藤田さんとお茶会について話すのは本当に楽しいですが、ちょっとオタクっぽいかなと心配しています。今回のトークに付いてきていただき、お茶会の楽しさや面白さを一緒に感じてもらえると嬉しいです。

- Joi

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OpenとClosedのちょうど良いバランス

ここからは制作のシナダがお届けしてまいります。 今日のトーク、Joiさんも藤田館長も本当に楽しそう。クスクス笑いながらお話されてるのが、なんとも素敵でしたね。お茶愛がトークから滲み出ていましたね。

数寄者としての藤田伝三郎の出自や革新性を知るたびに、茶道にのめり込むJoiさんの姿を重ねずにはいられません。明治維新の波にのり西洋的ビジネスモデルを日本に持ち込みつつ、一方で日本文化を見つめ、そこから学び取りつつ文化自体を変容させていこうとする姿はまさに令和におけるJoiさんの活動に通じるものがありますよね。 そして、今回のトークを聞いて学んだのは、お茶会とは意外にみんなお話してるということでした。もっと真剣にお茶立てて、禅問答みたいなのをしてるのかと思ってました。全国各地のお茶室で、どんな歴史上の人物がこれまで密室トークを繰り広げてきたのかというロマン、こちらが聞いてるだけでもなんだか熱くなってきました。 さて、Joiさんといえば、オープンソースな方であるというのはご存知の通り。MozillaやWikipediaなどさまざまなオープンソースプロジェクトに関わってきています。でも一方で、クラブに代表されるような限られたメンバーでの集まりも大好き。そうOpenとClosed、それぞれの楽しみを知ってるからこそタイミングといい点悪い点などがわかるんでしょうね。でも、私はこの密室トークこそ盗み聞きしたいですけどね。そして歴史のアーカイブにしていきたい...。

今回のエピソードを理解するための5つのキーワード

藤田美術館

明治時代の実業家、藤田傳三郎と息子の平太郎、徳次郎によって築かれた美術工芸品コレクションを収蔵した私設美術館。1954年に開館。国宝9件、重要文化財53件を含む世界屈指の日本・東洋美術のコレクションを所蔵。コレクションの4割はお茶道具が占めるそうです。

藤田美術館の展示方法

藤田美術館では、展示にいろいろな工夫がなされています。番組中におっしゃられてるように、茶碗や硯箱などは実際の使用時の高さを想定した低い台に配置してまるで手に取るような距離感で作品を鑑賞できるよう設計されてることはもちろんですが、展示室は黒い壁と抑えられた照明で統一し、作品に集中できる空間を演出。また、ポスターやチラシなどの掲示物を一切排除していることも特徴だそう。

曜変天目茶碗

世界で僅か4点だけ現存する曜変天目茶碗の中の1つであり、国宝に指定されているお茶碗のこと。茶碗の内側には、群青色の広大な宇宙空間に星が瞬くかのような、息をのむような美しさが広がっている。びじゅチューン的には「お茶碗オブザ・ディスコ」らしいです。

北野大茶会

京都の北野天満宮で豊臣秀吉が1587年11月1日に行った茶会のこと。身分に関係なく大勢の人を呼び、1000人あまりが集まったそうです。秀吉自身がお茶を立て、高い茶器でもてなしたそうな。

麒麟が来るに合わせたお茶会

もっくんこと本木雅弘さんをお呼びして行われたお茶会のこと。なんだかキリッとしてかっこいいわあ。みなさん。

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