以前少し書きましたが、今回の入院生活で一番衝撃を受けたのは
と言われたことでした。
医者ってのは随分いい加減なこと言うんだなぁ。。。って思いましたよ正直。
今となっては全力で謝罪したいですけどね。ほんとゴメン。
そんなワケで、緊急性を要するという結論になりまして。一時転院ですよ。
バイパス手術になったら大ごとだなぁ。。。とドキドキしておりましたが、
脳梗塞発症間もなくということも考慮してステント留置術となりました。
局所麻酔で済みますし、手術の時間も一時間程度とのこと。
ただ、2回に分けてやりますよ、と。
3本ある冠動脈のうち、2本細い所があります、と。
写真見せてもらいましたけど、確かに消え入りそうに細いじゃないですか。
で、そこにステントを置いて血管を広げますよ、と。
ただ一点。そこを広げたときにそこにあるカスと言うか澱が血流に乗って
流れるので、その先の細い血管に引っかかって痛みが出ると思います。
ですが、折込み済みの事なのでご安心下さい。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
心筋梗塞の予告ってコトでぉk??
若干動揺はしましたが、お医者さんが折込み済みだって言うんだから・・ね?
流されるまま、手術当日。朝イチでしたので、粛々と進んでいきますよ。
麻痺で当然歩けませんので、病室からストレッチャーに乗って手術室へ移動。
意味も無くテンションが上がりますよ。
手術台に乗せられ、いざ開始。まさに、まな板の上の鯉。
私は鼠蹊部からではなく手首からカテーテルを入れる術式でした。
麻酔が効いているので、正直なんともないんですよね。これは退屈だ。。。
と思ってたら、なんか胸が痛い。つか、背中が痛い。
しかもそれがジワジワと、そして確実に強くなっていく。
あ、これが説明されたやつか!とすぐに察することは出来ましたが、
だからといってどうする事も出来ず。ただただ痛みに顔を歪めて唸るだけ。
『モルヒネ入れて』的な言葉が聞こえまして。
これで少しは楽になるかな?という思いと、モルヒネ怖ぇよ。。という思いが
交錯しましたが、異を唱える気力も何もありません。それくらいキツかった。
これで楽になりますからね~と言われ、ホッとひと息・・・と思っていたのに、
痛みが引かない。まぁ痛い。呼吸も荒れ放題といった始末。
結果、モルヒネ追加。酸素吸入器装着。
ようやく少し痛みが散って来た頃に、手術終了。長い一時間だったぜ。。。。
と思ってたら、2時間半経ってたwww
そっか、決して全てが順調じゃなかったってコトなのねw
術後は、右手首を3時間固定&圧迫。動脈からカテーテルを入れているので、
出血を防ぐ目的だそうです。そうだよね、動脈だもんね。
とはいえ、左半身麻痺の私に右手を使うなというのはやや無理ゲー。
まぁ、強く力を入れなければ大丈夫とのことでしたので、
ベッドの上で大人しく過ごしましたよ。メシくらいは食えましたし。
そもそも、モルヒネでボーーーーッとしてましたしねw
数日間を空けて、2度目の手術。こちらは極めてスムースに1時間で終了w
その後、無事退院となり元の病院へと戻っていった次第であります。。。
ひとつ、驚いた事がありましてね。
最初の手術の後、一日半程酸素吸入を続けてたんですよ。鼻の穴に刺すやつ。
ただ、よく外れちゃうんですよ。で、面倒なもんだから外れたままにして。
こんなの何か意味あるのかよ。。。って思ってたんですよ。初めてだから。
あれ、すごいね。鼻に刺さないと、ちゃんと息苦しい。命の管だアレ。
海より深く反省すると共に、貴重な経験が出来たと思っております。
心臓はその後極めて順調、全然バクバクしませんよ。
リハビリやりまくって『疲れた~!』ってタイミングで胸に手を当てても、
全然バクバクしてないの。息切れなんてひとつもしないし。
これが一番驚きましたね。心臓がバクバクする方、まずは検査を。
脳梗塞にならなければ、きっと心臓の手術には辿り着かなかったでしょう。
そう考えれば、脳梗塞になった事にも意味があったということですよ。
人間万事塞翁が馬、ということで。
そんなワケで、心臓が結構元気。Kanjiでした。
追伸:
このブログに、公開・非公開で多くのコメントをいただいております。
いずれもあたたかいコメントばかりで、私は日々感謝しております。
非公開コメントに返信させていただく術がありませんので、公開コメントも
返信することなくそのまま既読スルーの様な状態になっていること、
この場を借りてお詫び申し上げます。
今後もこのスタンスは変わりませんが、よろしければ引き続きお付き合い
いただければと思う次第であります。本当にありがとうございます。