ニフティは2月18日、IoTに取り組む企業を支援するサービスを提供する「ニフティIoTデザインセンター」において、米国シリコンバレーに拠点を置くIoTスタートアップMODEと提携したと発表した。MODEはニフティIoTデザインセンターのパートナーとなり、ニフティはMODEが提供するIoTデバイス向けバックエンドサービス「MODE」をニフティIoTデザインセンターのソリューション提案に活用していく。
MODEは、IoTデバイスを使ったシステム構築と運用の手間を大幅に軽減するクラウドプラットフォーム。デバイス管理、ユーザー認証、デバイス所有管理など、IoTシステムに必須となる機能を網羅し、クラウドベースの業務ロジック、モバイルアプリを統合した堅牢なシステムの短期間での開発を可能にする。
利用料金は接続デバイス20台まで無料、それ以上の場合は利用量に応じて課金となる。
「MODE」管理画面イメージ(ニフティ提供)
主な特徴は以下の通り。
- ハードウェア、プログラム言語を問わない柔軟なアーキテクチャ
- ビルトインのユーザー管理、アクセス制御機能
- 高機能なウェブベースの管理UI
- デバイス、クラウド、モバイルアプリ間の高いセキュリティ
- 外部ツールとの容易な連携
ニフティは、米国シリコンバレーの提携企業に出向している社員を通じて現地調査と事業開発を行っている。その活動で得たさまざまな企業やサービスの情報をもとに検討と協議を重ね、今回のMODEとの提携に至ったという。
なお、MODEが日本企業と提携するのは当社が初とのこと。ニフティでは今後も引き続き、シナジーを生む企業と提携し、IoTに取り組む企業を共に支援していくとしている。