学校帰りにサクラダファミリア見た…。 pic.twitter.com/otIKL1H3oy
— YUTO◡̈ (@JClll) 2015, 7月 22
神秘かつ壮大な銀行システム建造物、みずほ銀行の「桜田ファミリア」 http://t.co/jxEfdTckaG
— 全力2階建 (@kabumatome) 2014, 2月 27
金融って職種がわからないとよく聞くので、偏見でまとめてみました pic.twitter.com/bSNIL98RiM
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 8月 13
まぁ何とか上場した郵政三社なんだけど、構造的に郵便事業の赤字を金融二社の儲けで埋めるって言う状態には変わりないわけで、ある意味で持ち株会社の日本郵政も、金融二社の存在がないと結構実態はどうなのか、と思ったりするのだが
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
上場によって、形式に日本郵便の金融二社への持ち株比率は下がって、今後POの実施で資本的な関係は薄れていくと思うけど、収益力が今後どれだけ向上できるのかは不安視されてるが、わしが割と心配なのはガバナンスとITシステムどうするんだろうというところが結構気になってる
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
・ゆうちょ銀行の現行システムについて
特に、ゆうちょ銀行の情報システムはかなり問題が多く、IT関連の費用が毎年1000億円台後半くらいはかかってる。公社時代に、ITシステムの合理化がかなり進められて、経費率は下がってるんだけど、民営化と上場でまたシステムが複雑になってしまった。主だった基幹系だけで三つある
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
システムに接続されていない郵便局(オフライン局)自体は00年代初頭まで残ったのだけど、急速にシステム化をされたと言う点と、口座数1億口座という超巨大システム(MTUのシステムの倍近い)であるという点ではかなり驚異的なシステムでもある
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
システム構築は、当時の電電公社データ通信本部が担当し、中核となる勘定系システムはハードウェアが富士通製の超大型メインフレームを使用し、他のシステムにもIBM、日立、NECといった大手ベンダーが参加している。データ通信本部は、後に民営化され現在のNTTデータになっている。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
・ゆうちょ銀行のシステムの問題点 その1
(デ通サ)
当時、電気通信事業は電電公社の独占事業で、システムのアウトソーシングそのものができなかった(だから企業は自前でシステムを維持して公社の回線を使う方式を多く取った)。別の方法が、データ通信本部が提供するサービス契約を使うという方式で、データ通信サービス、通称デ通サと呼ばれる
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
デ通サは、今でも国や自治体の機関のシステム構築で幅広く行われているが、行政機関などから見ると非常に使いやすい契約形態である。システム構築費用は公社側が負担して、複数年にわたって回線+ハード・ソフト+運用経費をサービス料として支払う。当然、ソフトに対する著作権は公社が保有する
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
構築時に多額の費用が必要なく、分割で払うことになるので予算計画がたてやすい。反面、中途解約ができない(解約するとそれまでかかった費用をまとめて請求される上に、ソフト・ハードの所有権はない)ので、どうしてもシステムの合理化が進まず、過剰なスペックになってしまう
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00年代半ばに、郵政公社や社会保険庁のシステム分析を外部のITコンサルが分析したところ、CPU使用率が低いシステムがゴロゴロしてることがわかり、大問題になった。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
しかも、公社はまだしも実際にシステム構築を行うベンダーは、請負でシステムを構築するよりも、ハードを売った方が儲かるので、実際に効率の悪いシステムが結構現れた。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
ところが、デ通サだとサービスを利用する形になるんで、システムの利用率を上げてもあげなくても払う金額は一緒(厳密に言えばメインフレームは時間課金なので利用率が上がればそれだけメーカーに払う金は発生するが)だから、切り売りしたり効率的なシステムを作る動機にならない
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
・ゆうちょ銀行のシステムの問題点 その2
(独自性の高さ) 口座番号について
それから、もうひとつ問題なのは郵政のシステムと言うのは、一般の銀行と比べて独自の部分がとても多いという点。システム構築が比較的後だったということもあり、たとえば口座番号の表現なんかだと、全銀は金融機関コード+支店番号+口座種別+口座番号と言う形になる。あんましよくない表現方法だが
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
これが、郵貯の場合には支店という概念がない。昔は、都道府県ごとに郵便貯金事務センターというバックオフィスがあって(今は地域ごとに統合されている)、貯金原簿やシステムもこのセンターごとに分散されていたのだが、これも銀行でいう支店の概念とは異なる
