
そうなれば、今、どんなに弱く、
迷い、思い悩んでいても、
しっかりした足取りでゴールに向かって歩いていけると思う。
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誰からの批判も気にせず、
わが道に向かってまい進できる人なんて、
まずいないと思う。
でも人は比較してしまう生き物。
「あの人みたいに強くなんか生きれない」
「あの人は能力があるし特別だ」
「迷ってばかりで完璧になんかなれない」
完璧な人などどこにもいない。
みんな迷いながら、悩みながら、
時にはへこみながら生きてる。
そんなもんだ。
どんなにすごそうな人でも。
最近個別にお会いした人で、
私も迷いながら生きている一面を少し話したら、
たいそう驚かれて、逆にそれが励みになった、
という人が何人かいた。
「えっ、かさこさんでも迷うことあるんですか？
それ聞いて、なんか、勇気をもらいました！」
そんなことを立て続けに何人かに言われたので、
喜んでいいのか、よくわからなかったが、
“強そう”に見える人が弱いところをちらっと見せると、
それが誰かの勇気に変わるのなら、
喜んで私の弱いところを見せよう（笑）。
でもそんな風に悩んでいた人自体が、
実は周囲からは「ものすごい強固な意志を持った人」
だと思われていて、
その人がいろんなことで思い悩んでいることなんかわからない。
でもすごく悩み、迷っていた。
周囲からは「完璧な人間」と見られていても、
自分では意外にも「もろくて弱い人間」だったりもする。
他人に弱みを見せる人はそう多くない。
だからついついみんな自分と周囲を比較して、
「みんなはしっかりしているのに私だけ・・・」とか、
「私だけが思い悩んでいて、
みんなは自分の信じた道を歩んでいてうらやましい」とか思いがち。
でもそんなことはない。
誰だって時にくじけそうになったり、
弱音をはいてみたり、あきらめそうになったりしてる。
それでも道に迷いながら必死にもがいて、
周囲に弱みを見せずに歩んでいる風に見えるのは、
今は到達していなくても、見定める方向性、
すなわちゴールがしっかりしているからだ。
今はそのゴールからは遠く離れている。
理想の生活や理想の自分とはかけ離れている。
今、何をすべきなのかよくわからなくて迷っている。
でもどの方向に行けばよいかだけわかっていれば、
迷い、悩み、苦しんでも、
そこに向かって歩いていけばいい。
だからそういう人は、本当は心が折れそうになっている時でも、
強そうに見えるのだ。
なんとなくでいい。
漠然としていてもいい。
ただ自分が北にいくのか南にいくのか、
東にいくのか西にいくのか、
その方向性だけはある程度固めておいた方がいい。
それさえ固まっていれば、
夢の途上の苦労やつらさも乗り切れるだろう。
ただやみくもにあっちいったりこっちいったりして、
方向性がいつまでも定まらないのは、
多分、まだ自分が自分に対して素直になっていない証拠。
どこかで世間体だとか他人の目だとか、
プライドだとか常識的な価値観だとか、
そういうものに縛られている。
だからフラフラする。
自分の心に素直になる。
自分を過小評価も過剰評価もしない。
過去やコンプレックスにとらわれすぎない。
選択肢を勝手に狭めない。
そうして自分の方向性を考えれば、
きっと自ずと向かう方向はわかるはず。
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by kasakoblog
| 2012-06-19 23:12
| 生き方
