黒い日々のこと。
脳梗塞日記
入院中、日々気持ちが黒くなることがありました。
諦観の日々でもあったのですが、それでも。。。。ね。
私と同じタイミングで入院してた方がいたんですよ。
しかも同い年。そして同じく左上下肢の麻痺。
ひと言だって口を聞いた事は無いけど、妙に気になって。
何故かというと、この方は私と比べて圧倒的に回復が速かった。
リハビリルームで見かける度、『あ、すごいな』って思ってて。
気が付いたら車椅子じゃなくなって。杖も四点杖から一点杖になって。
その杖もいつの間にか無くなり、足の装具も外れて。
左手のリハビリも、私が結局退院まで全く辿り着けなかったやつを
結構早い段階でやってて。しかも明らかに順調で。
私より遥かに早く、さっさと退院していきました。
毎日、病棟やリハビリルームで見かけるんです。
その度に、私は妬み、嫉み、僻んだ。黒い気持ちしかなかった。
人と自分を比べても仕方ない。それはわかってる。
でも、その気持ちがよぎる。ほんの一瞬でも、その気持ちがよぎる。
やっぱり、よくなかったんでしょうね。あの頃。
慰めてあげたいし、引っ叩いてやりたいw
情けないですね、本当に。
忘れない様に、自省の気持ちも込めて書き残しておきます。
では、また。Kanjiでした。
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