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
なので、郵便貯金の口座番号というのは、口座種別と管轄する郵便貯金事務センターのコードによって構成される「記号」と、入ったり入らなかったりするが、再発行番号、それから口座番号に相当する番号によって構成され、桁数も全銀の15桁に対し、郵貯は13桁と互換性がまったくない
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
どちらかというと、全銀の表現方法の方が世界的に見ると特殊な形態で、支店の概念がない郵貯の方が合理的なのだが。支店単位で口座番号を採番すると、7桁しかないので口座番号が足りなり、利用効率が非常に悪い。ネット銀行なんかだと、本店だけでは足りなくなる現象が起きたりするのはそれ
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
(独自性の高さ) ATMと通帳の仕様について
もうひとつが、ATMや通帳の仕様の違い。昔の郵貯の通帳というと、縦型通帳と言われる銀行の通帳よりも小さなやつでたて開きで横に印字する方式で、オフラインも加味してはんこも押せるようになるとかレイアウトがぜんぜん違っていた。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
銀行も、通帳のサイズは同じでも磁気ストラップの位置や大きさ、フォーマットが違っていることが多いが、コレ実はフォーマットは数種類しかないので、装置メーカはちょっと仕様を変えるだけで全部の銀行に対応できた。しかし、郵貯の場合は特殊なフォーマットだったので専用装置が必要になる
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
ATM自体も特殊で、郵便局の場合はAPM(Automated Payment Machine)と称している。キャッシュカードや通帳による現金の入出金、通帳の取り扱いの他に、払い込み用紙をOCRスキャンして、データイメージを払い込み先に電信送信する機能である。一種のFAX付きATM
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
郵便局は、貯金だけでなく為替の取り扱いも大きな業務なので、それを省力化するためにこういう機能がついているのだけど、そのためにATMは専用品になってしまい、結果的に高コストになっている。最近は銀行も取り入れつつあるが、タッチパネルの他にキーボードをつけないといけないなど要求も違う
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
・ゆうちょ銀行のシステムの問題点 その3
(複雑ながら不足する機能性) 勘定系システムについて
また、システム自体も複雑な割には機能がない。郵便貯金は、いわゆる貯蓄銀行(預金を公債で運用する金融機関)なので、融資機能は必要ないし、顧客に対するマーケティングもそれほど重要じゃないから、情報系システムの整備が非常に遅れている。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
また、郵便・簡保・貯金の三つの事業をやっているので、システムもそれぞれ個別に作られたものを、郵便局では全部やっているので、電算センターと郵便局をつなぐネットワークは非常に規模が大きく、データ種別の大変多い。このため、かつては郵便局ごとにオフコンが置かれていた
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
今は局サーバーというPCサーバーがおかれているが、大抵の銀行が基幹系とPCベースで作られた端末やATMの間をクライアントサーバーで一括管理してるのと比べると、複雑さがかなり高い。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
ところが、民営化が進むと一旦は合理化されたシステムが増えていく。先に述べた全銀との接続と、住宅ローンなどの融資業務に乗り出すための機能が、郵便貯金システムには欠けていたからだ。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
まず、全銀との直接接続のために、現行の口座番号をベースに全銀フォーマットの口座番号に変換して為替取引を行うシステムが必要になる。このシステムの調達は、NTTデータが担当して旧大和銀行のNEWTONが採用された。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
NEWTONは、元々大和銀行の基幹系システムをIBMにアウトソーシングして構築されたシステムで、りそなの経営破綻後に基幹系システムは旧あさひ銀行のCAPベースで統合されたので(信託系システムは一部残ってるが)、基本的にいらなくなったのをNTTデータがライセンスを取得した
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
(複雑ながら不足する機能性) 融資系システムについて
もうひとつの融資系システムだが、こちらも旧UFJ銀行の基幹系システムをNTTデータが買い取って再構築した。UFJ銀行も、基幹系を日立との合弁会社であるUHSに売却してアウトソーシング契約を結んでいたが、東京三菱との合併で不要になったものを買収したわけで。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
こうして、ゆうちょ銀行の基幹系には、勘定系に相当する郵便貯金システム(富士通GS21メインフレーム)、全銀接続システム(IBM System/z)、融資系システム(日立VO3系メインフレーム)と、由来も構成もまったく異なるシステムが存在してる状態で、経費がとてつもなくかかっている
