Amazon Web Services(AWS)は米国時間11月29日、VMwareとの新たな統合パートナープログラムを2017年に展開していくと発表した。両社は10月に戦略的提携関係を結んだばかりだ。
この発表は、ラスベガスで開催中のAWSの年次カンファレンス「AWS re:Invent 2016」での「Global Partner Summit」の基調講演でなされた。
AWSのワールドワイドパートナーエコシステム担当ディレクターのTerry Wise氏はこの他にも、公共部門向けの新たなパブリックプログラムを開始すると発表した。同氏は、この取り組みが公共部門における同社の取り組みの延長線上にあると位置付け、GTM(Go-To-Market)戦略に向けたさらなる投資とともに、非営利団体や教育機関のパートナーに向けたプログラムの拡張についても言及した。
既に400社以上のパートナーが認定されており、そのなかにはOktaのようなソフトウェア企業や、Booz Allen Hamiltonといったコンサルティングパートナーも含まれている。
Wise氏は、AWSのグローバルパートナーエコシステムが急速に成長していると述べ、その例としてAWSのマネージドサービスプロバイダー事業が前年比で130%を超える成長を、同社のコンサルティングパートナー事業は前年比で110%の成長を見せていると述べた。現在ではパートナーの3分の2近くが米国外の企業で、エンタープライズや公共部門の市場で著しい成長がみられると、Wise氏は述べる。
さらに同氏は、AWSの顧客によるイノベーションの例として、IoT分野におけるC3 IoTの取り組みや、自動車分野におけるZeroLightの取り組みについて語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。