セキュア・ディー・ビー・ジャパン(セキュアDB)は4月1日、WindowsとLinux向けデータベース(DB)の暗号化を迅速に実装できる「SecureDB for SME」の販売と出荷を3月から開始したと発表した。税別参考価格は1コアあたり40万円から。
SecureDB for SMEは、DBや業務アプリケーションに依存せず、またそれらを修正する必要もない、いわゆる透過型と呼ばれるDB暗号化ソフトウェア。マイナンバーや個人情報などのデータを暗号化することにより、万が一、外部に漏えいしても情報を保護することができる。
SecureDB for SMEのイメージ図(セキュアDB提供)
主な特徴は以下の通り。
- TechRepublic
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データベース、業務アプリケーションの変更が不要
カーネルに組み込まれたエージェントが暗号化と復号を実行するため、周囲のシステムに手を加える必要がなく、迅速に実装が可能。
アクセス制御、監査ログ、レポート機能も付属
曜日・時間など細かなアクセス制御を設定でき、監査ログ、レポート機能にて分析可能。
パフォーマンス劣化も最小
暗号化後のパフォーマンス劣化も最小化するように設計されており、DB全体を暗号化した5000万件のうち50万件を抽出して計測した結果、パフォーマンスはわずか1%の劣化、容量は3%圧迫したのみであったという。
WindowsとLinuxをサポート
WindowsとLinuxのカーネルをサポートし、多くのデータベースに対応。