シスコとPhone Appliは、8月24日、官公庁および自治体、社会インフラ企業に向けて、働き方変革やIoT分野におけるソリューション提供で協業を行うと発表した。
働き方変革の提案では、シスコと、同社のAPIに精通したPhone Appliが共同で、日本特有の文化や働き方変革に適したアプリケーションを提案、提供していく。また国内シェアNo.1(2015年12月末 MM総研調べ)の ウェブ電話帳 「Phone Appli Collaboration Directory」 を提供するPhone Appli社により、これまでに培ってきたさまざまな機能を有するアプリケーションを活用していく。
IoTソリューションの提供では、社会インフラの安心安全なサービス提供を実現する「見える化・リアルタイムコミュニケーション」の推進を行う。センサ付きメガネ、衣服、ヘルメットなどを現場で働くスタッフが装着し、取得されたデータを見える化し、リアルタイムコミュニケーションを実現する。これにより、新たな危機管理と迅速で正確な意思決定ができる仕組みを提供する。
Phone Appliは、センサ付きの服やヘルメット、メガネなどから得られるデータを蓄積、分析し、シスコの音声、チャット、テレビ会議システムなどを使ってリアルタイムに利用状況を閲覧、監視を行う「コラボレーティブIoT」というソリューションを提供している。今後両社は、「コラボレーティブIoT」 を基盤とした各種ソリューションを共同で提案、販売していく。