慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボとアクセンチュアは共同で「第2回 データ ビジネス創造コンテスト ~Digital Innovators Grand Prix powered by Accenture(慶應・アクセンチュア DIG)」を開催する。
今回のコンテストは、神奈川県、佐賀県、福島県会津若松市、福井県鯖江市、千葉県流山市の2県3市から提供されるデータやソーシャルネットワーク上で展開されているデータなどを掛け合わせ、これら自治体の政策や政策立案手法のアイデアを競う。これらの自治体からは、若者が定着する街づくりや年間を通じた観光客誘致、若年層の投票率向上、都市と地方との間の情報格差の解消など、地域の活性化に向けた自治体ごとの取り組み課題が設定されている。
参加者は、これらの課題を任意に選択し、参加自治体から提供されるデータ、その他国内外のオープンデータ、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが提供するソーシャルリスニングツール「Buzzfinder」で収集されるつぶやきデータを使って、分析して導き出される結果を踏まえて提案する。審査のポイントは以下の通り。
- オープンデータやソーシャルデータなどのさまざまなデータを使用したアイデアが出されている
- データ分析の中心となる部分で参加自治体が提供するデータが使用されている
- チーム構成、使用するデータ、分析内容、プレゼンテーションから高い多様性を確認できる
- データ分析の流れが論理的かつ適切で、分析結果が明確に示されている
- 社会貢献へのインパクト、視点の斬新さ
- 効果的なプレゼンテーション
応募資格は高校生、大学生、大学院生(社会人経験者は除く)。外国人学校、異なる学校に所属する複数のメンバーで構成されるチームも応募できる。応募締切は8月17日。書類での1次選考が行われ、本選に通過したチームは11月8日の最終プレゼンに出場する。最優秀賞として20万円、優秀賞として10万円など合計50万円の賞金が用意されている。