Appleが、「OS X 10.10 Yosemite」に対するパッチを初めて公開した。同パッチは特に、一部の「Mac」ユーザーが影響を受けていた、広範囲でやっかいなWi-Fi接続バグを修正する。
このバグは、特定のMacとルータの構成において、Wi-Fi接続が断続的に切断される原因になっていた。
今回のパッチ「OS X Update 10.10.1」は、これ以外にも多数の問題に対処している。
- 「Microsoft Exchange」サーバに接続する際の信頼性向上
- 「Mail」で、特定の電子メールサービスプロバイダーを経由するメッセージを送信できない問題を解決
- 「Back to My Mac」を使用してリモートコンピュータに接続できない問題に対処
- 共有サービス、「Notification Center」ウィジェット、「Actions」が利用できない問題を解決
- Notification Centerの設定が再起動後に保持されない問題に対処
- 「Mac App Store」で、一部のアップデートが表示されない問題に対処
- 一部の「Mac mini」コンピュータで、スリープ後起動できない問題に対処
- 「Time Machine」で、古いバックアップが表示されない問題を解決
- 日本語入力ができない問題を解決
エンタープライズ関連の改良点は次の通り。
- DNSルックアップ実行時、部分修飾ドメイン名に検索ドメインの追加が可能
- Apple Remote Desktopの最新版が既にインストールされている状態で、Mac App Storeからアップデートが提供される問題に対処
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。