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
・ゆうちょ銀行の次期システム
郵便貯金システム自体も、13年に稼動した第五次システムでいっそうの合理化(東西センターの機能統合・CPUの効率利用化)が図られたが、大きな機能改善・追加は見送られて、為替と融資機能は将来的な課題(郵貯次期システム)として残されている。
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
いずれ、統合となればみずほ銀行の次期システムどころじゃない、史上空前の大プロジェクトになりそうだけど
— (๑╹◡╹๑) (@tsuchie88) 2015, 11月 8
東大寺盧舎那仏像:東大寺大仏殿本尊で通称・奈良の大仏。745年に聖武天皇発願で制作を開始し、総工費4657億円(現在)と28年をかけて完成した。752年には要人含む参列者1万数千人を前に、インド出身の僧・菩提僊那が開眼供養を行った。pic.twitter.com/BoNvJV3uAy
— 仏像紹介BOT (@butsuzobot) 2015, 10月 18
ゆうちょの次期システム構築には50年くらいかかるんじゃないかな。
ま、そんなに 悠 長 にやってられないか。
— さわでぃ(なれる!嫁充) (@sawadybomb) 2015, 11月 8
わかってるのか、当時の世の災厄を鎮めようとした大仏建立は人柱使ったって言われてるんだぞ
— たっこん (@latino_yossy) 2015, 8月 24
炎上案件に投入される人のイメージってこんなだよね pic.twitter.com/RWQbjcDXhU
— Shinya Mochida (@mike_neck) 2015, 11月 8
コメント
コメント一覧 (27)
この規模なら下手すりゃ10年物かな。
統合してそいつにやらしたらいいんじゃない
コードネームはスカイネットな
新システム稼働前に貯金は全額おろしとけって事だよ。
年間保守1000億レベルだと、携わるSE数千人規模かぁ。
金融システムはスパゲッティすぎて設計する人は尊敬もんだよ。
昔はすべて手オペだったので支店内で完結する処理と支店をまたぐ処理ではかかる時間/手間が段違いだった。なので支店を早く識別出来るフォーマットにならざるを得なかった。
電子化が進む中で全銀フォーマットが制定されたが、新しい口座番号体系にしなかったのは、システムが全てダウンしたとしても手オペで処理出来るようにしていた為。
自然災害によるシステムダウンのリスクを無視出来ない日本では、かなり最近までシステムが死んでも業務が継続できる事を求められていた。
MOF(いや日銀だったかな)がそれを必須としなくなったので、現在はシステ厶ありきのオペになっているはず。
もちろんシステムやサイトの冗長化が前提。
振り込まれたとしても、返還を求められるよ。
投資家目線で考えると、システムで混乱して費用が増大して利益が減って株価が暴落した時に大きく買いたいところです。
みずほが混乱して株価が暴落している時に、友人が「バーゲンセールだ!」とガンガン買って、かなり儲けました。
勿論、システムトラブルが長期化して貯金が流出して費用も掛かると言うリスクはあるけど。
ファイ!
維持費膨大ってことか
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071019/285009/?ST=system
あれは、当時の邦銀合併の中で主要銀行グループの基幹系をことごとく取れなかった日立がNTTデータの誘いに渡りに船とばかりに乗って実現したもの。
日立が制作したUFJ銀行向けの勘定系は、オープン系技術とメインフレーム系技術の融合したよく考えられたハードウェア構成、Cobolを脱却してオブジェクト指向をとりいれた保守性の高いソフトウェアアーキテクチャの組み合わせで他社の10年は先を行ったシステムだった。それでUFJと東京三菱合併時も日立への片寄せに自信を持っていたのだけど、当時の三菱系役員の政治力ってやつでIBMに決定。相当な金も人材もかけて開発したシステムが、一転お蔵入りの危機となった。そこにNTTデータからの誘いがあって、相当な戦略受注になったけどなんとか生き延びさせたってわけ。
東証、大証は富士通に取られ、地銀はそこそこ頑張っているけど大型案件がない公共部門を食わすには郵政関係は最後の砦。とわいえ単独では切り込めないので、デ通サ時代から郵便関係では懇ろのデータと組んでなりふり構わず切り込んでる。その後も蜜月関係は続いており、郵便関係でははがき自動仕分け機といったバックオフィスから窓口の情報系も受注してるし、ついには親方である日本郵政CTOに日立OBの小松さんを送り込むことに成功したわけだ。
以上より、次期統合システムはNTTデータ・日立連合の落札だろうというのが私の読み。ま、所詮情況証拠で組み上げた推測でしか無いけどね。
いやいや、実際安くはなってるんでしょ。
これ流用せずにイチから構築なんて話になってたら違う地獄の釜のフタが開いてたでしょ。
本当に凄過ぎて震えたシステムって
ある?て聞いたら
セブンノダイキンシューノーと
アマゾンショーヒンケンと言ったまま
プルプル震えてましたけど
セブンは本当にすごい
中の人が知り合いにいるけど震えるほどすごい
何がどう凄いんだよ
気になって震えが止まらないじゃないか
現行のトランスファー(資金移動)は銀行が介在し各金融機関にシステムがあって、繋げて、口座が生きてて、だよな?
でも今の時代はカフェで茶しばきながら取ってもらったコンサートチケットを分け、手持なしでも尼ギフで払えるから恐ろしいんだ
現金同等物でも現金等価物でもないが、口座番号を教え合わなくても、チケット代は現金近似物でメールできる。
手数料印紙税タダで受け渡しほぼ瞬時で小口の与信(クレカ)がシームレスで送った方にポイントが云々
知らない奴なら敬老キャンペーンとか一生懸命やってるけど定着しないねーなイメージだろうが
為替まわりを知ってる奴はその形成世界に思いを馳せるだけで鼻血卒倒なんだよそっとしといてやってくれ