年末特別企画
年齢に抗う? 使い続けたい美容家電3選【私の2024】
2024年12月27日 10:05
2024年も多くの生活家電や美容家電を試し、日常的に取り入れてきたが、今年特に真剣に必要を感じたのが、寄る年波に抗う美容家電だ。ここ1~2年で急激に老けてしまったと実感し、美容家電選びにも熱が入った。そんな筆者が続けたいと感じた美容家電を3つ、紹介したい。
髪がつるんつるんに! パナソニックのナノケアドライヤー
ドライヤーの価格は年々上昇し、中には10万円を超えるドライヤーも出てきている。筆者の経験上、美容家電もドライヤーも高いものはいいものが多いが、高すぎるものには、必ずしもその価値はないと感じることが多い。価格の中には、「この機能いる?」と思うものも多いからだ。
そんななかパナソニックから登場したのが、8万円を超えるドライヤー「nanocare ULTIMATE EH-NC80」だ。従来モデルのフラッグシップが4万円弱だったことを考えると、いきなり2倍超えは飛躍しすぎ! と思ったが、使ってみると違いはすぐにわかった。水分をたっぷり含むナノサイズの「ナノイー」の水分発生量が、従来のフラッグシップに搭載された「高浸透ナノイー」の約10倍になり、髪がさらにしっとりツヤツヤになるのだ。
モード表示が液晶になったり、高浸透ナノイーやミネラルやマイナスイオンの発生量が切り替えられるようになったのは、すべての人に必要な機能かはわからない。ただしパナソニックが持てる技術を詰め込んだドライヤーは、ULTIMATE(究極)の名に相応しく、また髪がパサつきがちな筆者には、仕上がりの違いを実感できるドライヤーだった。
お肌がぷるんぷるんに! ナリス化粧品の「LUMIE」
肌の乾燥も、老け見えするポイントだろう。筆者の場合、顔にお肉がついているせいか、しわはあまり目立たないが、やはりキメの粗さや毛穴の開きが気になるようになってきた。しかし、ナリス化粧品の「LUMIE」を使うと、一度でお肌がもっちりしっとりした。
いわゆるイオン導入器で、まず毛穴の汚れをしっかり引き出してから、美容成分を肌の奥まで押し込んでくれるものだが、もともと化粧品を販売しているメーカーで、同社製品に最適化されていることもあってか、効果実感が得やすい。1週間も使えば、思わず自分の肌を手で確認したくなるほどしっとりした。リフトケア機能もついているので、ついでにたるみケアができるのもうれしい。
おしりがキュキュッと? SIXPADの「Hip Fit」
もう若くないし、昔から体型は諦めているので、今流行りの“美尻”には興味がなかったが、さすがにお尻が四角くなってきたのはまずい、という自覚はあった。さらに、効率よく痩せたいとき、姿勢を改善したいときは、おしりの筋肉を鍛えるとよいと聞くこともあり、おしりを鍛えることは、美に留まらない必要性、重要性があると認識している。
なので、MTGのSIXPAD「Hip Fit」に出会ったときは、「ラクして筋トレできるのか?」と飛びついた。なにしろスパッツのようなものを履くだけで、EMSの電気刺激による筋トレ効果が体感できるのだ。
実際は「ラクして」「履くだけ」というのは言い過ぎで、Hip Fitを履いた状態で家事をしたり、運動すると効果アップが期待できるらしい。でもそれなりに筋肉への刺激を体感できるので、何も履かないよりは断然いい。特に筆者は座りっぱなしの時間が長いので、履き続けて変化を実感したい。