Amazon Web Services(AWS)は米国時間6月5日、「Kubernetes」をAWS上で簡単に実行できるようにするマネージドサービス「Amazon Elastic Container Service for Kubernetes」(Amazon EKS)の一般提供を米国東部(バージニア北部)と米国西部(オレゴン)で開始したと発表した。
同社はこのサービスを2017年に「re:Invent」カンファレンスで発表していた。今回の一般提供開始により、同サービスはKubernetesのフルマネージドサービスという点で「Google Cloud Platform」と「Microsoft Azure」と肩を並べることになる。
Amazon EKSが提供されるまで顧客は、Kubernetesの管理インフラを複数のアベイラビリティゾーン(AZ)をまたがってプロビジョニングしたり、不安定なインフラを置き換えたり、サービスの停止時間について頭を悩ませたりする必要があった。
それでも、Amazonがブログで紹介したCloud Native Computing Foundationの調査では、KubernetesをAWSで稼働していると回答したユーザーは他のどのクラウドプラットフォームよりも多く、57%に達していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。