【日焼け止め】韓国コスメの日焼け止め、SPF値の捏造?韓国コスメ界に激震
週末はいかがお過ごしでしょうか。
今日は昨年末頃から問題視する声が高くなってきた、
韓国コスメの日焼け止め製品のSPF値の偽装論争について
お伝えします。
ことの始まりは去年の12月
海外で人気の日焼け止め製品のSPF値が
表記されている値より低い
とSNSで問題定義されたこと👆
これを受けて、
韓国皮膚科学研究院の院長、アンインスクさんが
自身のYouTube<化粧品は科学だ by アンオンニ>で
商品の実験結果を公開し問題喚起
この動画では数十種類の商品の中から
5つのブランドの商品をテスト。
実際に測定した結果、
表記よりも低いことが明らかになりました。
動画ではブランド名や商品名が
わからないよう、
ぼかされていましたが
取り上げられた商品は下の5つ。
(韓国消費者の情報力👏👏👏)
ピュリト センテラ グリーンラベル セーフサン
퓨리토 선텔라 그린 레벨 세이프 선
ドクタージャルト ソーラーバイオーム アンプル SPF50
닥터자르트 솔라바이옴 앰플 SPF50
クレアーズ ソフト エアリー UVエッセンスSPF50
클레어스 소프트 에어리 UV에센스 SPF50
フィッゲ リリーフサン モイスチャライザー SPF50
휘게 릴리프 선 모이스처라이저 SPF50
ラウンドラボ シラカバ スイブンサンクリームSPF50
라운드랩 자작나무 수분선크림 SPF50
この動画の最後にアンオンニことアン院長は
国内ブランドの日焼け止めを
さらにチェックして本当におすすめできる商品を
3ヶ月後に紹介します!
と締めくくっています。
3ヶ月後とした理由はきちんとあって、
国内ブランドの日焼け止めは、
年始の2月以降の春先に
新製品を発売するケースが多く
”きちんと表記した商品を発売してね”
という、
アンオンニの業界への警鐘の意が込められていたんですね。
そしてその後、
問題提議された5つのブランドのうち、
ドクタージャルトを除く4社は
それぞれのブランドHPにて
謝罪文とその後の対応について公示しています。
ピュリト
謝罪及び対象商品購入者への返金
ラウンドラボ
謝罪及び対象商品購入者への返金
フィッゲ
謝罪
クレアーズ
謝罪及び対象商品購入者への返金または代替商品への交換
ちょっと残念だったのは、
ドクタージャルトの対応
他ブランドに比べてかなり遅く
4月23日付で公式HPに出された公示には、
該当商品は、もともと限定発売の商品で
問題提議される以前に廃盤処理をした、と
今回の論争とは一線置く立場をとり、
希望者には代替商品への交換が可能とありました。
まあ、
ブランドと製造会社との関係もあるので
ドクタージャルトとしても言い分があるのかもしれませんが、
他のブランドに比べて対応が遅れている上、
文言もドライな印象で誠意が感じられない💦
韓国消費者もお怒りです😮💨
そして、SPF値表記論争は
さらに膨らんでいきます。
こちらは<ディレクター パイ>という名前で
YouTubeチャンネルを運営している、
ピヒョンジョンさんが4月22日に公開した動画。
ここでは韓国における日焼け止め商品の認可過程、
現在発売されている商品のうち50余点の
実験結果を公開。
日焼け止め商品のSPF値が
表記よりも低いケースが出てしまう、
商品開発上の問題をより明らかにしました。
韓国コスメ業界では
OEM、ODM会社が商品を製造し
ブランドが販売するという構造が一般的。
日焼け止め商品の場合、
・既に認可が降りた処方(製造会社の取得した母体となる処方)
・同じ原料・規格・含有量
の場合、紫外線遮断指数-20%まで
同じ効能・効果とみなすため
書類だけで商品発売が可能
つまりSPF50でもSPF40までは
法的に問題視されないという現状なんですね。
意図せずとも
SPF値が実際より低い商品が
世の中に出てしまうことに対し
ディレクターパイは、
製造企業、ブランドに対し
問題意識を持ってほしいと訴えています。
その1週間後
新たな動画がアップロードされました
タイトルがかなり衝撃的💨
サンクリームSPF値
捏造証拠を確保
動画はこちら
ここでディレクターパイは
問題となった日焼け止め商品の
”母処方”(모처방/処方の母体となる処方)
に含まれる成分を分析。
そして
機能性成分として登録申請されている成分2種(100g中3%)、
色素成分として配合されている酸化チタン(100g中6g)
に注目。
化粧品マニアならご存知と思いますが、
酸化チタンも紫外線を吸収せず、
跳ね返す働きを持つ、
肌に優しい紫外線遮断機能成分です。
この母処方のSPF値は89で認可されています。
本来なら機能性成分として加えられても良いはずの
酸化チタンを機能性成分の2倍量含んでいるのですから、
この数値には納得できますよね。
しかし
この”母処方”を基にした”子処方”では
酸化チタンを含まない処方にもかかわらず、
SPF値が89という書類上の記載になっていて、
これは明らかな捏造
というのがディレクターパイの主張。
化粧品認可には
複数の担当者の署名があるのにもかかわらず
慣例的に処理され起こった問題と、
製造会社および食薬庁を非難。
商品の問題は
ブランドが非難の矢面に立たされがちですが
より専門性の高い製造会社に非があると
指摘しています。
そして今日
製造会社から”該当動画を削除しないと
法的処置を取ります”という連絡が来たと動画で報告があり、
彼女の立場を説明。
”この問題を解決するために必要だと考えるなら
訴えていただいても結構です”
とブレない姿勢を見せています。
彼女も語っていますが、
1番の被害者は消費者ですよね。
専門家の間では以前から、
韓国でのSPF値認可が日本と違うと認識されていましたが、
やっとこの問題にメスが入れられたな〜という印象。
勇気あるアンオンニ、ディレクターパイの行動に
拍手を送りたいですし、
これを機に韓国コスメ界が真摯な発展を遂げてほしいと
心から願います。
以上、今韓国のコスメ界で起きている問題について
このブログをご覧の方々にも知っていただきたいと思い、
まとめました。
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