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ぬらりひょんの孫 第百二十九幕「追憶の欠片」の感想

2010-11-01 (Mon) 05:34

 リクオの切り札の鬼纏も通じず、羽衣狐の圧倒的な力の前になすすべもないリクオ。もうダメかと思われたその時、リクオを助けに現れたのはゆらだった!これで羽衣狐を倒すための切り札、祢々切丸と破軍の使い手がそろったことに。父親の仇、祖父の代からの因縁の相手、羽衣狐との決着の刻は近い…!!

 しかしそのとき、ついに巨大な鵺の赤ん坊の殻が破れてしまうわけです。これはすなわち安倍晴明の千年ぶりの復活を意味するのか!?しかし結局晴明が復活したような描写は描かれませんでしたね。とりあえずはリクオ達と羽衣狐の戦いの決着が先になるのかな。それにしても羽衣狐は晴明復活を前に今まで見せたことのない顔を…

 そうそれはわが子を愛おしく思う母親の歓喜の表情。ああっ、俺も羽衣狐様の愛を一心に受けたい!でもみんなが半ば諦めかける中、まだリクオだけは諦めていなかった。だってまだ幼い頃に自分が見た、父親と羽衣狐の間にあったことを聞き出せていないのだから。そして飛び散る無数の鵺のカケラに映るは羽衣狐の千年の記憶!?

 やはりどの時代の羽衣狐よりも現在の女子高生な羽衣狐様がお美しい。おおっ、ついに羽衣狐様が憎きぬらりひょんの一族との因縁に決着を。まさにトドメを刺さんとしたそのとき、巨大なカケラに映し出されたのはロリ羽衣狐様が二代目を刺したときの映像だった。でもあの視点は…そうか、これは幼い頃のリクオが見たシーン…

 あの鵺のカケラは羽衣狐以外の記憶も映し出すんですね。それを見て激しく動揺してしまう羽衣狐。あの漆黒な瞳が、何の光も宿さなかった黒き瞳が、ここにきて光を映すようになってきている。これはつまり寄り代の人間の記憶が戻って来ているということなのか。そしていきなり苦しみ始めて、一体どうされてしまわれたのか…

 この機を逃すまいと、羽衣狐に立ち向かう花開院家陰陽師達。そしてついにゆらの破軍が発動!!羽衣狐を捕らえることに成功!!さらにリクオが祢々切丸でトドメを…!!ついに四百年に渡る因縁の相手、羽衣狐を倒した…のか!?でもなんだか羽衣狐の様子がさっきからおかしい。えっ、今、二代目=リクオの父親を見て何と言ったか!?

「お父…様…」

 たしかにリクオの父親を見てお父様と言いました。いやこの展開は全く予想だにしていなかったけど、一体どういうこと!?まさか羽衣狐様がリクオの実の姉だと!?それともリクオの父親は若菜さん以外の女に子どもを産ませていた…腹違いの姉?ここにきて二代目の隠し子疑惑が発覚!?バトルとは違うところで面白くなってきましたね。

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