自省log

毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ

ドラクエアプリに浮かれていたら、スマホが埋没した。

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先日ドラクエがiPhone/Android版で配信された。
ドラゴンクエスト ポータルアプリ | SQUARE ENIX

プレイをしてみた感想を端的に述べると画面の綺麗で、音楽もオーケストラ的な感じでとても良いけど操作がちょっと難しい。そんな印象。

他の方のレビューなどを読んでみたが概ね皆さん、同じような感想をお持ちの様だ。昔はコントローラーがあったから良かったものの、今回はスマートフォン。
画面にコントローラーっぽいのが出てきてそれをタップして進めるのだが、これがとても厄介。
村人と話そうと思っても華麗に行ったり来たりして全然ちゃんと話せないし、片手でプレイしているので油断すると滑って落としそうになる。

そんな感じで操作性とかのマイナス点はあるけど、全体的にやっぱりドラクエって面白いなぁと思った。
私の幼少期は正にドラクエ一色。とは言ってもⅠやⅡが発売した頃は、まだ幼かったので強く印象に残っているのは本格的に一人でプレイしたのはⅤからだ。

当時小学生だったが操作も難しくないし、レベルを上げればいつかクリア出来るからと熱心に取り組んでいた。
それに加え、ドラクエは主人公達が全く喋らないので感情移入出来るのが面白く、まるで自分が主人公になったかの様に時には手に汗握り、強敵を倒せば心の底から喜んでいた毎日。
そんな楽しい思い出と同じくらい印象に残っている記憶がある。感情移入し過ぎた故か以下のモンスターがとても怖かったのだ。

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名を「ドロヌーバ」と言い、恐怖を煽る見た目が印象的。複数体コイツが出現した時は怖すぎて軽く痙攣したくらいだ。
とにかくドロヌーバにだけは会いたくないと思いながらプレイし、家の近所で泥を見かけては「ここからドロヌーバが出てくるんじゃないか」と涙目になった事を鮮明に覚えている。
私はよくも悪くも心からドラクエを楽しみ、ドラクエと共に成長してきたと言っても過言ではないだろう。

あれから幾年月、そんな私も大人になった。どうのつるぎを持ったヒヨッコ勇者様だったあの頃に比べ今でははがねのつるぎを持ち、深い傷を負いながらも"社会という名のモンスター"に、日々猛然と立ち向かっている。
だが幼い頃どうぐぶくろに必ず入っていた「未来への希望」は無くしてしまった様な気がする。

私はドラクエを再プレイする事で、童心に帰り消え果てた「未来への希望」をもう一度手にしたい。
その為に、ドロヌーバを完膚なきまでに叩きのめすのだ。

来るべきリベンジマッチに備え、操作は難しいけどまずドラクエⅠをクリアしなければならないな。
そんな事を考えていたら、急にお腹が痛くなった。

スマホを凝視しながら便座に腰掛け、あまねく開放感と共にお城周辺のスライムを叩き潰す。私は一歩ずつ進んでるぞ。待ってろよ、ドロヌーバ。

そう息巻いた次の瞬間、手が滑ってスマホが便器に落ちた。ヤバッ!!そう思った時はもう後の祭りである。

トプンッ

私が生み落した、出来立てホヤホヤのドロヌーバに吸い込まれていった。
眼前に佇むドロヌーバは、ただ静かに私を睨み返している。またしても私の前に立ちはだかるのかお前は。

さっきは未来への希望がどうとか、色々書いたがもうそんなのどうだっていい。

竜王、世界の半分を私に分けてくれ。

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