freeeは8月22日、北海道銀行との業務提携を開始したと発表した。freeeでは今回の連携を通じて、北海道銀行がかねてより進めている地方創生、地域活性化への取り組みを加速させ、開業率の改善や企業の成長を支援するためサービス提供、開発を共同で実施するとしている。
freeeが北海道銀行と取り組みを進める施策は以下の通り。
- freee金融アドバイザーアカウントを利用した共同サービスの開発を検討
- インターネットバンキングとのAPI連携の検討
- 地元企業・会計事務所向けの各種サービスを共同推進
今後、さらなる地域経済の活性化に向けて、freeeの持つ取引や会計などの経理データを元にした共同サービスの開発を検討していく。連携を通じて、地域の企業や個人事業主へfreeeの最先端のテクノロジを提供することで、会社設立(創業期)から成長期、安定期までバックオフィス業務と金融の双方の面で支援できるようになるとのこと。
利用者の経理業務効率化、利便性の向上を実現を目指し、中小企業向けクラウド会計ソフト・給与計算ソフト「クラウド会計ソフト freee」と北海道銀行が提供するインターネットバンキング「道銀ビジネスWEBサービス」とのAPI連携を検討していく。
地元の企業や会計事務所に対し、freeeを活用したバックオフィス効率化に関するセミナーの共催やウェブページなどを活用したプロモーション、freeeの紹介などを実施していく。
さらに、中小企業向けクラウド会計ソフト・給与計算ソフトで高いシェアを持つfreeeと、地域のトップ銀行である北海道銀行ならではのシナジーを生かし、今後、地域ユーザーのバックオフィス業務を効率化するサービスを提供していくとのこと。