Microsoftは同社のDBaaS(DataBase-as-a-Service)である「Azure SQL Database」の新バージョンに向けたプレビューを2014年中に公開すべく、準備中であるという。
米国時間11月5日に開催されたMicrosoftの「PASS(Professional Association for SQL Server)Summit」で同社の関係者が発表したところによると、この新バージョンには、データベースアプリのクラウドへの拡張や移行を容易にするための「SQL Server」機能が新たに搭載されるという。
5日の発表について述べた同社のブログ投稿によると、Azure SQLの新しいリリースでは、オンラインでのインデックス操作やパラレルクエリによる大規模データベースのサポート、共通言語ランタイム(CLR)やXMLインデックスによるTransact-SQL(T-SQL)サポートの向上、拡張イベントによる監視やトラブルシューティングなども追加されるという。
同投稿には「このプレビューでは、インメモリ型の列ストアを可能にすることで、データマートのパフォーマンスを大きく引き上げ、クラウドにインメモリ技術をもたらすというわれわれの継続的な取り組みの歩を進めることになる。われわれはこういった新しいプレビュー機能を、2014年4月に導入したサービス層の一部として提供する。これにより99.99%の可用性と、より規模の大きなデータベース、リストアおよびジオレプリケーション機能、予測可能なパフォーマンスをもたらす」と記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。