カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

以前あった人生の岐路

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6〜7年くらい前のこと、バイトを探していた折、議員秘書の口を紹介してもらったことがあった。というかお願いして紹介してもらった。紹介してもらっておきながらそのバイトには結局就かなかった。紹介いただいた方にはたいへん失礼なことをした。その紹介してくださった方は、現在は表現規制派になっている。別に私のその件が原因ではないんだろうけど、人生不思議なものだ。
で、結局塾講師のバイトをした。あれはあれで大きい岐路だったなあ、とか思う。議員秘書のバイトも相当薄給な条件だったけど、塾講師のバイトはそれ以上に薄給でまったく給金が上がらずに現在に至る。塾講師のほうがマンガ業と両立できそうだと踏んでいたんだけど全然そんなことはなかった。何をどうすればよかったんだろうね。

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9年位前、実家で働いていた頃、家業の金の出入りとか財産の状態とかがどうも把握できなくて「どうなってんのだ」と父母に聞いたことがあった。私は簿記とかの勉強をしたことがないから収支の把握をするのが能力的スキル的にまずたいへんだったし、そして父母はものごとをすっきりと説明する能力は、とくに金銭関係とか現実的な事柄に関してはたいへんに貧弱であり、私以上に金銭感覚についての常識を欠くところがあり、当人自身が把握しているのかどうかもものすごく怪しく、それはそれとして当時私はそれらが全然掌握ができなくてムダに難儀している間に父母との感情的対立がひどいことになって結局家を出た。
ところで先月、父に久しぶりに会った時、当時出納や財産の状態を私が尋ねたのはきっとお前は選挙に出るための金を探っていたのだろう、と父が思っていたと聞いて、のけぞった。ちなみに父のイメージする選挙とは票を金で買うそれである。なるほど私の言説からそう短絡したのか。へたに近いところにいて、前提とする社会イメージがものすごくくい違っている人は、何をどう判断しているのか想像もつかない。親族には金銭的に失敗しているケースが多く、私もその類型だと父母に見なされていたわけだ。そりゃあまあ、ある意味失敗しちゃあいるんだが、生活が不安定で低収入であるということ自体はあまり金銭的失敗だと父母は思っていないから、いや持ってないわけではないんだろうけど社会イメージがどうにも断絶していて、話が通じにくい。色々な意味で情けない。そんなことを心配していたんなら父はそう言えば良かったじゃないか、と思うんだが、親族とは話はどうにも通じないものだ。父も祖父とは全然話が通じなかった。親族の金銭的失敗をどう処理するかについては基本的には私が提案した方針で処理したくせに、そういうことは全く忘れているというか、評価されてないんだねというか、なんというか、まことに情けない、色々な意味で。何をどうすればよかったんだろうね。

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画像はhttp://piapro.jp/content/ap5c0r27gmzexi4aから。